ちょっとツーリング  Short touring

3連休でしたが、特に予定もなかったので会社で細々した事や宿題をやっていました。
合間にバッグ作ったりね。
でも、あまりの天気の良さに我慢ならずバイクで走ってきました。
なので、ちょっとそのルートの紹介です。
20年ほど前、林道を走りまくっていたときいつ行ってもガケ崩れで通行止めだった白鳥板取線 県道52 今は道は狭いけど全線舗装され気持ちの良い道になっています。
キャプチャ当社からのルートは簡単なので省きます。これをグルッと回って130KMです。
先ずは長良川右岸を北上します。
R156を行っても良いのですが、右岸道路は車の通りも少なく川を見ながら気持ちよく走れます。
IMG_7778岐阜大和インター 野口交差点をインター方面に入っていきます。
あとは道なりで県道52に入ります。あ、一箇所分かりづらい曲がり角があったかな・・・・
IMG_7779すごく見晴らしが良い!ってわけではないけれど、気温は確実に5度は低いね。きもちいい。
山のいいニオイがする。
IMG_7780板取に近づくと道端にはアジサイがいっぱい。
アジサイロードと言うくらいなのでこの時期に板取はアジサイで溢れています。
ちなみに板取も関市なんです。
キャプチャ赤い点線が関市 赤丸で囲ったあたりが板取です。
IMG_7781そして脇道にそれて川浦渓谷  川浦と書いてカオレと読みます。
IMG_7782 IMG_7784 IMG_7785この渓谷、結構な高さです。
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下りる所がありません。
アマゴが沢山いそうだな・・
20年前はここから奥は未舗装でかなり奥までいけたのですが、数年前にダムの計画が持ち上がり、トンネルや舗装工事が進みました。
行ける所まで進んでみました。
最終的にはゲートで止められて終わり。
IMG_7789

 

IMG_7786深い渓谷から数キロ遡るとこんな感じです。水がとても綺麗です。
写真を撮ってから気付いたんですが・・・
木の陰になにかある・・・
何か居る?????
IMG_7786 - コピーなぜそこにテント!????????
しかも中に人いないか?
観察? それとも釣り? そこっ雨が降って増水したら確実にやばくねーっすっか???
近くに行って中を見るのも怖いのでここにバイクを止め歩く。
IMG_7787ダム工事を始めたときに作ったのかな。
20年前にはなかった歩道。
腐り始めていて、ところどころ柔らかい。
バイクで走れば踏み抜いてまっさかさまでしょうね。
で、ここを歩いて、その先にあったのはこれ
IMG_7790XX神社ってのはよく見るけど、山之神と書かれたものははじめて見た。
正面から写真とるのはなんとなく気が引けて斜めから遠慮気味に撮ったんですが、小さな祠が1つだけぽつんとあった。
しかし、なぜこんな山の奥の奥に祠があるんだろう。
はるか昔は、ここの道は福井に抜けていたと聞くから、山を越える人たちの守り神だったのかな。
しかし、ストレートなネーミングだ。
板に彫刻された字体がなんとも言えず 山之神を感じさせるんだなぁ。
さっきのテントといい、少し気味が悪くなってきたので戻ります。
IMG_7792そして、川浦渓谷から近いところにある板取川温泉。
大人600円です。
ここのお湯は ツルツル ヌルヌル でとても気持ちがいいです。
温度も熱すぎないので、露天風呂にはいって山を眺めてボンヤリが気持ちいいです。

と、オフローダーには少し物足りないルートですが、気持ちの良いルートなのでお勧めです。
次はオフローダーにも喜ばれるルートを紹介したいとおもいます。

 

