レカロシートの張替 RECARO SEAT REPAIR

椅子屋なので椅子と名がつけば大体のものは張替ができます。
しかし、その手間から新品を買い直したほうが良かったりする場合や、特殊な治具が必要な時もあります。そんな時はお客様と相談の上、良い方向を探って行きます。

さて、レカロシートの張替や修理が続きました。
余談ですが、後に写っているエンジ色のクッションは伊豆のレストランの座面。右後の台車に袋詰めされて乗っているのはアメリカ向けの眼科椅子の枕部分だったりします。
本題です。
1レカロのAM19シリーズ。各部が細かく体に合わせて調整できる高級機種です。
長年使ってカバー地が擦れてきたので張替を依頼されました。
2エクセーヌでの張替です。やはりエクセーヌやアルカンターラの肌触りは一年を通して良い物です。
3もちろん見た目の質感もとても良いです。

続いてレカロのDSV こちらも電動タイプです。
4カバーを剥がす前から中が見えます。乗降車する際に必ずつぶしてしまうシートのサイド部分が酷いことになっています。
5・・・・・・・・・・・・・。
当社のオリジナルウレタンで作り直しです。
6ラバーマットも定番の裂け方をしています。こちらも当社オリジナルのラバーマットに張替です。
1サイドのウレタンも成型後、類似の生地で部分張替。
2張替えた生地は全く同じではないですが、変なツートンにもならず車内に収めれば気にならないレベルです。

これで当分の間不快な思いをせずにドライブできますね。