日: 2014年3月7日

見てくれているみなさんには大きくてたくさんの写真や動画もお届けしたいなと思ってますが、ネット環境がなかなかなもので苦戦してます。いまこれを書いてるのが朝の四時の静かなホテルのロビー。この時間だとわりとスムーズ。レースが始まるとさらにバタバタするのでどうなるやらですが^ ^
今日は試走して車検です。

受付と車検が終わりました。あとは明日から頑張って走るのみです。とにかく走ることだけ考えて7日を過ごします。とっても楽しみです。
今日の朝、はじめて自分のマシン見てビックリ。KTM450と聞いていたのに、新車のフサベルになってました。しかも、このツアー会社が来年のダカールのために製作した装備が付いています。悪く言えば実験台、だけどこんなカッコ良くて、しかも新車で、専属のメカまで付いてくれるなんてなかなかできることじゃないので僕としては嬉しくて仕方が無い。気になることはあるけれど、僕のスピードならそこまでシビアに考えなくてもいいかなと思ってる。特にリアタンクは満タンにする必要もなさそうなのでほんの少し予備を入れてだから、飾りですね。近くの砂丘を走ってきたけれど具合はすごくいいです。クリアなカウルとオイルクーラーが正面から見るとマジンガーZみたいなのも愛嬌があっていい。
受付や車検はユルユルです。エマージェンシーキットと電話のチェックだけはとても厳しいです。ダカールのように追跡装置もないし、非常時は自分の携帯のみが頼りです。二種類のプロバイダで電話できるかコールして確認します。ホテルには出張SIM販売所もできてます。それもこれも滞りなく終了。
朝はとても寒いけれど昼はシャツ一枚で問題ない。なので朝の寒さだけ我慢すればレースは薄着でなんとかなりそう。
それと、二年前に出場した時に顔見知りになった人たちから、キングオブシート！HRCのダカールシートみてキングオブシートだ！って興奮したよ！なんて声を掛けられ嬉しいです。

チームとは朝の五時に空港で落ち合うことになっていました。今日まで何度もメールを重ね、実績のあるチームと言っても一抹の不安はありましたが、チェックインカウンター前で待っていたらチームシャツを着たモニークがやってきました。ごめんなさい待たせた？今来たところ。と、安い恋愛ドラマ風な会話を交わす。ふぅ。とりあえず一安心。チームは別部隊も入れると25人くらいかな。割と大所帯。誰が競技者で誰がサポートなのかまだよくわかってないです。チームの中に日本人はもちろん私のみ。他のみんなは英語じゃなくて未知の言葉で会話してます。が、何人かが優しい英語で話しかけてくれるので、変な汗かきながらお話してます。何人かはチームシャツに印刷してある当社のロゴがHRCのダカールシートに印刷してあることを知っていたので、それだけで意思の疎通は完璧！しかし、チュニジアへの飛行機はいままで体験したことがないくらいの狭い飛行機で何度か足がつりました。空港からはバスにギューギュー詰めで移動。車内はさながら 遠足！ 大音響でロックンロールを流したかと思ったら、マイクで歌い出したり、それなりに楽しかった。とりあえずスタートのDOUZに無事到着。