浅間火山軽耐久レース 第1戦

そろそろ常連となりつつある浅間火山軽耐久レースに行って来ました。

なんと、我々のチームは昨年全5戦中2回出場し、その2回で優勝したおかげで2010シリーズチャンピオンになりました。なので今年は№1の固定ゼッケンとなってシリーズを戦うことになります。

浅間山には、まだ雪がありました。朝の光を浴びてとても綺麗でした。

気温は0度。道の横にはまだ雪が残っているところもあります。しかし、前日の雨はすっかり上がって素晴らしい青空が広がってます。

我々のチームは今回も2台体制。トゥデイとヴィヴィオ。参加台数は12台。コースは今までとは違って大外回りのハイスピードコース。直線も長いのでスピードが乗りそうです。

中にはこんな改造をしているチームも。リアにラジエターがついています。他のチームも色々と改造をしていて、軽自動車と言えど本気のレースです。

スタートグリッドはアミダくじで決めます。コレが結構重要で、抜きどころの少ないコースなので、できるだけ先頭近くのグリッドを取って早く逃げたいのです。中盤以降だと団子のままなかなか抜け出せず順位を上げることができません。最後尾スタートともなるとかなり厳しい。追越などで無理なライン取りをすると車へのダメージが酷いのです。そしてクジの結果、Bチームはなんとポールポジション。我々のチームは12台中10番のグリッド・・・・。厳しい展開になりそうです。まぁまぁぼちぼちと楽しく5時間戦おう!

ゼッケン1のトゥデイ号はスタート後の混乱の中から、徐々に順位を上げて40分後には1位に!さすが数々のラリーを走ってきたドライバーは格が違う。

しかし、どうも車の調子が悪いとのことでピットイン。水温系が振り切っている。オーバーヒートのよようだけどその原因が分からない。

沸騰しきったラジエターの蓋を慎重に開けて水を補充。続いて私のドライブ。とにかく行けーー!と言うことでコースインして走り出すも、路面のギャップとズルズル滑る路面で、おっかないのなんのって、何度か心臓を噛みそうになりました。ほんと車のコントロールは難しいです。しばらくするとBチームがバックミラーに映り込んできました。何とか抜かせまいと頑張って走っていた時です。高速コーナーでインを刺された時に、私の車がインに振られました(はたから見れば、故意に進路妨害をしたように見たでしょう)その瞬間、あっと思ってバックミラーを見たら、ミラーにBチームのヴィヴィオが激しく回転している姿が見えました・・・・・・・・・・・・ごめんよーーーー。ブロックしたんじゃないんだ。結果的にはそんな動きになってしまったけど、悪気はないんだ。幸いドライバーに怪我もなくヴィヴィオもまだ走れる状態。応急処置をして走り続けます。

私の車は相変わらず水温が振り切れたまま。車内に設置してあるラジエターのリザーブタンクに沸騰したラジエター液が逆流してシュゥーーーーって言ってる。座席の横で温泉が湧き出てるみたいなのです。車内はラジエター液のなんともいえない香りと蒸気に包まれている状態。何度もピットインして水を補充するので順位はどんどん下がっていきます。

それでも、なんとか周回を重ねるトゥデイ号。レースが半分消化され、お昼タイム。毎回恒例の池町シェフが作るパスタ。今回は簡単ホワイトソースのパスタでした。コレがすごく美味しいんです。

食べ終わった頃に、まだ交代時間ではないのにピットインしてくるトゥデイ号。ドライバーいわく「もう水温計無視して走っていたけど、パワーがどんどん落ちてくるから・・」って、それってそろそろエンジンが終了な感じだよね。水を補充するがどんどん入っていく。完全に空っぽだった。オマケにセルモーターも回らなくなってしまった。水も補充し、止まるまで走れ!と言うことでコースイン。エンジンはみんなに押してもらっての押し掛け。

満身創痍の2台はギリギリ周回を重ねています。・・・が・レッドフラッグが出て車両停止をしたときにトゥデイ号のエンジンが停止。そのままリタイヤとなってしまいました。残念ですが、これもレースです。4連覇はならなかったですが、Bチームは横転しながらも確実に周回を重ねて3位を獲得。

それにしても楽しい日曜日でした。またみんなで遊ぼう!

トゥデイもお疲れ様でした!