モトグッツィV7Ⅱ シンイチロウ アラカワ

東京モーターサイクルショーに行ってきました。

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目的は色々あるんですが、先ずはノグチシートの作品を真っ先に見ること。先ずはSHINICHIRO ARAKAWA氏プロデュースのMOTO GUZZI V7Ⅱ
v7stone_1ベース車はこれ。このマシンがSHINICHIRO ARAKAWAによってカスタムされます。もちろん当社の担当はシート。
ちなみに今までも何台かのアラカワ氏プロデュースによるマシンのシートを作らせていただきました。
キャプチャ細かな指示がシートと共にきました。
異素材の組み合わせ、刺繍の配置、ラインの合わせなど通常のシート作りより手間がかかります。
手間をかけただけの結果が出ないと意味がないので、慎重に作業を進めます。

なにせ実車に合わせながらできないので、指示書とシートに記されたラインのみが頼りです。
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刺繍は刺しゅう機を自社で保有しているので、プログラムから施工まで納得いく刺繍ができます。

完成したシートを送り、しばらくして車体に装着された写真が送られてきました。
17351138_1439552666086347_522421117_nタンクのブラックとシートのエナメル、そしてタンクから流れる巾3mmのラインとの合わせ。いい感じです。
このマシンはイタリア語で”Lucciola Blu”(青い蛍)と名付けられ展示されるそうです。なるほど、だからシートの最後尾が黄色だったんだ。
しかし、写真だけでは分からないところもあり、東京モーターサイクルショーのMOTO NAVIブースに行ってきました。
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IMG_3491IMG_3488不安だったこのエナメルからサイドへの流れもバッチリ。
IMG_3492やはり現物を見ると、次への課題も出てきますし、頑張った達成感もより一層湧いてきますね。なかなかお会いする機会がなかったアラカワさんにも今回お会いし、挨拶が出来たのも良かったです。

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オリジナルレザー Cover materials

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バイク用の滑り止めレザーの開発を進めています。

滑り止め効果はもちろんのこと、張りやすさや強度なども重要。

ありがたいことに、あるメーカー様に数種類のサンプル製作に協力をしてもらい、細かな点を詰めています。色は黒と赤の展開を考えていて、一般及び業販でもこの素材を販売していこうと考えています。

何個かシート作って走るのが一番なので、もう少し試してみよう。

 

そして、オリジナルレザーの打ち合わせをしていると、アメリカよりファクトリーマシン専用のグリッパーレザーが届いた。
unnamed (2)通販で簡単に買える材料ではないので、少し手間取ったけど無事到着。

当社で扱うバイク用レザーを載せたカタログ販売中です。
廃盤になったり、新作が追加されたりと、なるべく早くアップデートをしています。

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それと、当社取り扱いのカバー素材はWEB上でご覧いただくこともできます

そうそう、特に発表もしていなかったのですが、当社WEBのトップが新しくなりました。

 

 

 

足つき性とアンコ盛り Low or High seat?

 

足つきで悩んでる人に「アンコ盛りをして足つきを良くしましょう」と言うお話です。

バイクシートで言うアンコはウレタンの事を指しますが、アンコという名前が一般化してしまっているので、なかなかカッコいい新しい言葉ができません。ローダウンとかハイシート化とか言うこともあるけど、圧倒的にアンコ抜きとアンコ盛りですね。カッコよくないけど、この言い方は分かりやすいので、当分はアンコ抜きとアンコ盛りという言葉を使っていきます。

足つき性を良くしたいからあんこ抜きをする。当然の話で低くなれば足が届くから、プロに任せなくても強引にウレタンをむしって低くされる方もいます。

しかし、アンコ抜きをすると当然クッション性は落ちますし、下手なあんこ抜きをすると低くなったにもかかわらず足つき性が向上しないってこともあります。

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すごく乱暴な絵ですが、左の絵のように四角のシートのまま低くすると高さは低くなりますが、脚の広がりは変わらずに地面が近づくために、よりがに股になってしまい違和感を感じることになります。

右の図だと高さはそのままにシートを細くした場合の足の角度を示します。
脚が削る前より真っすぐ下におろせるために、高さは変わらないのに脚が出しやすく(おろしやすく)なり足つきが良くなった感じがします。

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このシートは右がメーカー標準シートで、左がメーカー純正のローシートです。
高さは着座位置で30mm低いですが、幅が標準より広くなっています。
これだと、せっかく低くなったのに脚が開いてしまい低くなった分の体感が得られにくいです。さらに標準より30mmクッション性が落ちているので乗り心地も期待できません。

