ダカールドライバー三橋淳様からシートの修理依頼がありました。
練習車のシートがボロボロになってしまったので、かっこが悪いと・・・
確かに、ダカールラリーで4度のクラス優勝をしたドライバーが、いくら練習車といえども破れたシートではかっこが悪い。
写真で見ると破れは一箇所ですが、全体的なヤレは相当なものでした。
ウレタンは一旦全て剥がし新作します。
やれたウレタンにカバーだけ新品にしても、かっこよく仕上がりません。
コスト優先ならそれでよいのですが、良いシートと言うものは剛性のあるシートシェルにしっかりしたウレタン、そして肌触りの良いカバー地があってはじめて良いと言えるものだと思っています。
見えない部分のコストと言うものは説明しないと分からないこともあるのですが、説明しなくてもその仕上がりから漂うオーラみたいなもので伝えられる製品をつくりたいなと常々思っています。
Jun38c.comの部分はもちろん刺繍。
オリジナル刺繍を承ります!と最近小さい声で触れ回っております。 ヨロシク!
座面と背面は通気性の良い立体メッシュ生地を使用し、周りはウルトラスエード(アルカンターラ)を使用。シートの厚みなどは変えず、全てリフレッシュしました。
2015のダカールでも市販車クラス優勝 社員一同応援しています。