戦車のシート その1 Tank to build up

以前からちょこちょこと書いていますが、ドイツ軍の戦車を作っている人たちから戦車用のシートの依頼がありました。
作っている戦車はこれです。
856545_292786040847149_17643507_oしかし、これをプラモデルから採寸して作り上げていくってのは並大抵のことではないですね。

そして、この戦車に搭載されているシートがこれ
ヴィーゼル (1)スライドやリクライニング、昇降機工などは考えず、先ずはクッション部分とフレームがどうなっているかを考える。この写真から得られる情報だけで「似た物」を作る必要がある。何かのシートを流用してはどうかなとも思ったけど、この戦車を作るメンバーの中には様々な技術を持った方々がいるので、フレームに関しては私のほうから簡単な説明をして、最終的にこういった仕上げにするので後はお任せするよ。と言う事で第一回目の打ち合わせをした。

そして
ヴィーゼル (12)こんな絵が出来上がってきた・・

ヴィーゼル (9)

 

ミニチュアで検証中

ヴィーゼル (13)

 

イメージは出来上がった。

そして、ヴィーゼル (6)

戦車製作にかかわる金型屋さんでフレームとなる鉄板の切り出し。よく見てください。左の鉄板が切り出したままの状態、それを、曲げるとこの様な椅子になる。後は溶接すればほぼフレームの完成。簡単なことなんだけど、いつも物を作っていないと絶対に出てこないアイデアだったりするんだな。

そして

ヴィーゼル (2)

 

軽自動車の椅子から切り離したリクライニング部分を取り付けて、前後スライド機工も装備された。
ヴィーゼル (7)あっ、一人ドイツ軍の人が写ってますが、この人が戦車を作る首謀者。大橋さんです。青い作業服がシバ金型の芝さん。工具巻きの金具でお世話になってます。
いろんな人が当社に集まりいよいよ完成への最終打ち合わせ。
あくまでも「本物に近く」が目的なので妥協点はギリギリのところで抑えることにする。
ヴィーゼル (8)打ち合わせは当社の1級椅子張り技能士の職人が行なっています。私がするより確実なんです。その場で「これは張れる。これは張れないがこうすればいいのではないか」ととにかく完成させるための前進あるのみの打ち合わせは横から見てるだけでも気持ちがいいものです。

ヴィーゼル (3)

 

クッション形状、厚み、ヘッドレストの形状など細かな部分まで決定し、最後に「後はお任せください」で打ち合わせ終了。

続く・・・・・