あいかわらず刺繍は飽きもせずしつこくやってます。
先日、当社の釣職人より「サツキマスのワッペンを作って欲しい」と頼まれて製作しました。
枠の中に6個入る大きさでワッペンをデザイン。サツキマスがちゃんとサツキマスに見えるかどうかは別にして、こんな簡単そうなワッペンでも文字の湾曲や、サツキマスの赤い斑点・・いろいろと難しい所満載なのです。
刺繍途中で、トラブルによる糸切れが一番のストレスなので、プログラムで自動糸きり動作を省いて渡り糸で完成させます。面倒ですが刺繍後にこうして糸切りをします。
裏にアイロンプリント用のフィルムを貼り付け、縁を溶断して完成です。たった6枚ですが、わりと時間がかかるんです。ちなみにこのワッペン一枚で糸は4色、打ち数は7900. 7900回も針が下りてるんです。スピードが750/minなので単純に1枚 10分以上かかるんです。
さて、刺繍マスターへの近道は「完成品の真似!」が一番いいと思っています。
絵画でも摸写をして技術を上げるように、真似ることは悪いと思いません。ただし、真似た物を売ると、それはコピー商品の販売なるのでそれはしません。
刺繍の見本は世の中に沢山あるので、暇があれば真似てます。
私にとっての刺繍の先生は、世の中にある綺麗な刺繍なのです。
オーソドックスな模様なども真似てみたり
最近フェースブック上や人気ブログでよく見かける某格言?標語?や某マスコットや某・・・いろいろ。
著作権?があるのか分からないので少し小さめの画像で(^^;)
悪酔いしそうなコースターの出来上がり。
高性能な機械やプログラムを使っても、上手い下手の差がはっきり出る刺繍。
やればやるほど上手になってる気はしています。
なんでもできるよとはまだいきませんが、そこそこできるようになってきたので、もう少し複雑なものに挑戦してみよう。