JCR/HONDA  San Felipe 250  CRF450X

昨年末にJCR/HONDAからシートのオファーがあり、開催ギリギリとなったが間に合ったシート。早速San Felipe 250に出場するゼッケン1xに装着してテストを行ってもらいました。

JCR/HONDAの花輪様(写真も花輪様から)からいただいた、David Kamo選手のインプレ。
BAJAではアルカンターラより、更に強いスベリ止めが良い。
座面がノーマルより若干丸くなっているのが気になる。
しかし、今まで気になっていたシートの底付き感は解消されているので問題はない・・など、色々意見をいただきました。いまさら言っても仕方がないけど、アルカンターラ+サイド滑り止めで張り込んで、予備カバーとして座面も滑り止めレザーのも入れておけばよかった・・・・。
座面がフラットでシートの角が鋭い場合、今までの経験からすると座面を若干ラウンドさせて、角は若干丸みを持たせると言うのが多くの方に好まれる形状でした。
この形状はダカールでクイン・コーディが使用したシートと同じ仕様なんです。 ダカールでは800kmのステージでもなんともなかったよと言ってもらってます。

シートの好みは、今までと違ったシートに乗ることで分かることが多いんです。同じ仕様でも好みが変わればシートも変わる。だから当社はあくまでもオーダーにこだわっているのです。
とにかく、今回はライダーの好みが分かってよかった。本番はライダーが気に入ってるシートで走ってもらいましょう。チャンピオンゼッケンをつけて走るマシンとライダーに妥協がない事くらい知っている。テストされる土俵に乗ってるだけでも野口シートの進化ではあるんだ。 だって「あの」JCR/HONDAが野口シートのテストしてるんだよ!

現在も第2弾のシートを試作中。今回のことを踏まえて、更にパワーアップしたシートを作って、これじゃなきゃ嫌だと言われるまでになってやろう。