トルネードポテト

先ず
先日のブログ「ずぼらな鍋炊飯」で、ご飯とお汁の位置が反対です。と指摘を受けました。
ここに詳しく書いてありました。
一つ賢くなりました。
賢くなったと言うより、日本人なら知ってなさい。ですね。
言われてみれば、あっ、言う感じですが、気にしていないと気にならない物です。
品良く生きるために知っておいた方がいいです。
今回は、箸置きの狸に免じて許してください。

この箸置きもマナー違反?とかいう話は無しで・・
さて、毎朝のトレーニングが自転車からランニングに変わりました。この冷え込みの中で自転車のスピードは汗をかくどころか、体を硬直させてしまいます。
ランニングと言っても凄くゆっくりなペースなので、自転車以上にいろんなモノが見えます。
今朝、新しいルートで発見したのはこれ

お祭りとかの人が多いところに好んで行くことはないのですが、たまーーーに行くと面白い屋台があったりして時代の変わりを感じます。そんな屋台で見たものが頭に残っていて・・・・
で、この植木何に見えます?
僕はこれに見えて仕方がないです。
これを知ったのはつい最近。
遅い?
初めて見た時思わず買っちゃったもんな。
名前もいい。
名前もいいから、なんか美味く感じるんですよ。
それより、この刈り込みも凄いね。
こうした造形してるときは楽しいだろなぁ。

籐張りの椅子

椅子の張替業務をしているとたまに珍しい椅子が入ってきます。
先日のクッカプーロもそうですね。
これはイタリアで購入されたというアンティーク椅子。
背が籐で編みこまれた椅子です。


手で一本一本編みこまれています。
しかも、真ん中には籐で木が浮かせてあります。
初めて見るデザインです。
裏を見ると
???
??


編みこむ場合、裏側で縛ったりするのですがそれがありません。
これ、いったいどうやって編んであるのでしょうか。
穴が開くほど眺めましたが結局分からずじまいでした。
もっと不思議だったのが、背がこれほど手の込んだ作業がしてあるのに、座面の籐は現代の張りになっていた事です。よくわかりません・・
まだまだ、修行は続きます。

ずぼらな鍋炊飯 を読んで

水戸市大場町・島地区農地・水・環境保全会便りにこんな記事が出ていた。
ずぼらな鍋炊飯。
単純に鍋で米を炊くという話なんだけど、その記事にコメントしたDという人の炊き方が今まで聞いたことがない炊き方で、なおかつ失敗がない。のだそうだ。
ブログの管理人も、そのコメントに触発され、条件の悪い薄くて小さいキャンプ用ステンレスコッフェルで、難なく焦げ付きもせず米を炊いていた。
米を炊くという行為はいつやったか覚えがないくらいない。
唯一覚えているのは、いつだったかバイクツーリングに行って米を炊いたとき、底は焦げ付き、上はべちょべちょで食べられるようなものではなくなってしまった。
それからと言うもの、キャンプで食べるご飯といえば、暖めるだけのサトウのご飯や、水を入れれば出来上がりのアルファ米でした。
しかし、美味い米がいつでもどこでも素早く確実に鍋で炊ける!と言うのは、かっこいい男の条件の一つであると思っていました。
思っていても、焦げ付きべちょべちょのイメージが離れず、やろうとも思いませんでした。
が、この記事を見て、どうしても炊きたくなってしまいました。
では、写真でその結果を紹介します。

米は2合です。新米です。ちなみに写真写りがいいように、我が家で一番高価な鍋を使用しました。

洗います。特に技術はいりません。

ずぼらな鍋炊飯に習って、指の第一関節までの水を張ります。

最強の強火です。

約4分ほどで、ブクブクブクゥゥーと吹いてきました。蓋を取り、スプーンでグルグルグルーーーと米を混ぜます。
対流が起こらない平鍋では、こうしてスプーンで混ぜたほうが熱が全体に回り上手く炊けるというのがDさんのコメントでした。実際この時点で、混ぜるときに鍋底に米がくっついているのが分かる感触がありました。

最小の弱火です。

7時ジャストから火にかけて弱火にした時間です。

途中何度もふきこぼれそうになる度に蓋を開けます。なので、鍋の側面がふきこぼれてベトベトになることはありません。
昔は一旦火にかけたら絶対蓋を開けるんじゃない。と言われたような覚えがあります。
しかし、このやり方ではバンバン蓋を開けます。気になれば蓋を開けて水の量を見たり、聞いたりして確認します。
さて、パチパチした音に変わった  気がした  ので蒸らしにはいります。

