KTM950Adventureのシート 

イタリアのカメラマン Alessio Corradiniに渡したKTM950アドベンチャーのシート。
キャプチャ仕様としては、
座面を30mmアップ
衝撃吸収材T-NETを挿入
座面も着座位置を少し幅広
カバーはウルトラスエード(アルカンターラ)

届いてからしばらく経ったけど、その間にいろんなラリーにノグチシートを取り付けて出かけていたようです。
彼はカメラマンだけではく、時には競技者として走っています。
しかし、このでっかいバイクで、よくもまぁって所を走ってますね。
10295938_10203827809393781_488631039012735092_o10497243_1527342954145594_1958401478520255580_o10624611_1542603169286239_808477064186671138_nクラス優勝しちゃったりもしています。
10256509_1512192805660609_7297473407609350919_o10661638_10152706438132270_8316241743589556417_o当たり前だけどカメラマンのアレッシオが投稿する写真は素敵なものが多い。
久しぶりにメッセージを送ったら
Noguchi, your seat is great and a lot of people ask.
…a fly&ride in Italy is waiting you take a long weekend! I can give you my motorbike.
だって。
こりゃ遊びに行くしかないな。
でも、借りるなら950アドベンチャーより軽いのがいいな・・・。

 

HRC 2015 DAKAR TEAM

2015ダカールにむけてチームHRCの発表がありました。
team-hrc-dakar2015ライダーは
ヘルダー・ロドリゲス
パウロ・ゴンカルベス
ホアン・バレーダ
ここまでは2014と同じ。
新たに ヘレミアス・イスラエルと ライア・サンツ!
1発表会での写真。マルケスとペドロサと比べなくてもいいんだけど、ネーサン貫禄あるね。
team-hrc-dakarすぐにモロッコのラリーが控えているし、このメンバーでの2015ダカールが楽しみです。
今年こそ優勝!
YouTube Preview Image
そして、3年目を迎えるHRC DAKAR チームにノグチシートを採用していただきました。
今回も公式スポンサーとしてシートのお手伝いをさせていただきます。
ビデオには新型のテストの模様が映ってまして、良く見ると今回からシートにはHONDAロゴがプリントとなっています。
当社ロゴも車体に載ります。モロッコのラリーでそれが確認できると思います。
16359_822164014500476_6791939278385720016_nロゴはホンダですが、中身もカバーもすべてノグチシート製。
昨年よりパワーアップしたシートで優勝してもらいたいです。
そう!3度目の正直!
2015DAKARがいまからとても楽しみです。

CRF250L-Rally Project  CRF450-RALLYレプリカを作る その2

先日紹介したカナダのパトリックが作るCRF250RALLYが形になりました。
100%とは言わないけれど、できるだけがんばって今回出場するメルズーガラリーに間に合わせたってことです。このプロジェクトは今回のラリーだけではなく、ダカールも視野に入れているとかなんとか・・。
IMG_2231 (Large) (2)海外の人はこうやってシートに同封したオマケと一緒に写真に撮ってくれる人が多いね。
IMG_20140915_183319-2 (Large)IMG_20140915_183938-1 (Large)メールには「船積みのためにシートはマシンに乗っけてるだけなんだ・・」って。
たしかにシートが浮いている感じ。
見た感じボルトできちんと固定すれば問題ないでしょう。
IMG_20140915_184138 (Large)IMG_20140915_184344-1 (Small)ちなみに次の写真がCRF450RALLYの顔。いろいろ意見はあると思うけど、ちゃんとレプリカになってるね。
1401640_10152841391460984_1184231627866662562_oIMG_20140915_184312-1 (Large)IMG_20140915_183359-1 (Large)それよりもバイクを作った本人が、最近まで感染症で入院していたってこと。
フェースブックでは彼自身が「トレーニング始めたぜ!」って写真のっけてたけど、来月に迫ったメルズーガラリーまでにどこまで身体を作れるかだな。
キャプチャラリーにはカナダRGと言うチームで参加するそうです。
左から2番目がパトリック。
メルズーガの大きな砂丘でCRF250RALLYがどこまでがんばれるか楽しみです。

・・・続く

 

 

海までツーリング  Short touring

いつも山に向かって走っていたけれど、今日は天気もよくて秋の風が気持ちいいので川沿いの堤防を海まで走ってみることにした。
IMG_8230この堤防道路は10年位前はダートで、写真の通り直線ドーンって感じで5kmくらいあったんだけど、今じゃ全部舗装になっちゃった。
ダートだったころは、ここで思い切りアクセルひねって、しばらく走った後振り返って自分が巻き上げた砂埃に砂漠を走っている自分をイメージしたりしてました・。

