2023 HRC感謝の会

毎年この時期に声をかけていただき、出席している「HRC感謝の会」
HRCの契約ライダーやドライバーが一堂に会します。
今回の会場はホテルニューオータニでした。
ずらりと並ぶマシンたち。
さらには
2017 日本人初のインディ500を制した佐藤琢磨選手のマシンまで!!
そして
なんと本人と記念撮影まで。

ダカールマシンの展示もあったけど、新型の展示ではなかったな。
新型のシートは作ってるのだけど、新型マシンがまだ見れていないというのは、少し気分が乗らないというか・・・。まぁいろいろ事情があるんでしょうね。
今度のダカールではぜひ優勝をしてもらいたいです。
毎年だけど、こうしてグローバルな超大企業に混じって当社のロゴがあるというのは正直誇らしいです。
パーティーではいろんなライダーやドライバーがそこかしこで談笑しているので、隙を見て記念撮影をお願いしました。
今年でホンダを去ってしまうマルク・マルケス。まぁスーパースターですね。

F1パイロットの角田祐毅選手

ジェット・ローレンス

ティム・ガイザー

今年もフジガスこと藤波さんにも会えました。

抽選会ではジョアンミル選手のサイン入りTシャツを貰うことができました。

他にも中上選手や色々たくさんの選手がいて楽しい時間を過ごすことができました。

 

 

バイクに一番いい季節

春の新緑を見ながらのツーリングもいいのですが、結構雪が残っていたり寒さが冬のままだったりと、良い感じになってきたころには汗だくの季節に突入なので、やはり今の季節が一番いいです。

赤や黄色や緑のコントラストが目に嬉しいです。
雨が少ないのもいいですね。
走ればお腹が空く。
関市のはずれにある「栄屋
ここの「まぶし丼」ひつまぶしとはちょっと違うけど、間違いなくおいしいです。
岐阜の「けいちゃん」の知名度は全国に広がりつつあるのだろうか。
ここは白川町の「まんぷく亭」うどんの追加も忘れずに。
けいちゃんは他にも白草 まるはち食堂 その他諸々有名で美味しいところがあるので色々試してみるのも良いと思います。

ここはツーリング途中というより、20年前からたまに食べたくなる名古屋名物スパゲティで「マローネ」のスピカドーロ。高速をビューンと飛ばして家から30分。食べてからまた高速乗って東農方面へ走りに行くというのがいつものパターン。

友人が24時間耐久レースに出るというので応援にも行ってきました。
坂内バイクランドに訪れるのは10数年ぶり。以前ここで3年ほどレースを主催したけれど、これが結構大変で3年で気力が尽きてしまった。あいにく雨だったけど、友人チームの優勝は素晴らしいなと。

遊びながらもGS用のテールバッグを作ってみたりと、少しは仕事のことも考えたりしています。
遊ぶにも体力は必要なので20年前から週末の山登りは相変わらず欠かしてないです。

最近クマの話題が多いので、薄暗い山道は少し怖いです。大声で歌を歌いながら登るわけにもいかないし、鈴でもつけるかな。
と、こんな感じで週末を楽しんでいるのですが、遊んでばかりもいられません。
先月のモロッコラリーで使用したシートが戻ってきました。
ワークスライダー5人分

たたき台のシートを製作して、現地でウレタンの微調整をして、これでダカールに臨むという見本です。


形状の寸法の落とし込みも重要なのですが、縫製、ロゴ、カードホルダーなどなど、メカニックからは伝えられない部分をレース後のシートから読むことができます。

さぁこれで2024ダカールラリーのシートの製作です。

 

New?? CRF450RALLY

モロッコラリーが始まった。
今回もモロッコラリーのためのシートを作りました。
今までとは形が違うシートです。
色も違います。
当然、新型車の投入かなと思います。
プロローグの写真がネットに上がっていました。
ワークスライダーではないがCRF450RALLYを貸与されて出場する#68 Tosha

