CRF450L いろいろと

CRF450Lを購入して4ケ月が過ぎ、走行距離も2,000kmに達するところです。
過去十年で一番乗ってるんじゃないかってくらい毎週乗ってます。
まぁそのくらい楽しいバイクってことです。
乗るだけではなくて、シートをはじめ、いろいろと手を入れてきました。
自分で言うのもなんですけど、日本仕様のシートを自分の体に合わせて20mmアンコ盛りして、衝撃吸収材T-NETを挿入したこのシートは自宅から林道までの移動から、山遊びまでオールラウンドに快適です。
デカールもジョニーキャンベルレーシングのCRF450R用を貼り付けたことでレーサーレプリカが、よりレーシーになりました。

そして
たまに走る場所がこんなところだったり
こんなところだったりすることもあるので、バイクが大けがする前にガードを購入しました。
まだ、たくさんのメーカーから選ぶというわけにはいかないのですが、ネットで色々さがしてこれにしました。
既にフレームが凹んでしまっている場所があるので遅いかもと思いつつ、樹脂製のガードをフランスから取り寄せ。
リンクまでガードされてます。
8mm厚みのガードなので重いかなと思いましたが、それほど気になる重さではありませんでした。
これは交換作業15分程度でストレスなく装着できました。

次はラジエターガード。変な道でモタモタしてると転んで倒木や岩に全体重をラジエターにかけてしまうことがあるので、くの字に凹む前に装着。
このガード、結論から言えば装着は出来たのですが、なかなか手ごわい商品でした。
穴の位置はあっているのですが、色々と加工が必要です。切ったり削ったりと2時間ほど格闘・・。
細かなところは、ある程度目をつむって装着完了です。
ガードがしっかりしすぎているとフレームなどにダメージがという話を聞きますが、多分これはそこまで影響がないかなと・・。適度にガードの方がグニャって行きそうです。ちなみにこれもアンダーガードと同じメーカーAXPracingで、フランスに注文して1週間程度で届きました。

シートを上げたことでノーマルハンドルの高さが気になっていたので、某社のエンデューロ・ハイに交換したけど、これが高すぎてしっくりこなかったので、プロテーパーのWoodHiで落ち着きました。クランプは450R用を流用しました。

サイレンサーの音は、大きな音が好きではないのでノーマルが気に入っているんですが、いかんせん重い!
軽いのが出たら欲しいけど、でも、そうなるとうるさいんだよなぁ。
田舎に住んでいるのと、年考えると少し考えてしまいます。

あとはこんな部品を変えてみたり

この特徴的な形のヘッドライト。何気に割れて交換になったらいくらするんだろうと調べたら、なかなかに驚きの価格でした。
なので、2mmの塩ビシート(デスクマット)をヘッドライトとカウルの間に差し込みました。接着していないのであまり意味がないかもしれませんが、ガードしているという気分だけでも楽になります。

ここまでトラブルは何もないのですが、一つだけ
チェーンはいつも気にしていたのですが、これはまったく気にしていませんでした。
毎週のようにレースだ走行会だと騒いでいた大昔なら、絶対にここまでスポークを緩ませることなんてなかったんですけど、やはりボケてきています。と言うかこの状態になるまで気づかなかった自分の感覚にがっかり。最近目も見えなくなってメガネが必要になって来たし、色々と年齢を感じるけれど、少しでも元に戻るような努力をしようと思います。
基本的なメンテにもっと気を使わないといけませんね。
でも、スポークがバラバラになる前に気づいて(友人に指摘されてですけど・・)良かったです。
とは言え、ニップル締めながらホイルの芯だししてたら色々思い出してきて、きちんと直せたので良かったです。

とにかく毎週乗って、毎週いじってると昔の勘が少しづつ戻ってくるようで楽しいです。
せっかく良いサスが付いているのに、いじり方が分からず宝の持ち腐れでもあるけれど、これも徐々に煮詰めて行ければと思います。
なので工具を入れる箱も新調して、レアなステッカー貼って気分も上がり、いじる楽しみもまた増えました。

まだまだ寒いですけど、今週末も走りに行こう。

 

柳宗理 サイドチェア YANAGI SORI

ダカールのことを色々書こうと思ったけど、放心状態で書く気が起こりません。次を見て進んでいきたいと思います。

さて、私は柳宗理のデザインしたものが好きで、椅子だけではなくカトラリーなどもそろえたりしています。
今回、柳宗理デザインのサイドチェアーの中古をとっても値打ち価格で発見して即購入。
1969年デザインのこの椅子はコトブキで製造されました。
1969と言えば私が生まれた年。先のブログにも書きましたが会社も1969創業。
良いタイミングでこの椅子がやって来たなと思いました。
金属フレームにFRPのシェルで、重量も見た目よりあります。
中古で使い古された椅子なので、脚の先のプラスチックもなくかっこ悪いカバーが付いています。これもかっこよく代用品を探さなくてはいけません。