この道がダートだった頃からやっているグライダー。
河川敷の草が綺麗に刈られて離着陸できるように整備されています。舗装はされていません。
YouTube Preview Image
今日もやっていたのでバイクを止めて見学。
滑走路の先にはトラックの荷台にワイヤーを巻き上げる機械が付いていて、それでグライダーにつけたワイヤーを一気に引っ張ってます。
ワイヤーはグライダーがある程度の高さになるとグライダーから切り離されて、ワイヤーに付いたパラシュートが開いてゆっくり落ちてきます。
飛び立つときの音のなさといい、飛び立つ姿、飛んでいる姿、優雅ですねぇ。
乗ってみたい。ものすごく気持ち良さそうでした。
学生さんだったのか、グリーンのツナギを着た若い男女がテキパキと動いているのが印象的でした。
グライダーだけではなく、近くではエンジンつきのパラグライダーが飛んでいたり、カイトサーフィンをやっているグループがいたり、ラジコン飛行機を操るグループなど、山では見なかった休日を目いっぱい楽しんでいる人たちが多く目に付きました。
IMG_8231ふらっと立ち寄った道の駅には足湯がありました。
ほんとはお湯につかりたかったけど、今日は足湯で我慢。
ツーリングには一番良い季節ですね。
冬がやってくる前にもう少し走っておこう。

 

3D刺しゅう  3D Embroidery

3D刺しゅうって何?って、はじめて聞く人もいると思うので説明を少し。
通常の刺しゅうは布に糸を打って模様や文字をつけますが、3D刺しゅうは布と糸の間に硬めのクッション材を挟み込んで刺しゅうをします。
そうすることで文字がポッコリと凸な状態で刺しゅうされます。
最近のキャップなどは半分以上が3D刺しゅうでロゴが付いていますね。
気にして見ていただくと、3D刺しゅうは多く使用されています。
見てるとやりたくなる。
やりたいけど、やり方が分からない。
でも、これだけ世の中に溢れているんだから、道具さえあればなんとでもなるだろう。
道具はあるんだから俺でも出来る。
多分簡単・・・
こうした単純な考え方で、先ずは適当に打って見ました。
IMG_8212見よう見真似で。
生地の上に3mmのポリエチレン発泡体を置き刺繍します。やり方はyoutubeで見ただけなので、ポリエチの発泡密度などは分からず・・。
とにかくやってみる。いつもこれが基本。
IMG_8213刺しゅうの外周はミシン目が入っているのでこのように剥がれます。
IMG_8214残ったところが凸と膨らんで残ります。これが3D刺しゅうです。・・のはずです。
では、次にそれらしい作品を作ってみよう。
IMG_8207針を打つ回数が少ないのか、クッション材の切れが悪く糸の間から顔を覗かせている。無精ヒゲみたいでかっこ悪い・・。
IMG_8208そうは言っても ちゃんと3Dになっている。
上の通常の刺しゅうと比べるとその盛り上がり方の違いは一目瞭然。
IMG_8209キモは端面にあるんだな。自分が組んだ今のプログラムだと写真のように糸が肩から落ちてしまう。このちょっとしたことで美しさが半減どころかゼロになってしまう。
IMG_8210ここからがスタートですね。
いや、そもそも3D刺しゅうに見えるだけで、見よう見まねが間違っているかもしれない。
なにせ完全独学。参考書すらなし。想像のみでやってるだけなので進歩が遅いんです。

ちなみに なぜ「油圧」なのかと言うと、少しばかりクラタスお手伝いをさせていただいていると言うこともあって、勝手にそのロゴなどで練習させてもらっております。

なんとなく、こうじゃないかと思うことを踏まえてプログラムを組み直して再度刺しゅう。
IMG_8215今度は糸の密度を上げるために2度縫いしてみました。
IMG_8216剥がします。
IMG_8218IMG_8219うーーーーーーん・・
一回目とさほど違いがない。
発泡体の切れが悪い気がするし、糸の密度もイマイチ。
あーーー、先は長そうだ。

この前のバイクのスクールで成田先生が言っていた「練習でできたからOKではなく、できてからが大事で、絶対に失敗しなくなるまで、さらには成功した技の応用を限りなく、それこそ1万回以上やるのがプロです・・・」みたいなことをサラッと言っていたけど、そうだよなぁと思いました。
なので、バイクやバイクシート、この刺しゅうも完全を目指すべく日々練習ですね。

がんばろー