ラリー中の食事

トゥワレグラリーの食事は毎日ホテルで食べます。お昼ごはんは、私の場合一度も食べませんでした。ゴールするまでスポーツ飲料しか口にしませんでした。場所によっては、カフェなどに寄って軽食をとっているエントラントの姿を見ました。
モロッコは基本的にと言うかこれしかないのですが、上の写真のタジン料理です。牛肉、鶏肉、ゆるゆるのパスタ、クスクスなど。

フレッシュな野菜もたくさんあります。生野菜は嬉しいですね。味はないです。塩とオリーブオイルかけて食べてました。 これが毎日です。変化がないのです。

なので

一回だけやっちゃいました。うちの近所の製麺所、おきなやのラーメン。 身に滲みて美味かった。砂丘見ながら食べたので余計に美味かった。

ドイツ人のカイザーもモロッコ料理はあまり食べていなかったな。毎日サラミも飽きてきたのでって、カップヌードルをマイ箸で食べてた。カップヌードルの蓋に注目(^^)パンです。
注いでいるのはミルク珈琲味の50度お酒・・。

しかし、一度だけ変化がありました。
どーーーん、と並んで肩にかついだのは羊の丸焼き!モロッコ最後の夜だけはいつものメニューにこれがプラスされていた。
まぁ、そこそこの味ということで。
朝はクロワッサンなど数種類のパンが並ぶ。パンケーキもあったな。ジャムと蜂蜜。大好きなコーヒーが残念な味だった記憶が強すぎる。初めて飲んだとき、メカニックのグンターと二人でいたんだけど飲んだ瞬間二人顔見合わせて「xx水か?(^^;)これ」
ありがたいことに毎日ゆで卵があった。ゆで卵に塩振って食べると、当たり前だけどいつもの味。ホッとする。毎日3個食べてました。

お昼は食べないといいましたが、用意されていないわけではないんです。
毎日こんな感じで箱にガサーーーっと缶詰、ソーセージ、パワーバーのようなもの、お菓子などなどが箱に入れて置いてあるんです。もちろん大量の水とパンも置いてあります。缶詰ってどうなのよと思ってましたが食べてみると美味いんです。
これはミックスベジタブルのコンソメ味。バゲットに挟んでサンドイッチみたいにしたり。写真はないけど、日本で言えば秋刀魚の蒲焼のように、魚のトマト煮とかあって見た目に楽しく、食べても美味しい。だから、モロッコ料理に飽きたら、缶詰。缶詰に飽きたらラーメンでいいでしょう(^^)

走り終わった後のコーラは外せません。一緒に何か少しおなかに入れて、次はビール。
どちらも格別です。

他のサポートチームなどは、(たぶん口に合わない)レストランの食事は最初から無視で、自分たちで食事を作って食べているところも多かった。チームでテーブルを囲んでソーセージとマッシュポテト。ちゃんと陶器の皿でね。朝も卵焼いたりしてるんだ・・・。美味そうだったな・・。
上の写真は、戻りのモロッコの港で船積み前のことです。出国手続きをしている時にイタリアチームはでっかい寸胴出して何か作っている。しかもいい匂い!近寄って「写真撮っていいか」とおっちゃんに聞くと「お前日本人から来たライダーだろ?」「おーーーい、この日本人にコレ食べてもらえよ」と近くのオバちゃんに言ったと思ったら

どーーーん!
これがラリー中、一番美味しい料理だったかな。イタリアチームは毎日いろんなパスタ料理をだしてたそうです。次はこのチームでもいいかなぁ。楽しみは多いほうがいいもん。

ゴールはスペインなので、食事もガラッと変わります。
レース中ではないので番外となりますが、ゴール後とにかくお腹が減っていたので海沿いのレストランに行くも、時間は17:00・・食事の時間は19:00からよ。と言われて、トボトボ。3軒目で「タパスならあるよ」と言うことで「じゃここに並んでいるもの全部!」
はぁぁぁぁぁ美味い。スペインだとどこでも食べられる味なんだけど、でも美味い。しかもこれだけ食べてビール2杯で1200円だった。 でも、このお店はこれだけしか今は食べられない。
なので、もう一軒を探し歩く。
あった。かわいくて気立てのよさそうな女の子が笑顔で接してくれる素敵なバー。「何か食べられる?」「問題ないわよ」「お勧めはある?」「このマッシュルームのカツは美味しいのよ」って言うから早速席に座りそれを注文。
既に写真で美味そうでしょ。一口食べて美味いって顔で横を見ると、カウンターにもたれて、こっちを見ている彼女がにっこりウインクしてくれた。付き合ってください!って言うところだった。

そして

忘れてはならない大事な食べ物

マイソウルフード

マストアイテムと言っていい

初の砂丘チャレンジのスタート前に、気合と共にかじった

ラリーの食事でした。