オートレーサー の KTM690DUKE

今回のお客様はオートレーサーです。
職業ライダーですね。
毎日のようにバイクに乗っていると、普段はそれほど乗らないように思う方もいると思いますが、当社のお客様には白バイ隊員や今回紹介したオートレーサーの方も多く居られます。
そういえば、パリダカでも毎年BMWで出場していた白バイ警官のロワゾーなんていう人もいたなぁ。あっ、モンゴルにも来たっけ。
さて、今回のご依頼はKTM690DUKEのシートのローダウン

このシートは、中央に特徴的なシートストッパーが付いています。
一般的な張込ではこのような形が出ません。
特殊な作り方でウレタンとシート表皮が一体成型されているので、表皮をはがすときに、ウレタンがくっついてきてボロボロになってしまいます。

こんな感じになります。
もちろんこのまま張り込むと、表面が凸凹になってしまって見れたものではありません。
なので、綺麗に表面をならして、同程度のウレタンを張り込みます。
凸凹を隠すために柔らかいウレタンで全体を巻く方法もあるようですが、当社では行いません。
シート全体が丸く、シャープさをかいてしまうからです。乗り心地も良くありません。
さて、ローダウンをして、シートストッパーも削ってしまったのでは面白くありません。
なので、同じようなシートストッパーは出来ませんが、一般的な張り込みで再現できるストッパーを増設しました。
写真では分かりづらいかもしれませんが、中央に三角の盛り上がりをつけてあります。

エクセーヌとビニールレザーのコンビで張り込みをして、オレンジの糸でステッチを施してあります。

春が見えてきた

昨日はKTMとスポーツスターの冬眠明け。

KTMはボロボロになったデカールの貼り替えでもして、外装リニューアルでもしようかな。
基本メンテのみだけど、チェーンの張り調整、ホイルベアリングのグリスアップなどなど、整備すると途端に乗りたくなってくるね。
干上がった川原を、トコトコトコ走ってきただけだけど、芯まで凍るような寒さではなく温かさを感じる日でした。
幸い花粉症ではないので、3月になったら林道行って走り回ってこよう。

少し埃のかぶったヘルメットも全部ピカピカに磨いた。
こうして写真撮るとだいぶたまったなぁ。
貰い物も多いけどね。
ロード用のヘルメットがないくらいか。ジェットで代用すればいいか。
シーズンインに先駆けてシートも新しくしなきゃ。
試してみたい素材や、形状など。
自分で乗らなきゃ何が分かる!?ですね。
皆さんも、シーズンが始まる前にシートのことに付いて聞きたいことがあればいつでもご相談ください。

東大寺に行ってきた。

先日大阪出張は車だったので、今まで一度も行ったことがなかった奈良の大仏を観てきました。
いつも近くを通ってはいたのですが、なんとなく寄る気も起こらず今に至っていたわけです。
先日の伊勢神宮へ参拝したせいもあるかもしれませんね。
なんとなく歴史を感じたくなる時もあるんです。
しかし、勉強嫌いで奈良の大仏がいつ作られてたのかとか、平城京とか、なんとかかんとか・・聞いたことはあるぞ!的な、断片的にも程があるほどの知識で見物をしてきました。
そこに行ったなら、見れる物はとりあえず見ておきたい。
なので、最初に興福寺
五重の塔も良かったけど、宝物殿が素晴らしかった。
仏像とかにはあまり興味がなかったんですが、ここを見て少し変わりました。
うまく表現できませんが、さすが国宝、じっと見てるだけで鳥肌が立ってきました。
阿修羅像をはじめ数々の仏像の素晴らしさは、この年になって感じるものなんでしょうか。
そして、東大寺に歩いていきます。
います。
いまさらですが、鹿だらけです。ほんとに鹿だらけなんです。
テレビや話には聞いていましたが「野生」の鹿がたくさんいます。

