FRAGILE 取扱注意のステッカー

当社の製品を発送する時(主にバイクシートやカーシートなど)今まではダンボールにゴム印でロゴマークをスタンプしていた。
取扱注意などはパソコンから出力される送り状で印刷されていたり、運送会社からいただいた専用のシールをぺたぺた貼っていました。
が、なんとなくかっこ悪い。
プラのステッカーではなくても、紙のステッカーで、しかも大判で、かっこいい取扱注意のステッカーが欲しくなって友人にお願いをした。
友人いわく「海外から届く荷物って、大きなステッカーがペタペタ貼ってあってなんとなくかっこいいやん」
「そんなイメージで野口のステッカー作ってやるよ」
と言うことで、細かなことは言わずお任せでできてきた物がこれ。

おぉぉーー
かっこいい。エマージェンシーオレンジで大判でダンボール箱に貼るのは惜しいくらい。
あーだこ-だ打ち合わせしなくても、任せとけ!の一言でこんな物を作ってしまう友人がかっこよく羨ましくもあります。
信頼関係の仕事って、やっているようでなかなか難しいものです。
見習ってもっとガンバろ!

面ファスナー

材料のお話
面ファスナーと言ってもピンと来ない人もいるかと思いますが、マジックテープなら聞いたことがあると思います。
マジックテープはクラレの登録商標です。
ベルクロってのも聞いたことがあると思いますが、これはベルクロ社の登録商標。(だったと思う)
YKKならクイックロンだし、マジクロスと言うのもあったりします。
当社の仕事では様々な場所でこの面ファスナーを使用します。
袋の閉じはもちろんですが、カバーの固定や、椅子の固定など用途は無限にあります。
また、無限ではありませんが、用途によって様々な種類の面ファスナーがあるので、用途に応じた面ファスナーの選定も大事なことです。
基本的に面ファスナーはA面(フック)とB面(パイル)の2種類からなっています。

上から柔らかいタイプ(服などに使う)から、下に行くにつれて硬く接合強度も上がっていきます。
柔らかいだけではなく、制音タイプと言う物もあり、あのバリバリーという音を小さくしたものもあります。
接合強度の高い物はマッシュルームタイプとか、モールドタイプと呼ばれます。
写真にあるノーマルタイプと言う物が広く一般的に使用されているものです。
手芸屋さんで手にはいる物はこれが多いですね。

マッシュルームは横から見るとA面となるほうがマッシュルームの形をしていて、B面のループ上になった生地に引っかかります。B面の選定を誤ると剥がれなくなる恐れがあるほど強力です。
取り付け方法が見つからない店舗の壁に、背もたれを取り付けるときなどに使用したりします。

これはモールド品。なんとなく強そうなフックが見えませんか?

これは伸縮する面ファスナー。テンションをかけたい場所にゴムバンドを使用することがありますが、これを使えばゴムバンドの面ファスナーを縫製しなくても、これ一つで事足ります。

これはデイバッグやウエストバッグなどによく使われているPPテープに面ファスナーが一体となったもの。

これはA面とB面が裏表にある物です。結束バンドなどで見た人もいるのではないでしょうか。
1本で事足りるので、カバーの固定などによく使用します。

これは面ファスナーと呼んでいいのか分かりませんが、マッシュルーム面同士を合わせることで金属リベットのような強度を生む物です。ボードの裏に貼り付けて、プラハンマーで叩きながら付けます。一旦付いたら二度とはがれないですね。こういった接合強度の高い面ファスナーを使用する場合は、それの固定方法に気を使わなければなりません。強度にあわせた縫製や固定方法ですね。

少し分かりづらい写真ですが、これはセラミック繊維でできたカバーです。宇宙に飛んでいく際のロケットエンジンの高温から部品を守るためのカバーです。使用しているのは、セラミックの繊維と同程度の耐熱面ファスナーです。何でできているのかわかりませんでしたが、全て金属だったことと、ものすごく高額だった事は覚えています。
色も白と黒だけではなく様々なカラーがありますし、幅も16-20-25-38-50-100・・・とあります。
まだまだ、面ファスナーについてはこれでもごく一部しか紹介できてません。
いろんな材料を沢山知っていると作る幅も広がりますね。料理人と一緒で、後はその素材を生かすことができるかどうかです。
「これしか方法がない」と言う先入観や固定観念をなるべく持たずに「これしか方法がないの?」と決める前に一回でも考えて、新しい技術や発想で皆さんに喜ばれる会社になればと思っています。

ケーブルテレビ CCN  長良川放送局出演です

先日、CCNの深尾さんから電話があり、「地元のすごい企業」として出てほしいと言われ、恥ずかしながらこれも広報活動として、私の大事な仕事なので行ってきました。
今年の5月にも取材をしてもらって、その時一緒に出演したチームランドクルーザーの新人ナビゲーター岐阜出身の田中さんと二人で出演です。

左腕のロゴの並びに当社のマークもあります。
長良川放送局

今日から1週間の放映です。はたしてこのブログ見てくれている人の何人がこの番組を見ることができるんだろう。

今回はスタジオ撮り。
おーーー、テレビで見たことある風景だ。

マイクとかつけてもらって、緊張はたかまっていきます。

照明と緊張で汗びっしょりなんです!

なんとか、それなりに喋ることもできたかなと・・

収録したあとに記念撮影。
ダカールラリーのことを、ごく限られたエリアであっても紹介できたということはうれしいことです。
CCNさんありがとうございました。
CCNさん。今度は一緒に現地で取材しましょう!

TLC チームランドクルーザープレス発表

ダカールラリー市販車改造クラスで史上初の6連覇を狙うチームランドクルーザーのプレス発表が行われた。
くどいようですが、今回も当社のシートクッションが装着されています。

三橋ドライバーがプレスを乗せてランドクルーザーを走らせる模様がYOUTUBEにアップされていました。

こんな走行映像がライブで見られたらいいですね。
月末には車検があり、1/1にはグランドスタートです。
楽しみになってきました。

新しい自転車

今年の夏はトレーニングでよく自転車に乗った。
もっぱら舗装路を走ることが多いので、MTBからロードレーサーに変えた。
スイスイ走る自転車にうれしくなって毎日のように乗っていた。
相変わらず上り坂も嫌いだし、やっぱりバイクが好きですが、自転車の魅力も知っているので、自分で言うのもなんですが、かなりお得な人生は歩んでいると思います。
さて、そろそろ自転車のシーズンも終わるというこの頃。
僕が自転車に乗るきっかけとなったこのお店の店主から連絡。

こんな自転車があるけど乗る?
携帯に写真が送られてきた。
RIDLEY
このメーカーの

2009 NOAHと言うみたいです。
すみません。乗る楽しみは少し分かってきましたが、バイクのメーカーのように名前を聞いただけでラインナップや特徴などは自転車の場合出てきません。
しかし、写真で見るそのフレームは、形が綺麗だし、綺麗だということは今以上に楽しいわけだし、来シーズン(といっても街乗りですが)新しい自転車でスタートできるのは楽しい。
この前のミニチュア椅子の話ではないけど、これはいわゆる本物の自転車です。
なので即決。
現在乗っている自転車をお店に送り、部品の移植などをお願いして、先日の出張で引き取ってきました。

フレーム重量1000gちょっと、と言う軽さは今まで体験したことがなり軽さですね。

朝は厳しいけど、暖かいお昼時間でもうしばらくあそぼっと。