金属製 バックル

バックルといえば、ウエストバッグ、ディバッグ、それ以外でもさまざまなところで使用されています。ニフコやYKKなどメーカーもたくさんあり、バックルやそれに関係するプラスチック部品の数は百種類以上はあるでしょうね。

さて、プラスチックのバックル類は東急ハンズなどでも買えますが、金属のバックルは入手が難しい場合があります。

25mmのベルトを使用するダイキャストのバックルです。バイクの固定などに使用するタイダウンベルトのバックルと同じようなものです。スプリングがついているので緩みにくくしっかり固定できます。

トリコロールのベルトで作ってみました。

一本あると何かと便利ですよ。バイクの荷物の固定もできるし、バイクに限らずアウトドア、インドアどこでも用途は無限にあります。ウエストバッグの工具と一緒に入れておくといざと言うときに役立つカモ。
バックルのみの販売もできますし、ベルトの長さを指定してもらって当社で製作する事も可能です。

* バックルのみ@¥735/個 送料別(バックルのみでは1個50gなので定形外なら、1個¥140から発送できます)

ベルトの長さを指定して製作する場合はお問い合わせください
25mm幅のポリプロピレンのベルトで製作します。

 

キーホルダー

少し前に紹介した高周波ウエルダー
ビニールを溶かしてくっつける機械。
この機械を利用して、キーホルダーを作ります。

機械に当社のロゴマークが彫りこまれた判をセットします。温度と時間を調整して、本革に押し付けます。ヌメ革は焦げたようなマークとなり、黒のサドルレザーは変色はしませんが、しっかりとエンボスとなります。

厚みは6mmから2mmといろんな厚さの革が加工できます。ただし水分量などで条件が変わるので、まったくエンボスにならないものや、燃えちゃったりするものもあります。マークをつけたら、あとはひたすらカッターで切り分け、コバを塗り、磨き、穴を開け、リングを取り付けて完成。

デスクマットの透明な物で作るとこんな感じです。革もいいですが、透明なキーホルダーもかっこいいです。

この機械で、ほかに何かできないかな・・・。

 

 

 

 

 

 

シリカゲルマット

車の中で灯油をこぼした・・・・
ドボドボとこぼした・・・
車の床材に染み込む灯油・・・
揮発したガスというか匂いが鼻や目にやさしくない・・・・
車の買い替えを真剣に悩むくらい臭い。

ガクーンとうなだれていても始まらないので、対策を施した。
というより、用途開発を依頼されていた材料で実験もかねての施工である。

このマット素材は硬く固めたフェルトでシリカゲルをはさんだ物です。専門的な言葉になりますが、挟んだフェルト同士がニードルパンチされているので、1枚のフェルトと質感は変わりません。
はさみこんであるシリカゲル はB型と呼ばれるもので、高湿度のときは水分を取り込み、乾燥すれば取り込んだ水分を放出します。そして、試験データによると、アンモニアを初めきつい匂いも取り、ダニも100%死滅させることも証明されています。

実際、ビーカーでの試験では私もその匂い取りの効果の高さは確認していました。

匂いを取るなら、灯油の匂いも取ってもらおうじゃないか!

荷台の採寸をして材料をカット。赤く見えるのはマジックテープ。床材にくっつけるためです。後部座席を動かすときに、いちいちめくれ上がってくるのも邪魔ですからね。

完成!

そして、窓を閉め切ったまま一晩置いた今朝の車内の匂い・・・
まだ匂うけど、 明らかに昨日より匂わなくなっている。データで売りつける商品より、実績で売れる商品にしたいので、引き続き試していきます。

現在このマットは、フローリングと布団の間や、赤ちゃんの布団の中敷、ブーツの乾燥&匂い取りなどに使われています。車両用への製品開発は当社が一任されているので、早く製品を世に出せるようにしたいと思います。

 

高周波ウエルダー 溶着

高周波ウエルダーと聞いても、一般的には聞きなれない言葉かと思います。
最近では少なくなりましたが、少し前の、主にロードバイクの座面にはよく使われていました。バイクシートの座面に縫製ラインが焼印のように入っている アレです。

これは極端な例ですが、縫製では難しい模様を防水を保ったまま付けることができます。金型が必要になりますけどね。

当社にもこの高周波ウエルダー機があります。現在、パターン化された金型を持っておりませんが、フラットバーは各種あるので下のようなタックロールは可能です。

ミシンで縫わないので水の浸入はありません。溶着するクッション材の厚みを変えることで膨らみの調整も可能です。

これは当社のロゴマークの金型を作り、デスクマットに使われている透明シートで作ったキーホルダーです。このように高周波ウエルダーは溶着することも可能ですし、模様のみをつけることも可能です。本革にこの処理を施すと、焼印のようになります。

この機械を使って作った製品がドライバッグです。

ツーリングなどにはとても重宝するバッグです。

 

 

滑り止めレザー 新色です。

滑り止めレザーには、滑り止めの強さがそれぞれあります。
当社で扱っている滑り止めレザーで一番滑り止め効果が高いものはB-13(メーカー廃盤なので、当社在庫分で終了)これは強力な滑り止めで、お尻をずらすには少し浮かさないとずらせないほどです。その強力な滑り止め効果で、マッドなレースやジムカーナなどで使われております。一般には向きません。

B-30これは B-13の後継で出てきた滑り止めレザーです。コレも高い滑り止め効果を得ることができ、B-13に比べて汚れ落しが楽になりました。こちらも一般の使用にはあまり向いていません。

B-12は当社オリジナルの品名「サンドレザー」です。適度な滑り止め効果で一般的に多く使っていただいております。

そして今回ご紹介するのはB-33 B-35 B-36の3色で展開するすべり止めレザーです。B-12より若干滑り止め効果が高く、耐久性もB-12と変わりません。お尻をずらしたいときには、きちんとずらすことができて、ずらした場所でしっかりお尻をホールドしてくれます。また、色がパンツに移行することもありません。また、滑り止め効果でパンツの生地を傷めるほどでもないので一般的な使用(ダートでもロードでも)にお勧めします。

表面は細かなダイヤカットのシボがついています。(皮革表面に見られるしわ模様のことを“シボ”といいます)B-33

シボの大きさは1.2mm程度です。非常に細かな低い突起がグリップ力を高くしています。B-36

カラーは以下の3色です。
B-33 黒 つやはありません。

B-35 青 つやはありません。明るめの青です。

B-36 赤 つやはありません。

今まで滑り止めは黒しかありませんでしたが、これで座面に使用する滑り止めの自由度が上がりました。サンプルご希望の方はご連絡ください。