トートバッグ Tote bag

普段 バッグを持ち歩くことはないんですが、たまにバッグがないと不便なときがあります。
そんな時は、自作のこれや
IMG_7776これなど
IMG_7774まぁどちらも少し派手というかカジュアルすぎと言うか・・・ちょっと、な感じは否めない状態だったので、何か良いバッグはないものかと探していたものの、なかなか良い物がなかった。
よく聞くブランドのバッグも手にとって見たものの何か違うしなぁと言う感じで時間が過ぎていった。
あるとき近所の手芸屋さんで付属品を探していたらこんなものを見つけた。
1原寸の型紙です。形もシンプルで好きな形だし、何より作りやすそう。(結局また自分で作ろうとしてるんですけどね)
自分のなので簡単にかっこいいのが作れればいいのです。
何か作るときに一番面倒で時間がかかるのが型起こしなんです。
それが450円。
創造性ないじゃんと言われればそれまでですが、お手本を一回作るとオリジナルも作りやすくなると思うんです。
この前誰かがラジオで言っていたけど、アイデアは豊富な知識から生まれる・・とかなんとか。
結局、何も知らない所からは閃きはおきないってことかなと。
と、自分に納得のいく答えだけを求めて毎日過ごしてる感じです。
さて、型紙を見て見ましょう。
IMG_7767全て長方形の組み合わせです。
ほんとは完全な実寸が良いのですが、型紙は中心線で半分になっています。
縫いしろも設定してあるし、とにかくこれで生地を切って縫い合わせていきます。
部品点数はファスナー含めて13点。たった13のパーツでバッグが完成です。
簡単です。

が、せっかくなら素材にこだわってみようと、極厚の帆布で挑戦。
某家具メーカーが特別に作ったウオッシャブルの帆布。
こげ茶色が適度に擦れて良い感じの風合いが出ています。
IMG_7768・・・普通のバッグですね。
IMG_7771ストライプ柄のファスナー。ちょっと高い(と言っても450円)けど、可愛いので採用。
IMG_7770ちゃんと内袋も内ポケットもあります。
IMG_7769一応、メイドイン野口装美と言うことでこのロゴを採用して革に刺繍。
リベットで固定しました。
rogo_bもう1つの当社のWEBのマークです。手描きの椅子マークです。
さて、一個作ると欲が出てきます。
いつもあまり考えずにどんどん進めて、結果を早く見たくて細かいところで失敗するパターンが多いんです。
なので、一個目の反省点を踏まえて次は本革で製作してみました。
IMG_7772IMG_7773出来上がってから水に浸して革を柔らかくして、角を出しつつ乾燥。そうすることで形状が安定します。
2個目でまずまずのモノになったので、これからはこのバッグに活躍してもらおーっと。

 

 HONDA CBR250R 無限 MUGEN

CBR250無限のシートカスタムのご紹介です。
20130215_CBR250R_Special_Edition_Mugen_02

お客様の要望は以下の通り
*衝撃吸収材の挿入(特にタンデムの快適性を上げたいとのことでした)
*ライダー部はライディング中に体が前にずれてしまうのでそれを解消したい
*前後シートの張替(滑り止め素材)
でした。

当社からの提案として、タンデム部の快適性アップのために衝撃吸収材T-NETの挿入と、見た目にギリギリのラインまでかさ上げする。
ライダー部は前部をかさ上げすることで前へのズレを防ぐと共に、座面に使うビニールレザーをB-36にし、サイド部はノーマルな赤レザーと言う内容でした。
そして完成したシートがこれです。
DSC00226DSC00228DSC00227お客様からの感想
昨日往復100km程度ではありますが、タンデムで出かけてきました。
跨った時から明らかに違うクッション性と座り心地で、走り出す前から
十分満足できました。
短距離ではありますが、お尻の負担も十分軽減されました。
また、街乗りやツーリング主体の私にとっては、滑り止めのシート表皮の
効果も十分で、今回の運転中はブレーキング等で体が前に滑るなどの
事も一切なく大満足です。
加工をお願いした一番の理由であったタンデム者の感想ですが、やはり
お尻に対する負担は全然違うようで、満足してもらえました。

 

