Baja500 JCR/HONDA Finish!

この時間まだレースは続いてはいるが、バイクのトップグループは既にゴールした。結果からいえば1位カワサキ 2位JCR/HONDA 3位KTMの順だった。

応援しているというより、昨年末にいただいたシートのオファーから約半年、テストを繰り返し今回のバハ500でJCR/HONDAのゼッケン1xに初採用となったノグチシート。気分は現場で手伝っている感じに近い。フェースブック上ではかなり細かく途中結果が速報として流されるから目が話せられない。500マイル(800km)もあるのに1位と2位が常に1分とか30秒差のタイムで発表されてくる。アベレージスピードが高いからワンミスが取り返しのつかない差に広がることも容易に分かる。とにかくライダーもサポートメカニックたちも、まさに一瞬たりとも気が抜けない状況である。2位と言う結果は悔しいけど、次はバハ1000。次はJCR/HONDAが美酒に酔う番だな。

この半年でシートの要望やライダーの好み、そして乗り心地のよさとは底付きの解消や尻の痛みだけではないという、とても重要なことが得られた。「勝つ」ためのパーツとしてノグチシートが必要であるために、今まで得られた情報とこれからのテストでさらにそれを確実なものとしていきたい。そして、今もその要望に対して試作の試作の試作・・・。開発にゴールはありません。もっと!しかないのです。さぁいくぜ!

BAJA500 JCR/HONDA Ready to race

いよいよBAJA500がスタートします。日本時間で言うと今日の夜中になるのかな。

JCR/HONDAも準備完了です。JCRの花輪さんより写真をいただきました。
もちろんノグチシートも準備完了です!
工具巻きも準備完了です。

GO!!!JCR/HONDA!!!

 

 

 

 

JCR/HONDA CRF450X Test ride Baja500

6/2にスタートするバハ500 ゼッケン1xを付けるJCR/HONDAのマシンCRF450Xのテストが行われました。サスペンションや細かな部分、そしてなんと言っても気になるのがシート。そのテストの報告をJCR/HONDAの花輪さんからいただいた。

今回はシートウレタン2種類とカバー6種類を送りました。前回サンフェリペ250用に送ったアルカンターラ仕様のシートは「滑る」と言う理由で本番仕様にはなりませんでした。(もちろんアルカンターラが滑る素材ではなく、バハ250で使用するにはというお話)しかし、そのシートはお蔵入りではなくジョニーキャンベルが気に入ってくれてバハで2日間乗ったときは抜群に調子よかったと評価を貰い、プリラン(バハというレースは事前に試走が可能で、それをプリランといいます)では他のみんなも使いたいと言う事でした。

今回は滑り止めに重点を置き、形状にも気を使いました。

そして、テストの結果座面サイド共に滑り止め効果の高いものが評価されて、なんとバハ500の本番で使われるそうです!!!

やったーーーーーーーーーー!ばんざーーーい!って、大きくガッツポーズしちゃいました。

とにかくこれはビッグニュースです。自分でビッグニュースだって言わないほうが言いかと思いつつ、でもこれはビッグニュースなんだから言おう。ゼッケン1x(チャンピオンゼッケンね)がノグチシートを装着して走るんですよ。飛び上がるくらい喜ぶでしょう。だって、マシンの性能を上げるマフラーやサスペンションなどは一般的な改造パーツとして認知されていますが、シートと言うと極端なことを言えば「付いてればいい」程度の認識が、わりと最近まであったと思っています。こうしてJCRのマシンに装着されるということで機能部品としてさらに広くシートの重要性を広めて生きたいと思います。
まだスタートまで時間があるし、ノグチシートが付いたJCR/CRF450Xがトップでゴールするのを願うばかりです。

テントの下に作られたピットには野口製の工具巻き、そしてテストを待つノグチシート。信じられない光景が現実になっている。夢は叶うとよく言うが、夢にも思わなかったことが現実になるとそれまで頭に描かけなかった夢が浮かんできますね。決して欲をかくわけではなくて、ワクワクしたりするけれど緊張でドキドキしたるする夢。益々楽しくなりそうです。

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続・工具巻き  Tool Roll

先週、ユタ州のナショナルHare&HoundでJCRのメカニックとして行かれた花輪さんから、実践で使用した工具巻きの感想を貰いました。

自分が想像していた内容と一致することや、良くないかなと思ったことがそれほど問題なかったりと、やはり実践で使用しての感想は一番説得力があります。

何よりこうして送られてきた写真がかっこいいじゃないか!

写っているライダーはデヴィッド・カモ選手。今回の結果は6位。カワサキが速かったそうです。KTMのカセリ選手はクラッシュとのこと。

もう直ぐBAJA500!  シートも順調に仕上がっています。今度こそ!

 

 

JCR/CRF450R Test results from JCR

テストは続くよどこまでも・・いや、どこまでもテストが続いていてはいけないんだ。

しかし、ライダーが納得しなければ勝つためのアイテムとして認めるには、まだ足りないものがある。今回のテストはティミーが行った。
結論から言うと以下のとおり。

・シートが凄く固く感じる
・シートの形状はOK、もう少し低くても良いかも
・シートカバーはもっとグリップする素材の方が良い(サイドも上部も)
・もしかしたらシートカバーの折り返しでシートが固く感じるのかもしれない

という事でした。形は良いが、シートが固く感じるのが一番のネガだそうです。カ
バーはもっとグリップする素材があれば良さそうです。

うーーーん・・・今回はシートが1つしかなかったので、思いついたパターンのシートカバーを何種類か同封した。

張替えて試すという面倒をかけてしまうが今回は仕方がない。
先ずは一番グリップ力が高いと自負していたものを張って送った結果が上記の内容だった。ノーマルと比べたらどうなの?と言うくだらない質問をするつもりはない。
ダメならイイ!と言われるまでやるだけである。彼らもプロだし時間も限られている。いつまでも付き合ってられないだろう。しかし、焦って迷った製品を作るわけにも行かない。

連休中に自分でも試してみよう。