CT125 ハンターカブのシート

夏に向けて自分のバイクのシートの衣替えが進んでいます。

今回はCT125 ハンターカブ


今まではこの色の組み合わせが好きで使っていたけど、真っ赤なフェラーリの内装がタンと言う憧れもあり、今回は軽めの色に変更。

 

黒とのツートンでいい感じになったといつもの自画自賛ですが、軽快でジェントルな感じが出たのではと・・・

暫くして気付きました。

郵政カブですね・・。

シートの相談で一番多いのはやはり色。
こんな色を使いたいのですがどう思いますか?と質問されれば、私なりの意見を言いますが、今までは「どんな車体色にも間違いないのは黒」「黒の表面模様や艶違いを組み合わせて作るのが、飽きも来ず間違いないですよ」と言っていました。

分かっているけど、せっかく張替をするなら他人とは違ったものにしたいと言う方も多いです。思い切った色を使って「思ってたのと違った」と言うのもつらいです。

なので、最近は自分のバイクで普段お勧めはしなかったけど、やってみたかった明るめの色や気になっていた色の組み合わせをして検証しています。
これらが参考になってお客様の選択の幅が広くなればと思っています。

この色、在庫のみですがあります。

次はGSのシングルシートかな。

 

 

CRF450Lシートカバーの張替え

自分のCRF450Lも今年で、もう5年も経ちました。

自分のバイクのシートは何をやってもいい実験の場なので、新素材や実験的な材料の組み合わせなどしています。
去年張り替えたこれは座面にウルトラスエードを使用し、サイドはB-59のホンダ純正ピンクレッド。
サイドのロゴは新しいプリント素材を使用して耐久性を見ていました。
中身は購入後すぐにダカールスペックにしてあり、以来6,000kmほど走行してますがへたりもなく何も不満が無いのでそのままです。
張り替えると中のウレタンや防水コーティングの様子も確認でき、自分のシートは頻繁に張り替えます。問題が発見出来たら直ぐに製作工程にフィードバックできるので、こうしたチェックは重要なんです。
2023モデルのCRF450Rのシートカラーが80年代のXRやCRのように青(今回はネイビーですね)で、久しぶりにホンダの赤/青カラーになったなとみていました。
自分でも試したくなって、春の衣替えの気分で張り替えてみました。
濃紺のビニールレザーが無いので、近そうなB-42で張りました。
良いと思います。ありですね。
新鮮です。欲を言うならデカールに同じネイビーのラインが入るともっと良い気がします。
昨年CRF250Lで同じような組み合わせで作りました。
こちらはデカールの青とマッチしてよりまとまってます。
カバーはウルトラスエードの青です。

これを見てから自分のCRF230Fも青を入れて張りました。

やはりグラフィックで印象は大きく変わりますね。
お客様にカバーの色の相談を受けると「どのような車体色でも黒であれば間違いはないです」と答えているのですが、少し冒険した色を選びたいお客様へのアドバイスをするためには、自分で色々試すしかありません。
それとプロのデザイナーのやることを真似てみるのも良いと思っています。真似て良ければそれも一つの提案になります。

アブダビデザートチャレンジ優勝 

アブダビで行われた世界ラリー選手権でノグチシートがシートをサポートするHRCのエイドリアン・ベベレンが優勝しました。



おめでとうございます。

ダカールが終わったばかりですが、既に次のダカールに向けて動いています。
そろそろ新型マシン出てこないかな。

そしてもう一つ。
同じレースに出場していた#45の池町選手。
彼と初めて会ったのは1993のTBIでした。
林道のSSで僕の後ろからスタートした彼に矢のように抜かれたのを今でも鮮明に覚えています。
それから、パリダカの視察に一緒に行ったり、山で修業したりとなんだかんだ長い付き合いとなっています。

ちなみに2000年のダカールでは10位というとんでもない記録をプライベート参加で作っています。その後は車に転向し今に至っています。
その彼が2024ダカールに出場するという事で、参加資格を得るためにこのレースに参加したというわけです。
そしてベテランクラス2位と言う結果。
いつまでその超人ぶりが続くのか、本当にすごいなと思います。

