浅間軽自動車5時間耐久レース  Light car 5h endurance race

また行ってきました。浅間軽自動車5時間耐久レース。2014開幕戦。
初の参加は2011で、なんと初年度にシリーズチャンピオンを獲得してしまったが、その後はトラブルが続き表彰台の真ん中には立てておりません。
今回はいつもの3人ではなく新たなドライバーが登場!
IMG_7422真っ赤なレーシングスーツを着た、現役ダカールドライバー三橋淳
チームランドクルーザー
の契約ドライバーであり市販車部門では4回の優勝をしている。
まぁこれ以上無いというドライバーである。
スタートはアミダくじで決めるということで、ここは今年のダカールで優勝した男にくじを引いてもらった。
結果 19台中….14番手・・・ 狭くてタイトなコースはスタートが前であればあるほど優位なのだけど仕方ないな。スタート後の混戦を抜け出すために彼に頑張ってもらおう。少しラッキーだったのは常勝チームが最後尾のくじを引いていたことだった。
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優勝候補を抑えながら前を走る三橋。2台ともレーシーな音を響かせてます。

スタートして15分。さすがと言うか当たり前と言うか、なんと13台を抜きトップに!
見てるほうもテンション上がりまくりです。
コース内でクラッシュした車両が出て、赤旗全車ストップ。
ストップして黄旗を待っている我がチームの車の下を見ると、見たくないものが落ちている。
マフラー・・・

IMG_7429すぐさまピットインして番線で吊るす。この時点で2周差がついてしまった。が、まだ4時間以上あるので諦めずにレースは続行。
IMG_74312時間を経過する頃になるとピットでは大規模な修理をする車も沢山出てくる。コース内よりピットストップしている車のほうが多いんじゃないのかと言うほど車が壊れてしまうんです。
壊すのか壊れるのか、よくそんな話しになるんですが、軽自動車で深い轍や突き上げるようなギャップにアクセル全開で突っ込んでいくと、だいたい壊れますね。だから車をいたわりつつ、かつ速く走らせるのが勝つ秘訣なんです。分かっていてもなかなかできないんです。
ちなみに我がチームの車はオーバーヒートで休憩中。
さぁ順位は関係なくなってしまったけど最後まで走ろうとコースインしたが
IMG_7432IMG_7433ボルトが外れてしまった。
IMG_7436ショックも折れてる・・・
残りは1時間。ここまで壊れれば普通は終了です。
が!
せっかくなので時間までなんとかしよう。
IMG_7435IMG_7439予備のショックを持っているチームは無く、主催者がレンタルしている車から外していいよと言ってもらえたので、早速取り外す。
車屋の友人はもとより、ダカールドライバーの手際のよさも素晴らしい。私は「のぐっちゃん、32のソケット借りてきて!はい!  のぐっちゃん、タップ借りてきて!はい! のぐっちゃん、ショック探してきて!はい!」と整備を手伝うといっても要領を得ないので、一流のパシリとして活躍しました。なので手出しできないときに、のんきに写真撮ってるわけです。
IMG_7437なんと残り15分で車の修理は完了。そして最終ドライバーは私。
気持ちよく走っていたのですが、残り5分でまたもや
IMG_7440まぁね、こんなこともあるさ。
いやー楽しかった。
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ちなみに他の参加車両は立ち木に突っ込んだり
IMG_7441ちなみにこれでも走りきりました。
IMG_7442贅沢な遊びだと思います。