ハンターカブのシート CT125

現在、ノグチシートではたいへん多くのシート改造の注文をいただいており、お盆前納期の受け付けは終了いたしました。さらに、お盆明けからの注文も多く入ってきており、お客様にはお待ちいただく時間が通常より長くなっており、大変心苦しいですがオーダーメイドという性質上、限られた職人で行う作業が急に早くなることもないためご理解いただきたくお願いするところです。

お待たせしている中で自分のシートの記事を出すのも憚られるのですが、こうした試作もあわせて進めることで、より進化したノグチシートになることをご理解いただければ幸いです。

さて、たいした連載ではありませんがハンターカブのシートの続きです。

色々考えてもらちがあかないので、とりあえずこの前の脳みそ柄のキルティングはボツ
いろいろラインを描いて、とりあえずこれで行ってみようというものが見えたので作業開始。
少し手間のかかる切替を試してみることにしました。
ここから型取りです。

型を取ったら、生地に転写して裁断です。

今回は座面にウルトラスエードを使い、ステッチ柄のウエルダーをかけて低めのタックロールにします。

縁取りの部品と縫い合わせてステッチをかけます。

縫い合わせたパーツを乗せてこのまま進むか、1からやり直すか考えます。
試作なので自由なのですが、自由だから制限がなく不自由でもあります。
たいしたデザインのポリシーも無いのに、意味もなく悩むのでたちが悪いのです。かっこよくしたいけどどうしたらよいのかわからないというのが本音です。
誰が見ても「良いですね」と言われるデザインはあるんですけど、勝手に一捻りしたくなってしまうんです。要はスケベなんです。
とりあえず当初の案のままやってみることにします。
赤いラインを入れるべきかどうか悩ましい所なんです。
黒1色が無難なのは分かっているんです。しかし、赤いラインを入れた場合どうなるかも見て見たい。安っぽくなればそう言うアドバイスも今後できるし、かっこよければ強くお勧めもできます。

赤や黒のレザーも、表面の柄をどう組み合わせるか悩むところです。艶の具合も同じです。



取り付けてみないと分かりませんが、自分的にはまぁまぁ合格かなというデザインです。
ハンターカブのシート出来上がり。中身はもちろんダカールスペックのウレタン構成で、カバーはどっかり座って夏場に長時間乗っても蒸れにくいウルトラスエード(アルカンターラ)です。

早くCT125が納車されないかな。待ち遠しいです。
このシートに乗って遠くに旅に出たい。