6連覇に向けて

2011のダカールのコースが発表されました。

そしてチームランドクルーザーは市販車部門6連覇に向けて既に始動しています。
次回ダカールは新人ナビも登場すると言うことで、こちらも活躍が楽しみです。
さて、当社も2006からチームランドクルーザーのシートクッションのサポートをさせていただいておりますが、2011もサポートが決定しました。


2010のダカールでは5連覇のドライバーとなった三橋氏からも「座り心地は年々進化してより快適になってる」とうれしい感想を貰い、今度もさらに快適さを求めて素材やクッション材の構成を考えて行こうと思います。

ダカールラリー 2010 TLC 報告会

先日名古屋の産業技術記念館で行われたTLC(チームランドクルーザー)の2010報告会に行ってきました。
TLCをサポートするスポンサーが100社ほど集まり、TLC5連覇の報告を聞きました。
また、その場で2011参戦発表もあり、来年ランドクルーザー誕生60年に合わせて6連覇を目指すと言うことなので来期もその活躍に期待しつつ、シートクッションのお手伝いができればと思いました。
会場にはぴかぴかに輝く優勝トロフィーが飾ってありました。

そしてランドクルーザー200



当社のシートが付いていたから5連覇なんです!なんてことはその場で冗談でも言えませんが、少なからず貢献できたのではないかと自負しています。

社員ナビゲーターの三浦さん。来年は新人ナビも登場するみたいです。

5連覇の立役者 ドライバーの三橋さん
お願いをして当社ワッペンが目立つポーズで写真に写ってもらいました。
チームランドクルーザーからクッションの依頼を初めて受けたのは2006のリスボンスタートのダカールの時から。
2004から現場でシートのフィッティングはしていたので要領は得ていた。
この時も材料を現場に持ち込んで青空作業。

翌年2007は日程の関係からフランストヨタのガレージでマシン製作と合わせてシートフィッティングに行ってきた。

大量のフィッティング材料

ドライバーと打ち合わせ

そして削る 削る 貼る 縫う・・・・の繰り返しです。
それ以降はフランスに飛んでいません。
国内フィッティングが可能になったためと、何度か製作するうちに簡単にフィッティングできるパッドを作る事が出来たので、国内で調整してあとは各自現場で微調整をしてもらっています。
そうは言ってもシート屋のプライドもあるし、やはり現場の空気は常に吸っていないと依頼者の気持ちとうまくリンクできなくなってしまいます。なので、年末には久しぶりに・・・・と考えてます。
さて、このブログをご覧の方にTLCオフィシャルDVDを5名にプレゼントいたします。
ダカールラリー2010 市販車部門 栄光の5連覇 と題された内容の詰まったビデオをどうぞ。
このブログの感想や野口シートのイメージなどを添えてinfo@a-seat.jpへTLC DVD希望と応募してください。

尚、当選の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

ダカール ゴール! 5連覇!とか2冠!とかうれしいです。

チームランドクルーザー市販車向部門5連覇達成!おめでとうございます!

よーーーーく目を凝らして車内の座席のヘッドレスト見てください。うれしいですねぇここにロゴマークが付いているなんて10年前じゃ考えられなかった。それが現実になってるってのが素直にうれしいです。
そんなことより本題です
2号車の転倒リタイヤという場面もありましたが、確実かつ攻めの走りで1号車は市販車クラス1位。ディーゼルクラス1位。
ドライバーの三橋選手は2度目のクラス優勝。彼のコメントにもありますが、あきらめない大切さっていうのは本当に大事で、口ではあきらめないというのは簡単だけど実際にあきらめない精神力っていうのはそう簡単に養えるものではないですね。継続してきた彼の言葉だからこそ重みがあり説得力がありますね。
そして、1回目の優勝から5連覇まで全て当社のクッションがドライバーやナビを支えてきたかと思うと感慨深いです。(リンク先:レースの現場・・で当時サポート風景を見ることができます)
チーム菅原の日野レンジャーも市販車部門1位、10リットル以下クラス1位の2冠!

毎日の映像を眺めてるうちに昨年はしっくりこなかった南米ダカールの景色が、なんとなく今年はダカールっぽく見えてきた。なんだろう、砂漠があるだけじゃダメなんだよなぁ。うまく説明できませんけどね。南米ダカールも行って見たいなと感じた映像が多かったです。
この写真たち見るとますますそう思います。(でも、見る人、見方によっては、なんで?な写真かな)
まだまだ、こうした映像や写真を観て鳥肌立ててる自分が好きです。
やっぱ現場に行きたいですね。
この現場に自分が近づくようにもっともっと快適で機能的なクッションの開発に力を注いでいきたいと思います。
そして自分のクッションで自分が走るんですよ!

ダカール 2010

17のゴールまであと少し。
毎日、目を離さず見てました。
ユーチューブでは毎日のダイジェスト映像が見れるし、オフィシャルサイトではチェックポイントを何位で通過したかが
タイムリーにわかる。
だから、逆転したり後退したりトラブルがあったりといろんなことが現場に近い早さで日本にいながらみられるってのも楽しみ。
先に書いた日本人選手で残っているのは日野レンジャーの菅原照人とランドクルーザーの三橋淳の2名。
池町佳生菅原義正はマシントラブルでリタイヤ。
三橋選手にはチームランドクルーザー5連覇に向けてこのまま突っ走ってほしいです。

11ステージのダイジェスト

チームランドクルーザーの紹介

ダカール用シートのこと

ダカールに出場する車両へシートの供給と言っても、使用しているのはスパルコやレカロがついてるやん。と、しっかり見ておられる方もいると思います。そうです、シートのフレーム。いわゆるシェルはFIA公認の物を使用しています。うちが協力するのはクッション部分ですね。バイクシートは作ってしまうと現場で手直しができないけれど、車のシートの場合現場でクッションの厚み変更や、体へのフィッティング調整など様々なことができます。
なので、現場でドライバーやナビの話を聞きながら実際に座ってもらって、クッションの角度、厚み、硬さ、素材などなどなどなどを調整して1日1000km走っても疲れないシート!・・?に、なるんです。いや、絶対なるね!



1つのシートにこれだけの種類のクッションと調整パットを用意して、さらに現場で微調整します。


現場には生のウレタンも持ち込みその場でクッション製作もします。この写真はフランスのトヨタ車体のガレージにて。


とりあえず座る人の好みを記憶するために完成したら自分でも座ってみます。


一通りセッティングが済んだら、あまったクッションで簡易サポートクッションを作りレンタカーに取り付けてダカールを追いかけたりもしました。追いかけると言っても3000kmくらい走りますからね。このクッションもかなり有効なんです。


ルマンにあるJRMのガレージにもいきました。


日野レンジャー
の車内の様子
おまけの写真


これはフォーミュラーカーの座席が大きすぎてポジション眼底しないと言う事で依頼を受け、取り外しができて調整もできるクッションを取り付けたシートです。
さらに詳しい内容が知りたい方は気軽にお問い合わせください。
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