実際、このシートで標準シートの着座部はそのままに前部分を30mmほど狭くしたものにまたがってもらうと「ローシートよりも足が出しやすく、更に足つき性が上がった(そう感じた。停車時の安心感が上がった)」という評価を何人かのお客様から頂きました。

では、ロードバイクのようにシートの厚みは薄いけど足つき性を上げたい場合はどうしたらいいのだろうという質問も多くいただきます。

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しかし、絵が下手でごめんなさい。薄いシートの話を始めてるのに絵は厚いシートで更にごめんなさい。

薄いシートの場合、サイドも削れずもちろんウレタンを薄くすることもできない場合があります。
ここで強引にウレタンを薄くすると、シートカウルの幅目いっぱいに脚が広がってしまう場合があります。そうなると、低くなっているのに脚の自由度が下がって停車時の足つきに違和感が出ます。
なので、ロードバイク(もしくはそういった形状に近いオフロードバイク)の場合、着座部分の幅は割と広く取ってあるので、アンコを若干盛り、座面幅をノーマルより狭くすることで「高くしたのに足つき性が良くなった(そう感じる)」となる場合もあります。

アンコ抜きによる乗り心地の悪さを解消するために衝撃吸収材T-NETの挿入をお勧めしてはいますが、衝撃吸収材T-NETが挿入できないほど削って、足つき性もよくならず乗り心地も悪くなる最悪の事態を避けるために、【足つき性の向上のためのアンコ盛り】を勧める場合もあるという話でした。足つき性も上がってクッション性も上がればより快適になりますからね。

もちろんこれは一例なので、すべてのお客様に当てはまる手法ではありませんが、やみくもにアンコを薄くするだけではなく、トータルでの快適さ求めるためにいろいろ考えた結果をお知らせしているにすぎません。

足つきで悩んでいるお客様すべてに満足な提案ができないかもしれませんが、現状抱えている問題があればご相談ください。

【TEL】0575-28-2057      08:00-17:00

【email】 bike@a-seat.jp

 

 

ノグチシートオリジナルウレタン Original POLYURETHANE FOAM

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昨年から頼んであったバイク、車用のウレタンフォームが届いた。

今まで通り、専用の金型で発泡させて作るモールドウレタン(バイクや車のシートと同じ製法)で、今回は今までのウレタンとは少し配合を変えてもらったんです。

イイ!!!
すごくいい!!
良い材料を手にすると、それだけでうれしくなる。
数値ではわかっていたけど、やはり触れるまでは不安でした。
しかし、硬度、密度全て理想通り。

今までの材料でも問題はなかったのだけど、シートに求める性能は作れば作るだけ高くなってくるものなのです。
それしかないから諦めるのではなく、そうするにはどうしたらいいのかを常に考える。無ければ作り、知らないものを知ろうとする。
衝撃吸収材も同じ。現在はT-NETを使っているけれど、既にほかの材料も試験中。
IMG_1099様々なシチュエーションで、その乗り心地を実感してより高いところにノグチシートを持って行きたいと思っています。

スポンジと呼ばれるものは世の中にたくさんあるけれど、ノグチシートで使いたいと思うものは数種類しかありません。
20数年で触れてきたスポンジ類百種類を超えると思います。家具にはいいけれどバイクには無理、バイクにはいいけれど家具には・・要は存在するすべての材料に意味はあるのですが、ちゃんとした使い方で素材は生き生きとしてくる。

結局は今のところ、ウレタンメーカーでノグチオリジナルウレタンを作るというところに行きついたのですが、まだまだ考えていることもあるので地道に材料の開発も進めていきたいと思います。

 

 

シートの加工例 Work sample

シートの改造をするとき一番悩むのがカバーのデザインだと思います。
私も意見を求められることが多いのですが、長年シートを見てきて出た答えは
「黒なら間違いない」
です。
しかし、それだとせっかく張り替えた満足度がいまいち満たされないということで、黒でもトーンを変えたり、ステッチの色を変えたりとアクセントをつけたりもします。
もちろん当社ではいろんなカラーを取り揃えておりますので、ご希望に沿ったデザインや配色も可能です。
こうして言葉で説明しても分りづらいので少しずつですが完成品のシートの写真やお客様から頂いた装着写真をWEBで紹介しています
無題これからも写真を増やしていきますので、皆様の参考になればうれしいです。

無題FACEBOOKページでも情報を流しております。