こちらもHRC同様に応援していこうと思います。

 

 

ダカールラリー終了

2023ダカールラリーが終わりました。
優勝はKTMのケヴィン そして43秒という僅差の2位のトビー。
1-2-3はKTMグループに持っていかれました。
ホンダは4-5-8位と、リタイヤしたライダーを除けばトップテンにホンダーライダーが全員入っている善戦ではあったものの、表彰台に乗れなかったのはファンとしてもシート製作をした者としても悔しいところです。

勝たなければ意味がないと言う人もいますが、負けたことで2024こそ!という気分になれます。まぁ勝てば2024も!ってなるのですけど・・。
とにかくライダーもスタッフもお疲れさまでした。

そろそろ新型マシンにならないですか?ホンダさん。
次があるのかまだ何もわからないし、毎年シートの契約が更新されるのかも分からないのですが、今年も映像で見てるラリーは素晴らしかったです。

やっぱりラリーはいい。
なので9月にちょっと出かけようかと現在資料集め中。
ワークスライダーのようにはいかないけれど、シートを作る以上、より近いフィールドで自分が試すことは大事かなと思ってます。
それに初めて走る土地や、初めて見る景色には言葉にできない刺激がありますからね。
まだ体が動くうちは続けたいです。

話は変わるけど最近回数が減ってきた休日の朝ラー、朝ご飯炊きツーリング。
思い付きで始めたこれも3年も経つと目新しさが無くなってきます。
あれもしたい、これもしたい、この道具が欲しいといろいろしてきたけど、正直言うとやはり飽きてくる。
山でご飯を作るという行為そのものが楽しいのはわかってるんですけど、毎回大きな刺激を求めてしまい、食べすぎたり、考えるのが億劫になったり、そのうち行くのも・・。
こんなことで大げさに悩むことでもないし、続けなきゃいけないという義務もないんだけど、せっかくの休日の朝に朝マックとか朝定食とかではなんか幸せ感が無い。(これも好きですけどね)それが嫌なのでやっぱり楽しいことはしたい。
何かヒントないかなと読んだこれ
面白かった。
土井先生は好きで、youtube観て土井先生味噌汁を作ってみたらこれが良かったので、また違った具を持って山の上で一汁一菜をやってみようと思いました。
文中に「有限だけど無限」一杯の味噌汁を作るのに入れる具材は有限だけど、毎回作るとなるとそのバリエーションは無限にある。とありました。
これはうちの仕事にも遊びにも言えるなと思ったところです。

そうだ今度は前の晩に塩おむすび作って、山の上でコーヒーじゃなくて味噌汁1杯作るってのでもいいかな。

色々書いて支離滅裂ですが、ついでにこれも
年明けにたまたま耳に入ってきたこの歌が頭の中に引っ掛かり、こればかり聞いてる。

これも

好きな歌はたくさんあるけど、なぜかこの2曲が今年のはじまりです。

今年も色々やりますよってことで宜しくお願いします。

ダカールラリーの楽しみ方

2023ダカールラリーの競技ステージは残すところあと4ステージ。

現在ホンダは4-5位につけておりトップとの差は10分と15分。
まだまだ誰が勝つのかわからない状況です。
終盤で逆転を祈ってます。

さて、現在HRCのダカールラリーのページにダカールラリーの特集が組まれています。
HRCの変遷、ダカールラリーの歴史、ラリーのルールなど面白い生地なのでぜひご覧ください。
その中にラリーを戦うマシンの紹介があります。

2013からのマシンの変化など書かれています。

ノグチシートのロゴが側面に入ったシート

現在はシートトップにロゴが入っています。
そう言えば、現地テストに行ったのは何年前だろう。
最近は大きな変更がある場合でもサンプルを作って、テスト後にほぼそのままでOKみたいな状況が続いているので現地まで来なくていいよ・・なのかもしれません。
とは言えまた現地でシート削ったりカバー張り直したりしたいな。

記事の中ではシートだけではなくマシンの細かい部分について書かれています。

是非ご覧ください。