さて、とにかく破れたままでは椅子屋として恥ずかしいので張替の為に、早速ばらしていきます。
シェルは二重構造でクッション部分を取り外すことができます。
針をすべて取り除き生地をはがします。
剥がす前からクッション部分を見て気になるところがあり、剥がして断面を見て納得しました。
この椅子はクッションのセンター部分で縫製されているのに、縫い代のふくらみや凸凹が皆無なのです。
ばらしてみると、先ず2色の生地を縫い合わせ、ウレタンを縫製した生地に糊付けし、生地とウレタンが一体になったものをシェルに貼り付けという工程を踏んでいます。
ウレタンは2分割され中央で「縫い代を挟んで」接着されていました。
この面倒な作業によって、縫製した時に出る縫い代の厚みを隠していたわけですね。
こういったあたりが古き良き日本の技術かなと思います。
なので、オリジナルに忠実に復元します。
息を止めながら慎重に生地にウレタンを貼り付ける作業をしていたため、生地とウレタンが一体になるまで写真を撮ってませんでした。
既にこの時点で、貼り付けるシェルと同じように立体形状になっています。
長方形の生地を縫い合わせるのではなく、シェルに合わせた形状で立体裁断をするので、曲線の縫い合わせとウレタンの貼り付けで見た目よりも手間がかかる作業です。
接着剤の養生をしているうちに足のプラスチックを取り付け
まぁこんな感じです。可もなく不可もなく。黒い袋カバーに比べたら全然よいです。錆びた脚のメッキも磨いたら、錆びも全て落ちてピカピカです。

そして、シェルに生地とウレタンの複合材を張り込みです。
このツートンに関してはオリジナルに忠実ではないので賛否あるかと思いますが、自分としては気に入ってます。
腰部のオーバーハングしている部分もきれいに張れました。
このピシーーーーーーーッって通った中央のラインが肝です。
ここに歪みがあると気持ち悪くて座ってられません。
上手くいったので自己満足度は高いです。

これでまた10年以上はこのまま使えるでしょう。
久しぶりに良い椅子が手に入って嬉しいです。

 

 

シートの防水 Waterproofing of seat

「社外品の既製品シートを購入したけど、縫い目から水が入り、晴れたにバイクに乗るとウレタンにしみ込んだ水が縫い目から出てきて不快」
と言うご相談を受けることがあります。

当社のシート加工には全て防水加工が含まれております。
(一部ビックスクーターや特殊形状、シートヒーター設置のシートには防水加工が出来ない場合があります)

防水の方法は縫い目に防水加工を施したり、シートカバーを張る前にウレタンにビニールを被せる方法などがありますが、当社ではどれも試しましたが、耐久性や座り心地などに難があり、また防水性も完全ではないためEVAのシートをウレタンに全面接着しています。
ノーマルシートからアンコ抜き、アンコ盛り全てのウレタンに、このように1枚で全体を包みます。
断面図だとこのようになります。
完全にウレタンを包んでしまうので、空気抜きがないシートベースの場合、何カ所かに空気穴を開けさせてもらっています。空気穴が無いと座った時に圧縮された空気の逃げ場が無くなり風船が破裂するようにパンクしてしまいます。また、空気穴が無いと、座った時に抜けた空気が体重移動時に瞬時に戻ってこないので十分なクッション性能が発揮できません。

このように全体をコーティングすることでウレタンの寿命もアップします。

DIY用に防水用のEVAの販売しています。

接着剤やノグチオリジナルウレタンも販売しているのでDIYしたい人はぜひご注文下さい。

ウレタンに水が浸み込むとカバーに包まれたウレタンはなかなか乾きません。
乾かないどころか、水を含むことで劣化が進みクッション性能が落ちます。
当社では防水の加工のみも承っております。

今年も皆様からのご注文をお待ちしております。

宜しくお願いいたします。

 

 

 

謹賀新年 おかげさまで野口装美は50周年!

新年あけましておめでとうございます。

もう一つおめでたい事がありまして。
野口装美が創業から今年で50年を迎えました!



1969年に私の父親が23の時に「野口装備工業所」を創業し、その8年後に法人格「有限会社野口装美」となり今に至ります。
創業した1969年に私が生まれたので、会社と同じく私もとうとう50歳です。

ちなみにこれは父が18の時の写真です。
まぁ血は争えません。親子共々やってる事は同じです。
父は23で起業し、私は23の時に初ラリーでオーストラリアンサファリ。
ちなみに父は1997年に51歳の時、病気で死んでしまったので、それ以降私が会社の代表を務めて今に至ります。
早いもので、既に20年以上代表をしています。

ちなみに創業当時は観光バスの張替がメインの仕事でした。私が代表になるまで続いていました。
現在は観光バスの張替をやめ、バイクシートカスタム、医療用椅子、各種フィルター縫製、特注椅子など、張りや縫製加工をメインに様々な分野で当社の加工技術を生かした製品作りをしています。



そして50周年という年にアルジェリアのラリーにも出場できる今の環境もありがたいと思っています。
先日、友人から「50歳の誕生日は盛大に祝ったほうが良い!」と言われたので、ラリーは自分にとってのいい誕生日プレゼントになりそうです。

まだまだ、知らないことや見たことないものが世の中にはたくさんあります。
会社の継続も大事なことですが、自分自身を磨いて心身ともに健康な生活が送れるように進んでいこうと思います。それが会社の発展と継続に繋がるのではないかと思います。

と言うわけで、本年も宜しくお願い申し上げます。