平谷にて初ツートラしてきました

シートのテストとは言っても、目的は気持ち良く乗れる遊びができるかどうかなんです。
今回は友人に誘われて初めてツートラに参戦してきました。
知らない人のために。トライアルと言う競技があります。
こんな競技です。
映像は世界選手権なので、それ相当のセクションですが、とにかくバイクで登って飛んで降りてと言うことなのです。
決められたセクション内で足を着いたら1点減点などと、全てのセクションにおいて減点数が少ない人が勝ちとなる競技です。人工のセクションや自然のセクションであったりします。
スピード競技と違って、地味に見える人もいるかもしれませんが、そりゃもう、私などがやってみると足を着くとか以前の問題で、そこを通過できるのか?といった問題となります。
しかし、このバイクです。


9割のバイクは、このようなトライアルバイクです。
トライアルの競技なので、当たり前の話です。
ツートラと言うのは、公道も使って山の中や川などでセクションを作り、セクション消化しながらゴールに帰ってくる競技です。なので、車検もあって保安部品から免許や保険のチェックも厳格に行われます。
いわゆるナンバーが付いた車両しか参加できません。
競技規則には、トライアルタイヤを履けば一般的なオフロードマシンでも良いと言うことでした。
コースを走れるのかどうかは自分で考えなさいですね。これも当たり前の話です。
先ず結果からいいます。
甘く見ていましたごめんなさい。
タイムアウトです。
今までの経験で、他の誰かが通った場所であれば、なんとか時間をかけてでも通過してきたのだけど・・・
どうしても上がれない壁があったりして、時間だけが過ぎて行ったわけです。
まだまだ、練習が足りません。
延々続く沢登り・・大きな岩に、流れる水。挿入して現れる競技セクション。
競技セクションが終わっても、同じような道がまた続く・・。ドロドロの沼のような道や、深くえぐれて滑り台のような下り坂。
移動だけで疲労困憊です。
移動区間も競技セクションも私のような初心者では、その違いはありません。それでは競技に参加している意味がないのでは、と思われる方もいるかもしれません。しかし、私としてはルールの中でやる以上、後は個人の考え方次第かと思います。もちろん競技区間をはじめ、移動区間でも同じように競技を楽しんでいる方の迷惑にならないように、できる限りのマナーは守っていたつもりですが、このバイクの大きさと重さで、せまーーーい道を塞いだりしてスタッフや参加した何人かの皆さんに助けてもらってほんと助かりました。
ちなみに1.5km進む沢では、3時間かかってしまいました。
携帯した飲料水と塩飴にかなり助けられました。
と言うか、飲料水がなければ熱中症です。

夕方まで食べられないのが分かっているので、朝ごはんはたっぷり食べます。

競技中の写真は残念ながらありません。
友人が撮っていれば、後日またアップします。

クシャクシャになったナンバープレート

潰れた部品

折れたガード

そして、打ち身だらけの体・・・・
その他、いっぱい壊れました。
そりゃ、あれだけバイク投げて、落として、ひっくり返せば壊れますね。
今回はこのイベントを楽しむ他にもう一つ楽しみがありました。
バイクで知り合った友人たちと、久しぶりにレース後に宴会でもしようと言うことでした。
会場から近い昼神温泉の宿で、あれだけ昼間疲れたのも忘れて、夜遅くまで良く笑ってよく飲みました。

気分が良いうちに、泥だらけの衣類の洗濯と、頑張ったバイクの泥を落として、まだ翌日に襲ってくる筋肉痛に、体をくねらせながらこのツートラ感想文を書いています。
今度は完走したいな・・・
シートのテストですか?
ちゃんと、できましたよ。良いデータが取れました。
さぁ次はどこでテストしようかな。