そして、2020ダカール優勝の#2 Ricky

カウルの形からライトなどの違いが判ります。
サイドからリア回りも変わっている。Fタンク上のエアの取り入れ口も無くなってる。

なのに当のHONDAからの発表は無い。何か理由はあるんだと思う。
さらに、これだけの変化をしているのにどこのメディアも注目しない。

私はシートのスポンサーでもあるけれど、ダカールラリーのファンであり、HRCのファンなので、この辺りがとても気になって仕方がないのです。

ちなみにシートは作っていますが、マシンやチームに関しては何も知りません。
なので、ノグチシートがパーツとしてきちんと仕事をしてくれていれば何の問題も無いのですが、とは言え少しモヤモヤしますね。

ファンの心理と仕事は別なので、ライダーの皆さんにはライディングのポテンシャルが少しでも上がる、もしくは長時間のライディングで集中力が途切れないシートを提供できるように製作しています。ステッチの位置や向きなども細心の注意を払っています。
2024ダカールラリーに向けてさらにブラッシュアップしていくCRF450RALLYだと思います。
ノグチシートもさらに一歩進めるように考えて行こうと思います。

宝物が届きました。

クロネコさんが小さいけど重めの段ボール箱を届けてくれました。
早速開けると

あっ!!!!!!!!!!

箱の中からいきなりこれが見えたものだからびっくり。
僕の年代のオフロード好きなら説明は要らない代物。

バハライトと言えばこれ。これと言えばバハ1000です。
しかもバハ1000を11回優勝したジョニーのサイン入り。
XR600いや628か、デザートキングと呼ばれた名機。

これは2000年を記念して行われたバハ2000かな。この時もこのXR650に乗ったジョニーが優勝している。

そしてXRの時代は終わりCRF450X。
80年交換から2015(だったかな)のJCRがバハを撤退するまで使用されたこのどでかいハロゲン球のライト。

2012のバハ1000でジョニーチーム(JCR)のサポートカーに乗る幸運な機会を得て、出発前に入念にライトのセッティングをする花輪氏の話を聞き、実際ピットストップでこのライトに交換する作業を目の当たりにして興奮したのを鮮明に覚えています。

昼のライトから夜のライトに交換するピット。丸で囲んだ所にこのライトが置いてあります。交換作業も恐ろしく早かったです。

暗闇迫るラパスへの道をサーチライトのようにビカーーーーっと照らすこのライトは頼もしい存在でした。

届いたものは、これだけではないです。

2021にダカールで優勝したケヴィン・ベナビデス

KTMに移籍して2023に2回目のダカール優勝。
そんなケヴィンから
The best seat ever!だなんて、うれしいなぁ。


ホンダライダー ナチョ コルネホからも

ケヴィンの弟、ハスクバーナのワークスライダーである、ルチアーノ・ベナビデスからも。

さらに、
ジョニーの息子 プレストン・キャンベルの2023ISDE出場応援Tシャツまで。

会社の事務所内がコレクションで溢れていたので、もう少し整理してかっこよく展示しなきゃと思います。
届いた嬉しさもありますが、こうして世界中のトップライダーやその関係者の方々に気をかけていただけることが、ただただうれしいです。

 

 

アブダビデザートチャレンジ優勝 

アブダビで行われた世界ラリー選手権でノグチシートがシートをサポートするHRCのエイドリアン・ベベレンが優勝しました。



おめでとうございます。

ダカールが終わったばかりですが、既に次のダカールに向けて動いています。
そろそろ新型マシン出てこないかな。

そしてもう一つ。
同じレースに出場していた#45の池町選手。
彼と初めて会ったのは1993のTBIでした。
林道のSSで僕の後ろからスタートした彼に矢のように抜かれたのを今でも鮮明に覚えています。
それから、パリダカの視察に一緒に行ったり、山で修業したりとなんだかんだ長い付き合いとなっています。

ちなみに2000年のダカールでは10位というとんでもない記録をプライベート参加で作っています。その後は車に転向し今に至っています。
その彼が2024ダカールに出場するという事で、参加資格を得るためにこのレースに参加したというわけです。
そしてベテランクラス2位と言う結果。
いつまでその超人ぶりが続くのか、本当にすごいなと思います。

こちらもHRC同様に応援していこうと思います。