月: 2014年6月

稀少な車が入庫した。 彼が毎日乗ってる車なんだそうだ。 毎日乗るからシートもだいぶヤレテしまったという。 彼曰く、できることなら赤いボディーに合うタン色の高級本革で張り替えたいと言う。
ステッチは白の糸でビシって決めて欲しいと。
センスもいいね。 自己満足だけど彼の希望に添える仕上がりになったと思う。

彼の２０年後に期待したい。

しかし、贅沢な車になったと思う　＾＾）

フェースブックでたまたまこんなチラシを見つけた。
通天閣って見たことも登ったことなかったし、じゃんじゃん横丁も行ったことがなかったので刺繍の勉強と言う名目でＧＯ！
おおぉ！ＴＨＥ　大阪！
そして！
さらに、ここは串かつ屋さんしかないのか、と言うほど串かつ屋さんが並んでいる。
いや、それだけじゃない平日の真昼間にだ、立ち飲み屋さん（そもそも立ち飲み屋って岐阜や名古屋じゃあまり見ないから新鮮）でビールを飲む人たち。
素晴らしい。
楽しいぞ新世界！
と、ビールを飲む人たちを横目に会場へ
わくわくです。
まぁね、予想通りと言うか会場の大きさは5ｍ四方くらいの狭い場所で、実演と商品販売をしていました。狭くて少ないと言えばそれまでなんだけど、そんな中にも見るもの得るものは沢山ありました。

横振ミシンの実演。フリーハンドで文字や絵を刺繍するミシンです。ミシン針が横に触れながら動くので振り幅が多ければ太い線、狭ければ細い線、振り幅を足で調整しつつ糸の送りを布を動かして変えてと、職人技の刺繍です。見ていて、いつそのむき出しの針が指を襲うのか冷や汗かいて見てました。職人が指縫うなんて先ずないんですけどね。
それにしても、このミシン欲しいなぁ。
ポリエチレンを挟み込んでの3Ｄ刺繍。これも実演を見るのは初めて。これは、全ての刺繍が終わって、黒いポリエチレンを外すと盛り上がった文字刺繍ができるんです。見ていると針の動きでプログラムも見えてくる感じで、なるほど！と思うことがいくつかありました。
そして、実演を見ていて嬉しかったのは、プロがやっても糸は切れるし、調整は難しいと言うのもわかったことかな。
お絵かきのような刺繍。クレヨン画みたいな雰囲気で可愛かった。
実演のために大きな刺繍ミシンが何台か持ち込まれていて、その動きを見ているだけでずいぶん参考になった。独学で得た知識とあわせながら見ることができたので、何点か質問もできたし、知らなかったことを知ることもできた。
なんだかまた一歩前進した気分になったので、刺繍のやる気も更に加速です。
刺繍を見た後は、そのまま通天閣の上まで行って天下を取った気分にもなって帰ってきました。
ビリケンさんの足も触ったのでいいことあるかな。

会社の玄関にツバメが巣をかけるようになって今年で何年目だろう。
毎年同じ所に巣をかけます。電灯のカバーはごらんのように汚れてしまいますが、巣立ったあとに分解して洗えば元通りになるので問題はありません。

今年はいつものように順調に雛が育っていません。
写真で言う右側に先ず最初の巣をかけて卵を温めていました。
しかし、ある日の朝巣は半壊し、卵が全て落ちて割れていました。
場所が場所だけに蛇やカラスが近寄ることはあまり考えられません。
たぶんですが、別のツバメが攻撃したのではないかと思います。
その後、同じツバメか別のツバメか分かりませんが、半壊した巣は捨てて左側に新しく巣を作りはじめました。
しかし、巣を作っている最中もツバメ同士で喧嘩が絶えず、結局こっちの巣は途中で放棄されました。
もう今年はここで雛が孵る事はないかなと思っていましたが、最初に作った巣を補強しなおして現在卵を温めています。
自然のことなので特に何もせず見ているだけですが、無事に巣立つ所までいって欲しいです。

あとね、ツバメが巣をかけるとフンがねぇ・・というのをよく聞きますが、ものは考えようでフンで汚れなければ掃除することがあまりなかったところを毎日デッキブラシで掃除するようになったので、今までより事務所や工場の入り口が綺麗に保たれています。会社の入り口が綺麗だと気持ちがいいものです。もちろん入り口を綺麗にすればおのずと中も綺麗になって行きます。
ツバメが巣をかけると縁起がいいとか商売繁盛とか言うけれど、結局こういうことなんじゃないかなと思うのです。