なんでもはるよ。クラタス販売開始です。 KURATAS

あのクラタスの発表会に行ってきました。
クラタスの販売開始プロモーションです。

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会場に設置された150インチの大画面でこのPVを見たときは鳥肌がたったね。

前日から道具を持って会場に入り、なんでもはるよ。と、細かな装飾部分の仕上げをさせてもらった。ビニールレザーやパネル等々ほんとになんでもはったなぁ。作業がたくさんあって写真撮ってる時間があまりなかった。

発表後のクラタスはツイッターのトレンドキーワードに上がったり、ヤフートピックスに掲載されるなどその反響の大きさから「クラタス」とキーワードで検索してもらえれば、私の断片的に得たクラタスのスペックよりも、詳しいスペック等を知ることができるのでここでは割愛。

先ず会場入りして手渡された「油圧」Tシャツ。水道橋重工からの今回スタッフへの支給品です。
油圧
この油圧Tシャツを着たスタッフたちが各自の持ち場で作業をしている。もちろん初めて会う人たちばかり。その道のプロが集まって作業を進める空間と言うものは、見た目は静かにゆっくり動いているように見えるが、気付くと「もうできたの?」という具合でそれぞれの持ち場が完成していくんだ。こういうのは見てて気持ちいいし、自分の作業にもおのずと力が入ると言うもの。

その重さに単体では車載できずに2分割されて輸送されてきたクラタスを組み立てる倉田氏
途中で、一回だけコクピットに座らせてもらった。やはりシートを作った本人として、その収まり具合やすわり心地は確認しないと仕事が完結しないんだな。
座ってたら背面で作業していた倉田さんが「ねっ、いいでしょう。完璧っすよ」だって。いやーうれしいね。それとハッチが開いた時のシートの存在感がなんとも言えずいい感じなんだ。殆どがライトグレーに統一された所にナチュラルカラーの本革シート。自分が言うのもなんだけど、「見たら座ってみたくなるよ。絶対に!」


クラタスがかっこいいのは言うまでもないが、やっぱり脇役のこのノグチシートも良い味だしてるじゃんと自画自賛。

さて当日。
本番用に支給された水道橋重工正式ユニフォームに着替える。
水道橋重工のツナギ 社名 社章 社員№(僕は3番だった。特に意味はない)クラタスカラーのこのツナギはかっこよかったし、それ以上にそれまで来ていたデニムやシャツが汗でギトギトになっていたから快適極まりなかった。
シートのほかにも大きな仕事がこれだった。発表まで隠しておくベールの製作。
これを、ちゃんとフワーっとめくることができるかが最後の仕事。
10mx10mの大きなベールをこのために、いや、この一瞬だけのために作った。
言葉で言うと大きさは分かりにくいけど、でかいよこのベール。ものすごくでかい。よく縫ったよこれ。
そして「REMOVE BEFORE FIGHT |||」のタグ。これも作ってみました。
大きなベールにはこのタグも忘れてはいけません。
それぞれの持ち場は、世界初の搭乗型ロボットの演出に最高の力を注いでいるわけで、やはりこれはスタッフとしてできる限りの演出をしたいと思うわけです。

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そして、フワーーサラサラーーーってベールを取った時に「おぉぉぉっ!!」と言う喚声。その後クラタスにはこの人!!!!!それにしてもクラタスが現れた時の会場の喚声と言うかどよめきは鳥肌が立ったね。久しぶりに震えた。と言うか、鳥肌立てっぱなしの一日だったなぁ。
この場に同席できたことはほんとに良かった。
それでは、クラタス販売開始です!(^^)

水道橋重工 ここで買えます

なんでも作るよ。 クラタスを作った男 倉田光吾郎氏のHP

クラタスの紹介サイト
WIRED(4ページ目には当社で作ったシートの写真が載ってます)
GIGAZIN 1   2(ムービー)
GIZMODO

クラタスの乗りかた

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英語版

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日本語版

注文はここからどうぞ

シートはオーダーサイトで生地を本革から綿と幅広く選んでいただけます。ドリンクホルダーなどのオプションも用意。水道橋重工から後日正式なリリースもあるかと思いますが(^^;クッション形状、クッション素材、カバーのデザイン等全てオーダー可能です。 ご購入を検討されている方の判断材料の1つになれば幸いです。

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水道橋重工シート担当 野口でした。

 

YAMAHA WR250R

2009 バックオフ10月号に載っていたシートと同じ物が欲しい。と言うお客様のご要望でした。

仕様は、一番低い部分を20mmアップして、アップした部分を細めにシェイプして足付き性を確保する。また、乗り心地の向上を図るため衝撃吸収材T-NETも挿入する。
カバーはアルカンターラビニールレザーのコンビ。

完成したシートの写真と共に感想もいただきました。

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シートは想像以上に凄く良い出来でもの凄く感動致しました。すぐに走りに行きましたがお尻の痛みはほとんど無く座った時の感じもしっくりとしていて気持ちいい感じでもの凄く感動致しました。さすがだなぁと思いました。
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褒められすぎ?かとは思いますが、ご満足いただけた感想を得ることができて安心しました。お尻の痛みは個人差があるので、すべてのバイクやライダーの問題を解決することは難しいですが、それでも一人でも多くのお客様にご満足いただけるように仕事をしていきたいと思います。