これからの季節、ソロだけではなくタンデムでお出かけする方も多いかと思います。
タンデムする人が我慢の旅にならないように、タンデムシートのご相談もお待ちしております。

よろしくお願い申し上げます。

刺繍機の可能性 

賛否両論があると思うけど、摸写は「アリ」と思っています。
模写と言うと少し聞こえはいいけど、とにかくいろんなロゴや模様をマネすることで刺繍の技術を上げてきたつもり。
IMG_7731自分で言うのもなんだけど、巷に出回っているこのてのワッペンにはひけをとらないクオリティまできたと思っている。
(ちなみに写真にあるメーカーロゴワッペンなど販売する気は毛頭ありません)
しっかりマネができるようになると、今度はオリジナルへと進むんですが、少しひねくれた性格なので文字や模様よりも刺繍機の特性を利用した、新たな製品を常々考えていました。
ふと思いついたことがあり、実験したらまぁまぁ良い結果が出たのでちょっと紹介します。
IMG_7718作業サイズ400x350の大きな刺繍枠を手に入れたので実験。
先ずはウレタン+ウルトラスエード(アルカンターラ)と重ねてキルティング。
これ見ただけでも、様々なキルティング模様ができるなと、既に先のことを考えています。
そして、見る人が見れば直ぐに作り方は分かるのですが、ちょっと複雑な作業を経て完成した作品がこれ。
IMG_7720IMG_7730IMG_7723ビニールレザー上にウルトラスエード(アルカンターラ)でダイヤ模様です。
異素材のコントラストがなかなか良い感じ。
これで、自分のハーレーのシートや、スツールの座面を作ってみよう。
いろんな素材の組み合わせが可能だし、色も自在。

まだまだ、刺繍機を使った新しい作品を考えていこうっと。

KTM690DUKE

KTM690DUKEのシート改造の依頼があり、完成後インプレとお写真をいただきましたのでここでご紹介させていただきます。

お客様からの要望は以下の通り
*足付きが現在両足つま先程度なので、それを改善したい。
*写真の青線のようにアンコ抜きと黄線外側をシェイプ。
*座面のシートエンド部近くに座るため、この部分はフラットにする。
21*カバー地はウルトラスエード(アルカンターラ)のパンチングとパンチング無しを使用し、切替はノーマルのデザインを踏襲。
*サイドにエンボスロゴを施し、後部にはアルカンターラのタグを取り付け。
3*アンコ抜きをするため、クッション性がかなり落ちるので衝撃吸収材T-NETも挿入。

ちなみに下の写真が加工前の状態です。
2013-ktm-690-duke-studio-02そして加工後
写真 1写真 3IMG_7626アンコ抜きによりシート前部の立ち上がりがきつくなったので、シワ防止のために切替を一ヶ所追加しました。(白いラインです)ウルトラスエード(アルカンターラ)は伸び率が低いので、張った当初はシワがなくても張力が無理をしているところでシワが発生する場合があります。なので、他のシートでもこのように切替を追加する場合があります。
写真 4写真 2お客様より
野口装美様
シートが届いてから雨でバイク乗る機会がありませんでしたが、先週末にようやく乗ることができました。
シートの感想です。外観は生地をアルカンターラにしたことで高級感が出てかつグリップ性も良く、とても満足しております。
形状につきましては、アンコ抜きとサイドシェイプのおかげで片足での足の出しやすさが格段に上がり、つま先しか着かなかったのがべったりとは行かないものの足の着地面積が増えたことで、交差点等での停車時の不安がなくなりました。ただ、自分の身長とシートのベース形状のせいか両足での足着き性に関しては大きくは改善しませんでした。
また、アンコ抜きを結構したのでお尻が痛くなるかなと思われましたが、T-NETのおかげか予想よりも痛くならず中距離のツーリングならば苦にならないと思われます。
バイクに装着した画像を添付いたします。今回は、どうもありがとうございました。
以上です。

こちらこそありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。