その時点での米。
おーーーーーーーーーーーーーー。
なんだかうまそーーーー。
見た目には100点じゃないのか?
早く食べたいけど、蒸らし時間はちゃんと取って、更に完成度を上げます。

じゃーーーん


テンションが上がってしまって「THE民宿の朝ごはん」風にしてみた。(汁物は昨夜の残りです・・・)

そして王道の卵かけご飯

美味い!
もう無敵です。
これなら、どこでもできそうな気がします。
いや、できます。
最近の炊飯器は高性能で凄くおいしく炊けるけど、鍋の前で火を見たり、おかずの用意したり、鍋をジィーと無心で眺めたりと言う時間もたまにはいいですね。
こんなに盛り上がっているのは俺だけなんでしょうか・・・。
ご馳走様でした。

ミシン

布やビニールレザー、革などで何かを作る場合、そのほとんどがミシンを必要とします。
ミシンがあれば、たいがいのもは縫えて、1枚の布から立体を作り出すことができます。
しかし、ミシンが1台あれば何でもできるわけではありません。
薄い物、厚い物でミシンが変わります。
さらには、縫い合わせるだけではなくて、布ぬほつれを防止するロックミシンや刺繍もミシンの仕事ですね。変わったところでは、縫いたい生地を動かしながら縫うのではなく、台(ミシン)が動いて縫っていくなんてのもあります。
単純に縫いあわせをするといっても、平たい物同士を縫い合わせたりすることもあれば、形状を保ちながら縫う場合もあります。その場合、一般的な台の上にあるミシンでは縫いにくかったり縫えなかったりします。

これ一台あれば、かなりの範囲の加工をまかなえるんですけどね。
オリジナルバッグを作るときなどは、素材が硬い上に分厚く、形状もあるのでこんなミシンを使います。


ポストミシンと言います。
ステッチをかけたり、筒を縫ったり、バッグの縁を縫ったり・・・・これだと平面から、さらに上下の空間が生まれるので、無理な力を加えなくても、簡単に縫えてしまいます。
しかし、この1台ではバッグは出来なんです。
3台のミシンを経て完成します。
やはり、作業にも創意工夫は必要ですが、仕上がりや時間短縮など、さまざまなプラス要因がある以上、便利な道具は揃えたいですね。あのミシンとこの道具とアレがほしい・・・
そんな感じで、新作バッグもスローーペースで製作中です。
ご期待ください。

FERRARI F355 CHALLENGE OMPフルバケットシート

休みの日に会社に来て書類の整理をしていたら電話が鳴った。
「F355のシートの相談がしたい」とのことで、これから北陸から走ってくると言うことでした。
数時間後、普段聞くことのないエキゾースト音が聞こえてきた。

ひゃーーー
かっこいい!!!
ピッカピカです。

ローターもでっかい。
レース仕様なので当たり前と言えば当たり前なんだろうけど、見るからに効きそうです。
目立たない、ちいーーーさなウインカーも素敵です。
ロールバーが入っているので、乗り降りは大変そうです。

ハンドルが起き上がっています。
内装は本革とカーボンですね。
消火器も装備されています。
さて、本題のシートです。
前回張り替えたシート>と同じく、ウレタンは劣化し粉が落ちてきてます。

もう、こうなったウレタンは交換しかありません。
粉状のウレタンが車内に散らばると、静電気でなかなか取れないんです。
乗り降りするたびに粉がぱらぱらと落ちますから、こうなったら、ウレタン交換と張替をしないといけません。

いたるところでヤレが見れます。
特に赤色のファブリックは退色しやすく、わりと早く色が抜けてしまいます。
今回の場合もショルダー部がピンク色になっていました。
今回はエクセーヌかアルカンターラで張替を希望されたので、実際にシートに反物を当てて選んでいただきます。
エクセーヌとアルカンターラでは微妙に赤の発色が違うのです。

どちらもOMPのシート生地とは異なる赤ですが、今回はアルカンターラで張り替えることに決定しました。
また、ダカール用のクッション素材にも興味を持っていただけたので、張替と同時にクッションのカスタムもさせていただくことになりそうです。
秋のドライブシーズンをもう少し楽しんで、年末に作業開始と言うことで打ち合わせは終了しました。
遠いところ、お越しいただき誠にありがとうございました。