山奥の家 Guest house

別荘と言うにはそれほど豪華なものじゃないし、そもそもこれは自分の持ち物ではなくて親戚の持ち物なんだけど、殆ど訪れることもないし、使わないと腐ってしまうからとにかく好きなように改造していいし、最終的に朽ち果てても問題ないと言われたのが13年前。
そう言われると、過大解釈してしまう悪い癖が働き多くの改造をしてきた。
工事はすべて自分と友人の力で何とかしてきた。
畳はがし後 - コピー4畳半が4つ並んだ部屋と、他に部屋が二つ。先ずはこの4畳半4つを1つのフロアにしようと、ダニが多く生息していた畳をはがして板の間に改造。
20071117 (3)全体写真があるといいんだけど、記録写真があまり残っていないんです。

家の中ができると今度は外にウッドデッキを作ってみたくなった。
P1000160このスペースいっぱいにウッドデッキを作れば、楽しい宴会ができるに違いないとやる気がわいてきたけど、いざ取り掛かろうにも大工仕事は全くの素人。
本を読んだり、人に聞いたりと中途半端な知識のまま施工開始。

2007/12/01 14:02
2007/12/01ってデータに残っていた。8年前に作ったんだ。

これを作っているときに裏のジーさんが「大きな釡があるけど、よかったら風呂にでもしねーか?」って

Unicode
でかい!直径1mある大きな釡です。右にあるのが一般的な浴槽です。
2007/12/30 11:52
そして五右衛門風呂付ウッドデッキ完成。

そして宴会

2007/04/29 13:49

2008830 (2)鉄でできた素敵なピザ釜を友人がプレゼントしてくれた。
2011626 (16)もちろん 山を眺めながらの風呂は最高です。

板の間ばかりじゃちょっと寂しいと思い、畳で囲炉裏があったらいいなと室内改造第二段開始
20081121 (12) - コピー土壁を取払ってしまう。
20081121 (9) - コピー取れた。
20081212 (12)真ん中にあるのが移動式囲炉裏。
20081213 (4)囲炉裏から外の眺め。囲炉裏に炭を置いて、日本酒飲みながら横になって山をぼんやり眺める幸せ。

20100117 (3)雪もまぁまぁ積もります。

数年を経て経費を節約して作ったウッドデッキが腐り始め、いよいよ危険な状態になったので大修理をしてきました。
床を全部剥がし、板の貼り直しです。
20151122 (1)20151122 (3)友人にお願いして用意してもらったのは4000x200x60のカラマツ。
その板の厚みを見るだけで、今までの1x4材の5倍は持ちそう。
20151122 (4)仕上げに使う丸鋸もでかい。こんな道具素人では持っていないからね。
20151122 (7)立派な階段もできた。
20151122 (6)やっぱり床の板が1枚で通してあると見栄えがいい。
太鼓挽という材料を半割りしているので、板の側面は節で波打ってるんだけど、それによってできるランダムな隙間もいい感じなんだ。

と、まぁこうして修理は完了したけれど、この2-3年は、年に数回程度しか使わなくなってしまった。
このまま今の状態が続くのも面白くないなと思っていたところ、先日友人からこんなサイトを教えてもらった
AIRBNB
最近よく聞く民泊ってやつ。
商売でやるってよりも、ここに世界中の人が来て五右衛門風呂や自然を楽しんで、いろいろと交流するのも楽しいかなと思ってる。
もちろん今まで通り友人たちと宴会するのは変わらないんだけどね。

だってここの家は、改造始めた頃に友人が家の名前つけようぜってっていって
「国際保養所」言い出してから、友人たちからは以来そう呼ばれている。
なので海外のゲストは必然だったってことになるしね。