車検   エルバ3デイズ エンデューロ

   
受付と車検が終わりました。

既にバイクは保管エリアに入り明日のスタートを待つばかりです。

 
  

自分たちのパドックも設営されたし、心配していた最低限のスペアパーツも手に入りました。

 
受付にはこんなプラカードも置いてありました。 このカードをイタリアの美女が持ち、その後ろをニヤついて入場する自分は容易に想像できます。
  
会場にいると本当に多くの方から声をかけられます。その中の一人、イタリアのとても素敵なバイク雑誌Ridersの編集長と記念撮影。ちょうどその時、私も日本の雑誌RIDERのシャツを着ていたのでRIDER繋がりでいい写真が撮れた。と思う。しかし、彼の胸板厚いな。

  
会場はタイムスリップしたようにヴィンテージバイクで溢れていて、その中でもこれ。ロータリーエンジンだって!

 
これが私のバイク。日本チームのバイクはどれもキック一発でかかるほどよく整備されていて、車体はとても綺麗でした。が、そこは40年経ったバイク。何かとあります。書くまでもなく、それらと相談しながら走らせるのもヴィンテージレースですからね。

  私たちだけではなく条件は皆同じで、会場でエンジン開けている人もいました。

想像したくないけれど、明日からのレースコースの脇にはこうした光景がたくさん現れるような予感です。

  
車検は現行のルールに従い部品交換などしないようにマーキングされます。というか、交換する部品なんてそもそも持ってないよと言うバイクがほとんどですけどね。

   
 車検をしている場所は港で、周りの風景とたくさん並ぶヴィンテージバイク達が違和感なくて不思議な感じでした。

1981にここエルバ島で開催された当時を生で観ていた人も多く、その時のスタッフが、またスタッフとしてお手伝いしていると言う人もいました。

すべての検査が終われば保管です。

   

街中の広場にこうして並べられます。 並べたらもうバイクに触れることはできません。

  

スタート台も素敵です。ここから街を抜けて島の奥に入って行くのを想像するとなんともたまらず笑みがこぼれます。

色々ありつつも日本チームは全員スタートできる準備が整いました。とにかく最後まで、バイクが壊れるまでということではなくで、レース期間の3日間をきっちり消化したいと思います。

  
そうそう、これは車検での一コマ。

父親の車検を見守る息子。その父親も1981当時にその父親の車検をこうして見守っていたのかなと勝手に想像していました。

では、いよいよレースの始まりです。

写真はなかなか取れないかもしれないけれど頑張ってアップしたいと思います。