JCR/HONDAの花輪さんから、今年JCRからダカールに出場したクイン・コーディのマシンがJCRに戻ってきたということで、写真を貰いました。
結果は先のブログでも紹介しましたが転倒によりリタイヤでした。
JCRに戻ってきた当初のマシンは、マフラーがもぎ取れ、メーター周りはぐちゃぐちゃだったようです。これは修復して走れる状態にした写真です。
シートの破れは座面の白い部分。転倒時に引っかかったようです。アルカンターラ素材は引き裂き強度がビニールレザーに比べて数倍強いので、引っ掛けても大きく裂けることはありません。
このチェックカードホルダーはJCRで取り付けたもの。蓋がボタン止めになってますね。ボタンだと閉めるときに面倒に思いますが、ダカールラリーの場合いちいちカードを出すことはしません(と聞きました)ではチェックはどうするのかというと、カードホルダー中央にスタンプが押せる穴を開けて 、カードは入れたままでスタンプしてもらいます。
ちなみにこれは数年前にダカールで使用したKTM660RALLYにつけた当社のカードホルダー
これはライダーが現地で加工して、上蓋を上げると窓からスタンプが押せる仕様に改造してあります。
これが今回私がトゥワレグラリーで使用したカードホルダー。スタンプするチェックではないので穴はあけていません。CPでは毎回取り出して時間を書き込んでもらいます。ダカール用であれば、クリア部分に穴を開けて蓋をボタン式にすれば問題なさそうです。
カードホルダー単体で売っている物でしょうね。ガソリン給油口にキャップで共締めです。最近のバイクはシート先端がタンクキャップに近いのでこうした方法もありかなと思います。これをアレンジして一度試作してみようと思います。
クインのマシンの話が、カードホルダーの話になってしまいました・・・・・