刺繍機を買ってそろそろ1年半が経過。
最近では、ちらほらとワッペンやシートへの刺繍の注文もいただけるようになり、その仕上がりも、プロとしてお客様にご満足いただけるレベルになってきたと思っています。
最近ではW=300の特大ワッペンの注文をいただきました。
が、現状に満足はしておらずさらなるクオリティーアップを図るべく、日々プログラムの研究をしています。
今使っている刺繍デザインソフトは国内で購入できる一番安価なソフト。
刺繍屋さんになるつもりもなく、ワッペンで生計を立てようとも思っていないのでこの程度のソフトでいいかと最初は思っていました。
しかし、自分の技術が向上するに従って、出来上がる刺繍に対して「もっと!」が出てくるようになり、さらに上級のソフトが欲しくなってきました。
先日展示会で刺繍ソフトを見る機会があり、担当の方にお話を聞くことができました。私は今xxxというソフトを使っていますが、御社のそれと何が違うのでしょうか。こんな素人の質問に対して丁寧に答えていただいたのですが、簡単にまとめるとお絵描きソフトで例えるなら今私が使っているのは「ウインドウズ ペイント」 それが上級ソフトになると「イラストレータ」このくらいの差があるようです。
ツールの量の違い。まさにそれだそうです。
今のソフトでも頑張れば(時間をかければ)上級ソフト並みの仕上がりになる。
上級ソフトであれば美しい仕上がりはもちろんだけど完成までのプロセスが違う・・。
動画を見ると分かるけれど、ペイントでもがんばれば出来る!
もう一度言います。かなりがんばれば出来る!
今の刺繍の依頼量と内容であれば、使っているソフトでこなすことは可能。
だけど、せっかちな性格と欲張りな自分は「あぁぁ楽して綺麗に作りたい・・」の欲求が常にあります。
しかし、大きな問題はこの上級ソフトはxxx万・・・・
高い安いを言うのはおかしな話で、このソフトにはその価値があるのは十分承知している。じゃぁ迷わず買えば良いのかというと、会社として購入する場合その投資に見合う見返りはあるのかという問題。
悩ましい・・・
欲しい・・・
と思ってる時に偶然見つけたフリーソフト
・・・・訂正 フリーかと思っていたら1週間使い放題で、その後は半年か1年単位で使用料を支払うシステムでした。でも、1年使用して約1万円ならとてもお値打ちです・・・
このソフト、まさにイラストレータ並のポテンシャルっぽい。 全て英語だけどね・・
っぽい、というのもまだその全貌がわからないからなんですけど、入門ソフトで限界までやっていたおかげで英語版ながらも、そのアイコンでなんとなく機能がわかる。しかもその機能がかなり細かく設定できる。
試しに簡単なベクターデータを取り込んでワッペンを作ってみたら、そりゃもう細かい設定が沢山できて、しかも早く出来る。
これが今使っているソフト。当然日本語。入門用と言えど、仕上がりは問題ない。
そしてこれが新しいソフトの画面。そして無慈悲な英語のみ・・。
今までの刺繍ソフトで勉強したおかげで、アイコンを見ればだいたいのことは分かる。英語が苦手で刺繍機を扱う初心者が、いきなりこのソフトに手を出すのは相当高いハードルかと思います。
このソフトに関しては、使い方を説明する動画が多数youtubeにアップされているので、それを見ながら真似をしつつ使いこなそうと思います。
ラリーと同じで専門用語が沢山あって、英語版でその用語をマスターすれば海外で刺繍屋さんを開くことも出来る!
なことはしないけれど、新しい言葉を覚えていくのは楽しい。
日本語ではサテン縫いだけど英語ではZIGZAG。こんな感じで、今まで覚えた縫い方や補正技の日本名を英語で覚えていけば良いだけのこと。
まぁ、ヒヤリング リーディングの勉強になるからちょうどいいです。
ぼちぼちがんばってみよう。
そうそう、最近振りミシンの刺繍ネタがなくなったけど、アレは出来るようになったのか?とある人に聞かれました・・・
アマリノムツカシサニ コノワザヲシュウトクスルノハムリトハンダンシ ミシンハツギノシュギョウシャノモトニワタリマシタ