ラリーマシンのナビゲーション機器など

バイクでラリーをする場合、最低限必要なものと言えば、ルートマップを入れるマップホルダー、ルートブックに記載されている距離を確認する精度の高いトリップメーター、そしてGPS。もちろん長距離を走るためのビッグタンクや、非常用の必須装備、そしてノグチシート!(^^)などありますが、今回はハンドル周りのそれらを操作するスイッチに重点を置いてみてみます。

ちなみにこれが私の装備。たぶん一番シンプルでしょう。大きな声では言えませんが、GPSなんてT-NETを緩衝材にしてタイラップ止めです。トリップメーターのスイッチが上を向いていて押しにくいと思われるでしょうが、そもそもそれほど補正を必要としないのでこの位置で十分です。ロールマップの送りは、KTM純正のセルスイッチ。これを押してマップを送ります。逆転させるときはスイッチで切り替えることが出来ますが、逆転させて道を戻る場合は一度止まって手で戻すことにしていました。そうしたほうが、焦らず気持ちも落ち着くのです。

これはGPS2個付け!ヒューズもハンドルに集められていますね。マップの送りは昔ながらのトグルスイッチが付いています。でもこのスイッチ・・
スタート前に彼が話しかけてきて、マップのスイッチはどうやってるんだ?って言うから、自分のスイッチを見せて、これだよとセルのボタンスイッチを見せてあげた。そしたら、ぁそうかそれならいいなぁ。次はそうしよう。俺のスイッチ見てくれよ、昨日壊れちまったし、おまけにスイッチを壊すことになった自分のひざが痛くてねっていっていた。
って言うか、スイッチでかくねーか?ぽっきり折れてなんとか自分で直したって言うけど粘土で固めたみたいになってたなぁ。

これはよく見るスイッチだな。

なにやらたくさん付いている。

このGPSを使用している人は多かった。ガーミンだけど機種名忘れちゃった。
これはトリップメーターが二つ付いているけど、自分には必要なかったな。もちろん壊れたときのバックアップはあったほうがいいけど、それ言い出すと全て予備が欲しくなってくる。キリがないんだ。確かにGPSもトリップも壊れちゃったら先に進みにくくなってしまうけど、行けないことはない。その日のゴールに付けば、何とかなるんです。実際自分のGPSも電源が落ちまくる症状が出て、画面見るたびに真っ白。その度に起動。これも、修理して翌日からは問題なかった。とにかくそうなったら、誰かの後ろをぴったり付いていくしかないね。

ハンドルから伸びたステーで支えてる。

ipad装着のこの車。どう使うんだろう。マップ読み込ませるんだって言っていたけど本当かな。

このバイク。・・・もうちょっと何とかならなかったのだろうか。首を伸ばしたニワトリみたいだ。欧州の参加者は「自作ラリーマシン」をサービスチームに持ち込むのが一般的ですね。他にも???名自作アイデアたっぷりのバイクがあったのですが、なかなか写真が撮れなくてね。

トゥワレグラリーのルートマップはこれです。砂丘ステージでのコマ地図。GPSのポイントと向かう角度が書いてあります。それっぽい風景も漫画として描いてありますが、全く参考になりません。全部同じにしか見えないからです。それと気付いた方もいるかもしれませんが、このマップ下から読んで行くんです。今まで出場したラリーは上から読んでいくマップだったので、最初はどうなるかと思いましたが、走り出すと直ぐになれました。それよりも問題なのが、これを入れるホルダーのほうで、このマップたと逆転方向になるわけです。逆転でも巻き取るにはま巻き取るんだけど、早い段階でマップを送らなくなっちゃうんです。色々試したけど結局手で回したりしてました。

こうしたルートの日にGPSが終了したらちょっと嫌ですね・・。