写真撮影

雑誌の企画でシートを作りました。
雑誌で発表する場合、本当はいろんな提案をしたいのだけど、作るシートは一つなので、多くの方が気にしているだろうという点を重点に製作をします。
この企画の記事が載る前にまた皆さんにお知らせしますね。
さて、シートの製作に合わせて今回は写真も撮ってみました。
プロが撮る写真に近づきたくて一眼レフを買っては見たものの、実際いろんな設定をして撮ってみるとこれが思うようにいかない。
下手に設定などする前に、切り取る絵のセンスも磨かねばならないのですが、とにかくいろんなことをいっぺんに進めて行きたい性格なので、先ずはたくさん撮ってみました。
絞りとかシャッタースピードとか、聞いたことはあるけどそれがどんな効果を出すのか良くわかってません。
しかも、それ以外にも設定がたくさんあるので、楽しいような迷路に入るような。


明るい写真と暗い写真。
なるほど、暗いですけどなんとなく下の写真が好きです。
作業中の臨場感が出てる、気がします。
自己満足優先です。

完成品の写真。ロゴを撮ってみました。
ピントの合わせ方が、オートなのに上手くいきません。
一番難しいのがこれ

ビニールレザーとエクセーヌの質感の違い。

極短い毛の流れがあるので、それを逆なでてみてもいまいち。
プロにはイメージしやすいけど、知らない人にはただの傷や汚れに見えます。

とにかく、たくさん撮って色々勉強しないと。ですね。

雨対策

週末のレースは雨らしい。
そう週間天気予報が言ってます。
先週、林道を走りに行った時、帰りに猛烈な雨にやられました。
財布から携帯までずぶ濡れ。
幸い携帯はポケットの中で浸水せずに事なきを得たけど、今度は一日中走るラリーなのでしっかりした防水バッグに入れてい置きたい。
ディバッグは極力背負いたくないので、ポケットに入るサイズの防水バッグを急遽試作中。


財布と携帯が入ればいい、小さなバッグです。
ヌマイワナバッグのようにバックルで留めるタイプだとそれが邪魔になる。
ワンタッチでクルクルッと仕舞いたい。
横目で見ていた、忙しく座椅子を張っている社員に「それならジップロックの方が安くて確実です」と言われ、構想自体否定されましたが、しぶとくこんな試作は続けて行きたいと思います。

シート表皮の素材や縫製の見本。

当社ではこんなカラー見本帳や素材のカットサンプルなど用意しております。
1つのシートにいろんな素材と縫製を施した見本もありますので、当社で打ち合わせをいただく場合は現物を見ながらなので、お客様のシートの完成図がよりリアルに想像することができます。


パイピングにC-01とD-01の組み合わせ。白でロゴペイント

シングルステッチにB-08とB-12の組み合わせ。ガンメタでロゴペイント

右アルカンターラ黒。左エクセーヌ黒。微妙に黒の発色が違います。前のマチがアルカンターラのパンチング。

アルカンターラ黒とビニールレザーの組み合わせ。
実際またがってみていただいて感触を体験していただけます。
その他のサンプルにはR1200GSアドベンチャーでロングツーリングで使用したアルカンターラのサンプルやダカールラリーで実際使用したシートなどがございます。
メールではわかりづらいと言う方にはぜひお越しいただいてサンプルを見て打ち合わせをさせていただけたらと思います。

エクセーヌやアルカンターラでの張替 バイクシート

最近依頼が増えたのがエクセーヌやアルカンターラを使った張替えですね。
雨の心配をされる方も多いですが、確かに表皮に保水はしますが、当社ではウレタンに完全防水加工を施しますので中まで濡れていつまでも水浸しと言うことはありません。
濡れた後は乾いたタオルで水分を取ってあげれば早く乾きます。
気を付けなければならないのは、かなり濡れた状態で2-3日激しく乗り続けると表面が荒れてきたことが実例として1度だけありました。私もアルカンターラを使用していますが一般的なツーリングで問題が出たことはございません。

KTM 1190RC8 Y-03とエクセーヌの組み合わせ。 シート形状も変更してあります。

KTM 1190RC8 B-19とエクセーヌの組み合わせ。こちらもシート形状変更ですね。

BMW R100GS アルカンターラ青とB-17の組合わせ。

KTM950アドベンチャー アルカンターラ黒とB-16のくみあわせ。

YAMAHA WR250F アルカンターラ黒とアルカンターラ青の組み合わせ。

ハーレーダビッドソン スポーツスター XL1200S アルカンターラ黒に赤ステッチでダイヤキルト。
そのソフトな座り心地とビニールレザーに比べて数倍ムレにくく、引き裂き強度も高く耐候性もあります。
本革やバックスキンに比べて耐久性はトータルで数倍上と言えます。
ビニールレザーとは違った高級感もあります。
サンプルが見たいと言う方は当社で実際張り込んだシートを見ていただくか、サンプル希望とご連絡いただければ小片サンプル(無償)もしくは総合カタログ(有償)を送らせていただきます。

旅先から

バイクシートの加工をされたお客様から写真付きメールをいただくことが多くあります。
国内や海外の旅先からその楽しそうな絵をいただきます。
南米を旅されたお客様より

ワニが車にひかれてペシャンコです。
僕も海外でいろんな動物が車にはねられたのを見てきましたがこんな光景はありません。