月: 2014年6月

ハスクバーナＴＥ２５０のシートの依頼がありました。
現状はノーマルシートをローダウンしているが、不具合もあるのでノーマルシートを新たに改造するというということでした。

ノーマルシート
このままだと足つき性が悪いので低くしたい。

しかし,足つきを良くする為に削った現状のシートはと言うと

足つきはいいけど、後部の立ち上がりがきつくひっかかるため体重移動がしにくい。また、お尻も痛いと言う事でした。

そこで、シートを低くする方法として中央部を角度を変えずに下げ、その前後はなだらかに傾斜を付けることにしました。
低い部分にすっぽりはまり込まないようになるべく前後移動しやすい形状とし、低くして薄くなったウレタンのクッション性を補うために衝撃吸収材T-NETを挿入。

カバー地はＪＣＲ/ＨＯＮＤＡなどで使用しているグリッパーレザーＧ-02。

完成した写真
お客様より
シート制作、ありがとう御座いました。受領してから、時間がたちましたが
その後、初めは少々硬めに思えたシートも、林道ツーリング快適でした。

快適なシートになったということで安心しました。
ありがとうございました。

 

ノグチオリジナル工具巻きに大幅な変更があったわけではありませんが、フェースブックなどで見かける世界で活躍する工具巻の写真をご紹介します。
何かのテスト中だそうです。
何のテストなんだろう。このごちゃごちゃした感じが現場の雰囲気を伝えてくれます。

 

先週のバハ５００での写真（フェースブックから色々拝借しました）
１ｘライダー　Ｃｏｌｔｏｎ　Ｕｄａｌｌ
きちんと並べられた工具が、これからピットに飛び込んでくるライダーを待っています。

売ってます。よろしくです。　在庫は１個あります。

 

 

あいかわらず刺繍は飽きもせずしつこくやってます。
先日、当社の釣職人より「サツキマスのワッペンを作って欲しい」と頼まれて製作しました。
枠の中に6個入る大きさでワッペンをデザイン。サツキマスがちゃんとサツキマスに見えるかどうかは別にして、こんな簡単そうなワッペンでも文字の湾曲や、サツキマスの赤い斑点・・いろいろと難しい所満載なのです。

刺繍途中で、トラブルによる糸切れが一番のストレスなので、プログラムで自動糸きり動作を省いて渡り糸で完成させます。面倒ですが刺繍後にこうして糸切りをします。

裏にアイロンプリント用のフィルムを貼り付け、縁を溶断して完成です。たった6枚ですが、わりと時間がかかるんです。ちなみにこのワッペン一枚で糸は4色、打ち数は7900.　7900回も針が下りてるんです。スピードが750/minなので単純に1枚　10分以上かかるんです。

さて、刺繍マスターへの近道は「完成品の真似！」が一番いいと思っています。
絵画でも摸写をして技術を上げるように、真似ることは悪いと思いません。ただし、真似た物を売ると、それはコピー商品の販売なるのでそれはしません。
刺繍の見本は世の中に沢山あるので、暇があれば真似てます。
私にとっての刺繍の先生は、世の中にある綺麗な刺繍なのです。

オーソドックスな模様なども真似てみたり

最近フェースブック上や人気ブログでよく見かける某格言？標語？や某マスコットや某・・・いろいろ。

著作権？があるのか分からないので少し小さめの画像で（＾＾；）
悪酔いしそうなコースターの出来上がり。
高性能な機械やプログラムを使っても、上手い下手の差がはっきり出る刺繍。
やればやるほど上手になってる気はしています。
なんでもできるよとはまだいきませんが、そこそこできるようになってきたので、もう少し複雑なものに挑戦してみよう。