KTM 450 RALLY REPLICA

私がシートの加工を始めた頃からのお客様がKTM450RALLY REPLICAを購入された事をFACEBOOKで知った。まだ国内にはこれ一台??その性能は、今までのダカールをはじめとする数々のラリーの結果でわかっている。いやーーー、乗ってみたい。
そのお客様のFACEBOOKからいくつか写真をお借りして

デカールが何も貼っていない真っ白な状態でもその造形に惚れ惚れします。

さすがラリーマシンだけあって、ヌードにするのに差ほど時間がかからないとの事。

 以前、当社でシートを作らせていただいたKTM640ADVと並べた写真。この640もファラオラリーなどを走ってきたマシン。こうして見ると、シート高さは50mm以上の差がありますね。いやそれ以上か??

そして

今、当社にこのKTM450RALLYのシートがある。このシートを加工させてもらえるのは嬉しい。
以前加工したKTM660RALLY REPLICAのシートと並べてみた。

そのスリムさは一目瞭然です。しかし、シートはいつものごとく硬く、しかも薄い。一番厚い所で40mm・・40mm・・・着座ポイントが一番厚いのでまだ助かるが、これを下げて快適にというのは少々頭を悩ませます。ダカールラリーのトップのシリルデプレやマルクコマなどはこのシートでまったく不満はないのだろうか。一度話を聞いてみたい。ほとんどスタンディングとは言え、座ることもあるだろう。ワークスライダーとしてはそれは言ってはいけないのかも知れないけど、やっぱり現場で聞かなきゃ駄目かな。と、現場に行く言い訳をいつも探してまるんです。

表皮は、今までのラリーレプリカはバックスキンだったけど、今回はイタリアのアルカンターラかな。(ちなみにイタリアのアルカンターラ社のアルカンターラと国産のアルカンターラは組成からして違います。ここでは長くなるので割愛します)

さて、先ずはじっくり眺めてシート改造しますか!