沼岩魚 ドライバッグ

いよいよ梅雨の時期となりました。
雨は嫌いではないのですが、キャンプやツーリングで濡らしたくないものが濡れてしまうととても残念な気持ちになってしまいます。
ずいぶん昔に出場したラリーでは、ラリー期間中ずっと雨に降られ、濡れたテント室内に濡れた寝袋を敷き、朝は水が滴り落ちるヘルメットをかぶりスタートしました。ヘルメットは仕方がないにしても、着替えや寝袋くらいは乾いたものが欲しかったです。
バイクだけではなくカヌーでツーリングをすることもありますが、その場合は着替えはもちろん食材も濡らしたくないですね。


ドライバッグと言うもをご存知でしょうか?完全防水ではありませんが簡単にかなりの防水効果を持ったバッグです。
濡らしたくないものを中に入れてクルクルと入り口を折りたたみバックルでカチッと止めるだけ。
カヤックなどでは、これがフロートの代わりにもなります。
素材はターポリンと言って厚みがあり耐久性のある防水素材です。
それを高周波ウエルダーと言う機械で溶着します。

これがその機械です。
当社にて加工ができるので、オーダーサイズも承っております。
小さなものから大きなものまで1つから製作可能です。
色も各色揃えております。
ちなみにこの機械はビニール同士を溶着するだけではく、真鍮でできた刻印でビニールや本革に刻印をしたりできます。

詳細はこちらから

ブルーマジック

当社で扱うブルーマジックの紹介です。
KAWASAKI W650を預かったはいいけど、膜が張ったような艶のなさと所々に浮いた錆が気になりブルーマジックで磨いてみました。
とにかく今回は「ブルーマジックのみ」でどこまで綺麗なるかをやってみました。



あくまでもブルーマジックのみにこだわって磨いてみました。
やはり深いサビは、スチールウールなどの別な方法と合わせて取り除く必要がありますね。


うっすらと白くなっていたプラスチック部分は艶が復活しました。
シールドなどにも有効そうです。

乗るのも楽しいですが、こうして磨く楽しみもバイクの楽しみですね。

ショルダーバッグ

以前こんな物を作ったことがある。
それなりに評判も良かったし、すべて売り切れとなり買ってくれたお客様には感謝しています。
さて、シートレザーの中古がたまってきたので今回もロゴ入りバイクシートカバーを使ったバッグを製作しようと思ったけど、同じメッセンジャーバッグでは面白くないのでとりあえず自分が欲しかったバッグを試作してみることにした。
ランニングや軽い山登り、自転車やバイクのチョイ乗りなどで普段ポケットに財布や携帯を入れたくない自分としては小さなバッグが欲しいと思っていた。
もちろん小脇に抱えるバッグは×です。
ウエストバッグは走ると結構揺れるのであまり好きではない。
そこで、小さなショルダーバッグにしてみました。
財布と携帯とポケティッシュが入ればいい。
まだ試作だけど、これなら使えるんじゃないかな。


カワサキバージョン

ホンダバージョン
あらら、ロゴの向きがだめじゃん。
ベルトの位置や太さや、ポケットの形状など色々と詰めて行って10個くらい作ってみるかな。
と書いては見たけど、ヌマイワナバッグのようにターポリンを溶着して、止水ファスナーで・・
廃物利用にこだわらなくてもいいかな。

チョークバッグ

ボルダリングって知ってますか?簡単に言えば大きな岩(石)登り。ザイルで確保したりしないので気軽にできるスポーツ。これが面白い。自然の石に向かうんだけどそこにはルールがあって、何でもいいからあがりゃーいい。ってわけではないんだ。そこには一定のルールがあって、基本となるルールやルートがあったりする。それがあるから競い合うこともできるし、自分に課題を与えることもできる。
で、贅沢なことに妻の実家がある地区には巨石がいっぱいあり、週末ともなると県内外からボルダリング好きが集まってきて、それぞれいろんな石にくっついてます。一人で黙々とやっている人、カップルでやってる人。グループでやってる人。それそれがそれぞれのスタイルでやってる。


こんな感じ。
これはちゃんと装備をして、基本からちゃんとやっている人たち。


一方こちらは見よう見まねだけど、とりあえずみんな敷いてるし落ちたら痛そうなので落下事故防止のマットを作って現場で遊ぶ気合いだけは十分な椅子屋家族たち。


こんなでかいのから様々なサイズが山の中にたくさんあるんです。
近所に「魚動」と言うクライミングスペースができてから、うちの社員が通うようになり、現在楽しくて仕方がないみたいです。僕も基本を教えてもらいたかったので3回ほど行った。
壁についたホールドには色分けしたテープが貼ってあり、同じテープの色のホールドを使って登りつめる。ただ何でもいいから掴んで登るんでは簡単すぎるもんな。しかし、初めてやると指先の皮が痛いのなんのって。


いずれにしてもシューズとチョークは絶対いるもんだね。まぁそんな事言っているレベルの者がいきなりあんな岩に取り付いては怪我しますわ。
そして、その魚動より注文を貰って製作したチョークバッグ。このサイズが一番使いやすいってことです。



ブラシホルダーもついてます。


バックルを外すと口元はマジックテープで閉まるようになってます。
こんな仕事も請け負っております。

NOREVのミニカー

NOREVというミニカーメーカーって知ってますか?
フランスの完成品ミニカーメーカーです。まぁ生産は中国みたいですけどね。でもいいんですそんなことは。
さて、そのメーカーからまた発売されました。
日野レンジャー
今回で3台目。
おかげさまでうちのシートクッションを6年ほど前から愛用いただいていており、車体にステッカーを貼ってもらっていました。


もちろん発売されたミニカーは全部購入済み。


2005出場車両


2007出場車両


これが最新版の2009出場車両
小さいながらもうちのロゴがなんとか判別できる!いやーうれしいねー。


トレードマークの鯉のぼりもちゃんとついてます。


スペアパーツのラヂエタのプロペラまで。




初回バージョンを手に入れた時はうれしくて、こんな風にモーリタニアの砂を入れてモーリタニアの砂漠でスタックするレンジャーを演出してみました。




最新版のリアと下の2007モデルのリアゲートとでもいうのでしょうか、それを見比べてみてください。ハードリアとソフトリアのディテールの違いわかりますか。


ミニカーのクオリティは写真で見てもわかるように細部にわたる再現。その緻密さに眺めるだけでため息が出ます。
ちなみに実物はこんな感じです。




通常のバケットシートとは少し違ってサポートクッションがヘッドレストはじめサイドにたくさん付いています。ドライブ中の姿勢が一般的なレーシングカーと違うため、カミオンのドライブに合わせたセッティングになっているんです。
カミオン(トラック)は日本ではあまり注目されないけど、ヨーロッパではけっこう人気のあるカテゴリーなんです。
実際走っているところを見たけど、ものすごく速いのこれが。でかくて速いからその迫力たるやもうなんというか・・・映像をどうぞ。

これはロシアのカマズ。映像からもその速さや走破性がわかるかと思います。
日野レンジャーのクルーたちはすでに現地入りしていると連絡がありました。
リニューアルした日野レンジャーで南米ダカールを制してほしいですね。
2010元旦スタートのダカールに注目です。