レカロ用 オリジナルラバーマット RECARO Rubber Mat

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以前にも何度か書きましたが、結構問い合わせが多くまた、正月のお休みで交換するという方から多くの注文をいただいておりますので、再度お知らせいたします。

年内12/27到着分まで受付します。全て自分で行なうと言う方は寸法をメールください。
info@a-seat.jp    「ラバーマットの件」としてメールください。

レカローシートの座面底部分についているラバーマット。このマットによって、薄い座面のシートでもほどよいクッション性を得ています。しかし問題が。左の写真は純正品なのですが、ゴムの部分が経年劣化で破断してしまいます。こうなったら修理は不可能とお考えください。そこで当社が開発したオリジナルラバーマットに交換すればクッション性はそのままに、耐久性は大幅にアップします。取り付けも簡単に行えます。(取り付け方法は、ご購入いただいたお客様のみにオリジナルラバーマットに添付させていただいております)

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これはノーマルのラバーマット。黒い部分がラバーで、この部分が裂けてしまいます。ラバーのみなので避け始めたら修理は不可能です。

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そしてこれが当社オリジナルラバーマット。椅子の芯材にも使用されるこの特殊な生地は、伸びは殆どないが、適度な伸縮性を持っているので純正ラバーマットと遜色ない座り心地となります。比較試験はしておりませんが、耐久性は純正より高いと自負しております。

当社でレカロシートを張替る場合は、ラバーマットが破れていなくてもオリジナルラバーマットに交換しております。素材は特殊な樹脂で構成された布です。適度な弾力があり、伸びにくい特性があります。一般の皆さんが目にすることが無いクッションの奥深く出仕事をしている素材です。それを、何重にも縫製をして仕上げてあるので耐久性には自信があります。

おかげさまで開発してから1年足らずで100枚以上の実績があります。

ラバーマット 1枚/¥5,500(送料+代引き手数料別途)
*北海道、沖縄に関しては送料が変わりますのでご了承ください。
当方のサイズ間違い及び縫製不良などを除き、返品は一切受け付けません。
また、お送りいただいたラバーマットはお客様の要望がない限り返却はせず、当方で処分いたします。価格は予告なく変更する場合があります。

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ラバーマット
ラバーマットには数種類のサイズがありますので、一番確実なのは現在のマットを取り外されて、フック及び芯棒が付いた状態で送っていただき、そのサイズに合わせてこちらで製作する方法です。(すぐに取り付けられる状態で返送します)
到着して、月から金であれば遅くとも翌日に発送いたします。

* 発送には電話番号まで必要なので、定形外で送られる場合も電話番号の記載をお願いいたします。記載なき場合は到着が送れる場合がございます。

送るのが面倒であれば、サイズを連絡ください。(フックや芯棒の取り付けは
お客様となります。ご自身でやられるかたも多いので、施工は難しくありません)

いずれも本体への取り付け方法を記載した紙と一緒に送ります。

※代引きのみの取り扱いとなりますのでご了承ください。
【御見積】
ラバーマット 1枚/¥6,615(送料+代引き手数料含む)

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お問い合わせは当社HPの問い合わせからどうぞ。お電話でも対応しております。ラバーマットの件と言えば担当に繋ぎます。

* コメント欄に問い合わせいただくと速やかに返信ができない場合がありますので、メールか電話が確実です。

問い合わせ

 

岐阜大学フォーミュラプロジェクト   FORMULA CAR SEAT

会社から近いところにある国立岐阜大学
その工学部の学生さんからメールを貰った。

・・・・・・私たちは、「全日本学生フォーミュラ大会・学生のためのものづくりコンペティション」に出場するために活動しています。学生フォーミュラ大会とは、学生が自ら設計・製作したフォーミュラカーを持ち寄り、競技を行う大会です・・・・・略・・・・・・・今回、貴社に支援して頂きたいことにつきましては、マシンに搭載するシートを設計するにあたってアドバイスや技術支援をしていただきたいと思っております。昨年度大会において、ドライバーから、座っていて痛いと言われました。そこで、今年度は、シートにクッションに近いものを取り付けようと思っております。シートにクッションを取り付ける技術やクッションの材料などを支援していただきたいと思っております・・・・

大変丁寧なメールをいただきまして、なによりこの取り組みは楽しそうだなと言うことで、即「協力しますよ」と返事。

WEBを見ると・・・ こういったマシンで競技するのか。
キャプチャなので、早速大学まで材料を持って見学に行ってきました。
IMG_3900IMG_3902いーね、カーボンのハンドルにシフトボタン。フロントタイヤ内側に見えるギヤのようなものは、これで信号を拾ってトラクションコントロールをしてるんだって。

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残念ながらエンジンは先日「やってしまった」そうで見れなかった。搭載エンジンはバイクのGSX600のエンジンだそうです。

