孤高の雪中行軍  Snow trail

某日、なんとなく山の家の裏にある大きな山を越えて向こう側に村に降りられないかなと思い立ち出発。

天気はいい。気温は低いけどパンツは2枚、インナーもアウターもダウンジャケットを着れば寒さは苦にならない。

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先ずは山の家の点検。特に問題なし。バイクの後ろに見える枯れた葉っぱはバナナ。今年もこの部分だけ密林のようにバナナの葉が3m以上伸びるんだろうなぁ。今年こそバナナの葉っぱで作る「昔、水曜スペシャルで川口ひろし探検隊が食べていた、バナナの蒸し料理」を作ろうと思う。

さて出発、山頂近くにある公衆トイレまでは雪はほぼなし。しかし・・

 

 

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そこまでは登山する人が頻繁に来るので雪が早く溶けたんだろう。駐車場以降一気にこの形相・・・

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轍に入ればボブスレーコースに乗った感じで轍から出ようとすれば転ぶし、なんともならない。一旦止まると、急勾配でもないのに滑って再スタートがかなり困難。

スノーシューの歩いた後をなんとかスピード乗せて走れば、そこそこ浮遊感を味わいつつ走れる。が、蓋のない側溝に落ちる恐怖もあり体はカチコチに固まったまま・・。この時点で汗びっしょり。運動を止めれば、汗が冷えて危険な状態だな・・。

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轍もなくなり(と言うか、雪が深くてそれ以上四駆が進めない)よし、ここから砂漠を走るようにボワーンブワーンと流れるように・・と言うイメージは5秒も続かなかった。一応加速をつけて登り始めたけど、勾配もここまで来た道よりもきつくて、まだ道路は舗装なので地面まで雪を掘ってもグリップしないんです。

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もうちょっと行けると思ったんだけどなぁ。でも、このまま行けたとしても山の裏側から村に下りるのは危険だし、一人で雪の中は怖いですね。雪があるといつもより静かだし。なので、適当に遊んで終了。

今度はタイヤを替えて挑戦してみるかな。