ガレージのリフォーム

狭いと言ったら「ガレージがあるだけでもうらやましいのに!」と言われそうですが・・・
田舎の農機具小屋ってこんなもんです。畑も田んぼもやらなくなてしまったので、遊び道具小屋となってるわけです。
ガレージにはキャンプ用品から釣り道具、スキー板から、日用品。それが必要なものなのかどうかもわからない物までとにかく詰め込まれていく。
年寄りがいると特にそう。もったいないのはわかるが、とっておいても意味がない物はたくさんある。いつか使うものは、いつか使わないことが多いんです。会社でもそうです・・・
とにかく何でもかんでも置かれた状態を解決すべく数年前から考えていたプランを決行することにした。
ロフト製作!
昔に描いた設計図のような漫画がこのガレージの壁にずっと貼ってあったんです。


はしごで上に上がるので階段は必要ないから、先ずは絵に描いたように空中スペースを作る。
ぐだぐだ考える時間が終わって、動き始めたら早いです。
鋼材のCチャン4750mmを4本購入。
これが結構重くて重量挙げのように持ち上げて両側の桟にひっかけるんだけど、最後の一本なんてふらついて危うく窓ガラス割るところだった。


ヒーヒー言いながらやっとのことで4本並べ、今度はコンパネを鋼材にネジで固定。
しかし、ここで問題が発生。やっぱりと言うか、わかっていたんだけど上からCチャンを吊らないと少し動いただけでブワンブワンと気持ち悪く床がたわむんです。
先ずはCチャン同士をつなげ(溶接機がないのでネジで繋いだだけ)、適当に転がっていた鉄パイプで天井とつないだら、床で少し跳ねるくらいならびくともしなくなった。


下地が決まれば後は床を貼って行くだけ。コンパネ8枚貼り込んで8畳分のスペースが出来あがった。
ほぼ半日でここまで完成。
思ったより広い。子供も秘密基地ができたと喜んでいる。
はしごで登って行って暗くて下からは死角になってる空間って言うのはワクワクするんだよね。
大人も同じなんだ。
棚が3つあったけど、2つは知り合いに引き取ってもらった。
棚にあった物は全部ロフトに上げて(上げる時にゴミかどうかの審査もして)、上げた物は埋もれてわからなくならないように、一応分類した。


これで下のスペースがかなり広くなった。
3台置いてもまだ整備スペースがある。自転車もいい配置になったし、最近乗ってないのでディスプレーとしてカヤックは壁に・・
蛍光灯だけではなんとなく寒い明かりなので、会社に転がっていた投光器300Wも取り付けた。


かなりのやっつけ仕事ではあったけど、こうして出来上がるとまぁまぁかな。
金額言うと野暮だけど、あまりに安くできたので紹介します。コンパネ9枚と垂木1束、鋼材4本で18,000円でした。道具って言ってもインパクトドライバーとドリル程度だし、コンパネのカットはパネルソーが1回30円なら買ったホームセンターで切った方が早くて安いわ。
椅子屋の椅子好きとしてはこんな椅子でも置いて、バイク磨きながら磨いたウエスを持ったままこれに座って椅子も磨いてなんて・・贅沢な話やなぁ。買えませんけど・・。
いや、狭くなるから買わないだけです。