こんなのをみんなで作って走らせたら楽しいに決まってる。お尻の痛みも取れれば、タイムアップは間違いないはず!!!
IMG_3904左の材料を抱えているのが、今回メールをくれたチームリーダーの中山さん。
材料の説明を、申し訳ないくらい凄く簡単にしただけなので、あとは工夫してみて!
シートを1から作ってもいいんだけど、それじゃぁ学生さんの作る楽しみを取っちゃうしね。作って上手くいかない楽しみもあるのだよ。はははっ。とにかくやってみよーー。その3種類の材料でワークスマシンのシートも出来ているのだよ。分からないことが出てきたときに聞きにきてください。今は直ぐに質問なんてないだろうしね。マシンの性能の1つにシートの性能もあるんだなと思ってもらえたら、これほどうれしいことはありません。
それにしても、シートの問題が出て、ネット検索で当社にたどりついて問い合わせてくれたことに感謝します。今後ともよろしくお願いします。

 

機能マット DRY MAT

先日、近所の布屋さんで見つけたメキシカン柄の生地。
メキシコ帰りってわけじゃないけど、オーガニックな感じがする配色のストライプが好きなんです。

そして作ったのがこれです。
布が貼ってあるだけの厚さ5mmのマット。座布団と言うより敷布程度のものかな。

でもね、これの断面写真を見ると

分かりますか?布の下には通気性がよく、硬く締められたフェルトの間にシリカゲルが入っているんです。

そう、あの乾燥剤のシリカゲルです。

それもB型シリカゲルといって吸湿をしつつ、まわりが乾燥してくると放湿するという優れものなんです。

特徴は
* 吸放湿するので、例えば車内であれば適度な湿度を保つことができます。

* ダニの発生がありません。

* アンモニアや汗などの酢酸臭を吸着します。

* 丸洗い可能です。(ちなみに今回貼り付けてあるメキシカン布は洗濯で色落ちの可能性ありです。吸湿効果にかわりはありません)

* シックハウスの原因であるホルムアルデヒド、トルエンなどのVOCを吸着します。

 

お試しで車のシートやオフィスでの使用を考えて380mm角で作りました。(¥1,200/税送別)

オーダーでお好みのサイズのマットが製作できるので、キャンピングカーなどの大型マットも可能です。1枚から製作いたします。

ファブリックで張り込んであるカーシートの中にこれをインサートしても蒸れを防いで良いと思います。

また変わった使い方としては、湿気を嫌う基盤などのボックス内にこれを張り込むことで結露を抑えます。

ご質問は info@a-seat.jp までどうぞ。件名に「調湿マットの件」とお書きください。

 

新しい工具巻 Tool Roll

工具巻きのかっこいい呼びかたってないもんかな。

やっぱりカタカナ読むがいいかな。
TOOL ROLL・・・
TOOL WRAP・・・・・
それとさROLLとWRAPの違いってなんだ?

野口巻・・・・論外やな・・・(^^;)

さて、HRC向けに作った工具巻
先のモロッコラリーでも問題なく活躍してくれたそうです。
工具が収納しやすく、展開もたたむのも早い。
生地は地厚のナイロンオックスにビニールコーティングされたとても丈夫な物を採用しています。力がかかる部分の3重縫製など地味な商品ではあるけど、割と手がかかってます。工具を刺す袋の底は2重にして、尖った工具を力いっぱい刺しても破れなくしてあります。
ピットだけじゃなくて、車検場などにもこうして素早くコンパクトに畳める工具巻は重宝されたそうです。各国から集まったHRCのメカニックからも「イイネッ」ってメッセージ をもらいました。

そして、エンジン担当のメカニックから小さいサイズのエンジン用工具巻の依頼がありました。
これだけが収納できるサイズの工具巻。
色々考えたけど、結局大きな工具巻きの縮小版に落ち着きました。まぁこれがいいのか悪いのかは使ってみないとわかりません。なので、たたき台としてこの時期に作れば、最悪手直し品は本番に間に合わすことができるでしょう。このまま合格なら、それに越したことはないんですけどね。相手が欲しいと思っているものをどこまで具現化できるかが、オーダーを受けるほうの使命だと考えています。こちらがいくら良いと思っても気に入らない使いづらいでは意味がないです。オーダー品と言うものは、オーダーするほうもされるほうも本気のぶつかりあいじゃないと良い物にならないと思います。しかし自信持って作ったものでも相手がいる以上、物作りはいつも不安がついて回りますね。(^^;)

シートカバーのサンプル帳 Sample piece of the cover

当社で扱うバイク用のカバー地見本帳が少しリニューアルしました。
お客様が選ばれる色で最も多いのが黒と言うこともあり、黒のシボ(表面の模様)違いを充実させました。また、別冊としていましたアルカンターラエクセーヌと並べて添付しました。

当社で扱うカバー地は、バイクシートに適した物を選んで使用しております。過酷なラリーなどでも、その耐久性は野口シートとして実証しておりますので安心してお選びいただけると思います。

サンプル帳の表紙にも書いてあるように、お客様により良い「Proposal:提案」ができるように日々研究を続けていきたいと思います。

サンプル帳以外にも掲載していないカバー地が多数ありますので、お気軽にお問い合わせください。