しかも、東大寺の門を見上げて、なんじゃこのでかさは!と口をぽっかりあけて、見上げて歩いていたら誰かに当たったのかと思って、思わず「すみません」って行ったら、鹿がじっと僕の顔を見ていました。
神様の使いであるこの鹿を咎めるつもりはありませんが、鹿さん、少しは避けてくださいよ。


この中に大仏があるんですね。
正面入り口の上にある四角い扉が開くと、大仏の顔が外から拝めるんですね。

たまにはこんな寄り道もいいもんです。
いい息抜きと、刺激になりました。

サドルシート

先日買ったポストミシン
これを使って、シート担当の足立が新しいシートを作っています。
ヌメ革やサドルレザーを使って、鉄板ベースに綺麗な3次曲線を描いて革が張ってあるそれです。

3mm厚のサドルレザーは硬くて加工しにくいが、ある方法を使うと、伸びたりプレス加工したように絞ったり出来ます。
こうした形状があって硬い物はポストミシンでないと縫いにくいのです。
裏の革も合わせて合計6mmの厚さを0番(太い糸)の糸で縫っていきます。
手縫いの味もあるでしょうが、当社はミシンを使って一般的サドルシートともう一つ、何かをしたサドルシートを作っていきたいですね。

使い慣れないポストミシンは、まだステッチ幅が安定しません。
しかし、これも慣れです。数をこなすのみです。
どんどん作って綺麗にしか出来ないように腕を上げればいいのです。

コバも塗ります。塗っては磨き、磨いては塗り・・・。一般的なビニールレザーの張込とは違った加工がたくさん入ります。
中に入れるウレタンも一般的なチップやハードウレタンではなく、革がお尻に馴れていくように、そして快適に!クッション材もそれにあったものを選択しなければと思います。
これもいずれ販売していくのでご期待ください

鳥羽市浦村の牡蠣

三重県鳥羽市浦村へ牡蠣を食べに行ってきました。
私、牡蠣が大好きなんです。焼いても煮ても揚げても・・何でもいいです。
テレビでここの牡蠣食べ放題を観たのをきっかけに昨年はじめて行きました。
そのお店は、焼いた牡蠣がわんこそばのごとく次から次へと運んでくれました。
焼き牡蠣だけではなく、牡蠣の炊き込みご飯やカキフライなども1品料理として付属したように覚えています。
「浦村 牡蠣食べ放題」と検索すればいろんなお店が出てきます。値段も¥2,000~¥3,000ですかね。
内容を確認して、お出かけになるといいでしょう。
外で食べるところや、暖かい室内で食べるところ、ロケーションのいいところ等々さまざまです。

さて今回お世話になったのは丸善水産
前日での予約でしたが、午前11時から入れるとの返事でした。
ここは1日で11時から90分。12時半から90分の2回、食べ放題をしています。
前回行ったお店もそうでしたが、調味料(ポン酢やスダチ、マヨネーズやタバスコなど)が持ち込み可です。
ワイン好きな方はワインを持ち込んでもOKです。
これもお店によってルールがあるでしょうから、確認してください。

ここの食事場所は「海の上」でした。

牡蠣はたくさんあります。

このお店は、自分で焼くスタイルです。牡蠣の殻で手を怪我しないように、軍手も用意してもらえます。

自分で焼くから、焼き加減のちょうどいい、みずみずしい牡蠣を食べられます。
言うまでもなく、焼き過ぎは良くありません。

牡蠣丼です。
食べ放題の焼き牡蠣に、ここでは揚げたてカキフライの丼と牡蠣の味噌汁、下記の佃煮が付いてきました。
牡蠣の丼を食べ終えたところでお腹がパンパンです。
60分が過ぎたくらいだったかな、ポン酢やしょうゆで味を変えても、もうお腹に入りません。
食べ放題って普段行くことはないんだけど、ここの牡蠣食べ放題はまた行きたいなと思います。
まぁ1年分食べた気がするので当分要りませんけどね・・。
3月末までやっているそうですよ。