BMW R1150GS-ADV

お客様からの依頼内容は、9年目を迎えたシートのモデファイを考えていると言う事でした。200kmくらいでお尻が痛くなるのを解消したいと言う事でした。また、干渉するうちまた部分を少し削り、乗車中の前へのズレを防ぐために少しアンコ盛をする。でした。

お電話でも打ち合わせをして、カバーはアルカンターラ+ビニールレザーの組み合わせ。切替は写真のようにシートにテープでラインを入れていただきました。

シート形状は前部をシェイプし、シェイプした部分の座面を10mmアップ。着座部にT-NETを挿入。カバーはアルカンターラのGR+黄色部分はB-14

お客様からいただいたツーリングレポート
野口装美さま
こんばんは、まずは丁寧な作り込みありがとうございました。
写真の通り、ボディーカラーともマッチし、車格がワンランク上がった様な感じです。
今回、タンクのデカールも黄色に貼り替え、チョット雰囲気の変わったadvになりました。
シルバー×赤は尖がり過ぎているようで、この位の色合いが大らかな1150にはあっているのではないでしょうか。
乗った感じは、1センチのupも違和感がなく、以前のシート表皮で感じていた前方に滑る事もなくなり腰の落ち着きが良く着座位置も自由度が上がった感じです。
走り出しでは、やや固めに感じた座面でしたが、お尻の痛みもどうやらプラス150キロは先延ばしでツーリングが楽しめそうです。
雨男ではないので、降雨には恵まれませんでしたが、集中豪雨の時などがやや心配です。
今回のツーリングでは、約1000キロの走行でしたが、大いに満足出来る結果でした。
また、気付いた事がありましたらメールさせて頂きます。

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ご満足いただけたようで安心しました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

REMOVE BEFORE FIGHT ?

このタグ。戦闘機が好きなな人なら、いや、そうでなくてもなんか見た事あるんではないでしょうか。

一応これ本物。ちゃんと図面もあって字の大きさ、糸の太さ、縫いピッチ等々、細かいスペックが書いてあります。もちろん納める先は自衛隊。今はもう作っていないけど、このカバーをたくさん作りました。

F2戦闘機のカバーです。REMOVE BEFORE FLIGHT のタグのみで使うことはなく、駐機している時に付けるカバー付けることになります。大きいものはインテークやエキゾーストのカバー。そう言えば主翼のカバーも作ったな。採寸を実機で取った時は興奮したなぁ。

さて、そんなタグをちょっと変えて作ったのがこれ

オフロードバイクのサイレンサープラグにこれをぶら下げたらいいかなと(^^;)まぁ洒落です。分かる人だけでいいです。

これ作った時も特に評価を貰うことはなかったのですが、懲りずに今度はこれを今週末のために作ってみた。

もちろんクラタス用です。水道橋重工のCI入り。以前クラタスのプレゼンで倉田さんが「サバゲで圧勝する!」と言っていたしね。

REMOVE BEFORE FLIGHT  の型を見てたらLを取るとFIGHTだよなぁ  ! そんな思い付きです。

ワンフェスまであと4日

ちなみにどれも非売品です。

 

 

トゥアレグラリーのDVD  Tuareg rally 2012

トゥアレグラリーの主催者からラリーをまとめた冊子とDVDが届いた。

早速DVD観てみました。8日間のラリーが1時間にまとめてあります。

スタート地のアルメリア港の様子。プロペラがたくさんついたラジコンヘリで撮影しているなと思ったらこんな絵を撮っていたんだな。

やっぱり自分が写っていると嬉しいものなのです。淡々とした映像なんですけど、実際走った自分としてはあのときの感覚が戻ってくるようで画面に釘付けです。

どうだ?トゥアレグラリーは?っって聞かれて、たどたどしいと言うか、ただ興奮したままと言うか、絶対みんなには聞いて欲しくない恥ずかしい英語でなにやら喋ってます。観ててあまりの恥ずかしさにうつむいてしまった・・

ここは嫌だったなぁ

あっ、俺がきた

ザクッ

・・・・・・・撮られてた・・

砂丘はあんな転倒を何度もしたなぁ

男試しの大砂丘の登りでまくれる人々とそれを眺める人々。

最終日だって言うのにケースを割ってリタイヤする人もいるし

最後のSSはこんな感じのハイスピードな枯れ川を走る。・・・と

あぁぁぁぁこのままゴロン。最後の最後までラテンの血は沸騰したままなようだ。

自慢できるような順位ではないけれど、完走して順位がつく言うのは嬉しいものなんだ。競争してるわけだからね。

いつまでも余韻に浸っているわけではないんだけど、やっぱりこうしたものを観て振り返るのも楽しいな。それと、もう2013のトゥアレグラリーは始まったんだ。今までのモロッコは終了して舞台はチュニジアに移ることになった。チュニジアも行ってみたい国だ。ここも美しい砂丘があり、しかも砂丘群も深いといったことがある友人から聞いたことがある。自分で言って確かめてみたいな。