ウルトラスエード(アルカンターラ)の洗い方


 ウルトラスエード(アルカンターラ)で張替を希望されるお客様からよく質問される、ウルトラスエードの洗い方やお手入れについて動画で説明します。
動画編集が全くダメダメで、雑音もたくさん入っているので無音の地味な動画ですが、これを見れば当社で張替たウルトラスエードは、特に気を使うことなくお使いいただけるとご理解いただけると思います。

1. 先ずはウルトラスエードに水をかけてください。
当社で張替える場合、ウレタンに防水コートを施します。なのでこのように水をかけてもウレタンに水が浸み込んで、いつまで経っても水がしみ出してくることはありません。

2.洗剤をつける
グリスを落とすような強力な洗剤ではなく、少し弱めの洗剤がお勧めです。

3.擦って汚れを落としてください。
ブラシやスポンジなどでかまいません。汚れがひどい場合は繰り返してください。

注意:高圧洗浄機でウルトラスエードを洗うことは絶対にしないでください。

4.汚れが落ちたら水でしっかり流してください。

5.乾いたタオルで水分を取ってください。
ウルトラスエードの起毛の流れは、後ろから前に流れるように裁断してあります。なので、水分を取る時は後ろから前に毛並を整えるようにお願いします。

6.ある程度水分が取れたら終わりです。生乾きのままでかまいません。
これ以上することはありません。防水スプレーやオイルの塗布なども必要ありません。

このように、ビニールレザーと同じとまではいきませんが、それに近いレベルで洗うことができ、本革のようなお手入れも必要ありません。

ウルトラスエードはシートの温度が上がらず、お尻が蒸れにくく、そして適度なすべり止め効果もあります。水を含むデメリットもありますが、それ以上にこの素材のメリットは大きいです。一度お試しいただければこの素材の良さが分かります。以上、宜しくお願い申し上げます。

工具巻き2019 Noguchi Tool Roll

大ブームはやってきておりませんが、ありがたいことにじわじわと工具巻きの販売数が伸びております。
在庫が乏しくなってきたので、現在制作中です。
パーツが多いので、ある程度の数を流れ作業で作ったほうが効率がいいのです。
今までは海外からの問い合わせが多かったのですが、国内からも少しずつ声がかかるようになってきました。

海外のラリーではいつもの風景がレースの報告と共にやってきます。

現場でこの工具巻きを見た人がその場で写真を撮って問い合わせをする時代になってきました。
ロゴは別料金がかかりますが、こうして入れることが可能です。
Webでサイズなど詳しく確認いただけます。
半分の大きさの工具巻きも用意しています。

皆様からのご注文お待ちしています。

 

 

ノグチシートでPayPay使えます。

本日(2019/2/12)からキャンペーンが始まりましたね。
今まで来社されて注文いただいたお客様からその場で支払いたい、カードで支払いたいというご要望が多かったのですが出来ていませんでした。
カードを使用したい場合は、ヤマト便もしくは佐川便の代引きサービスの利用しかありませんでした。

今のところ来社してお支払いいただく方限定となりますが、PayPayでの支払いが可能になりました。
支払限度額も25万までと引き上げられました。
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PayPayからのお知らせ

先日、クレジットカードご利用時の上限金額のお知らせをさせていただきましたが、このたび2019年2月12日より、ご利用状況や弊社所定のルールなど特定の条件を満たしたお客様に限り、本人認証されたクレジットカードでの決済上限金額と本人認証されたYahoo! JAPANカードでのチャージ上限金額が、過去24時間および過去30日間で25万円までに変更されます。

特定の条件を満たしたと弊社が判断したお客様には、アプリ下部のアカウントをタップ後に表示される画面の、表示名の左隣に青いバッジが表示されます。
※1.9.0以前のバージョンでは表示がされません。お客様へは、アプリを最新のバージョンにしていただくようにお伝えください。
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この先は通販でも使用が出来るようにしていきたいと思います。
以上、宜しくお願い申し上げます。

 

 

柳宗理 サイドチェア YANAGI SORI

ダカールのことを色々書こうと思ったけど、放心状態で書く気が起こりません。次を見て進んでいきたいと思います。

さて、私は柳宗理のデザインしたものが好きで、椅子だけではなくカトラリーなどもそろえたりしています。
今回、柳宗理デザインのサイドチェアーの中古をとっても値打ち価格で発見して即購入。
1969年デザインのこの椅子はコトブキで製造されました。
1969と言えば私が生まれた年。先のブログにも書きましたが会社も1969創業。
良いタイミングでこの椅子がやって来たなと思いました。
金属フレームにFRPのシェルで、重量も見た目よりあります。
中古で使い古された椅子なので、脚の先のプラスチックもなくかっこ悪いカバーが付いています。これもかっこよく代用品を探さなくてはいけません。

さて、とにかく破れたままでは椅子屋として恥ずかしいので張替の為に、早速ばらしていきます。
シェルは二重構造でクッション部分を取り外すことができます。
針をすべて取り除き生地をはがします。
剥がす前からクッション部分を見て気になるところがあり、剥がして断面を見て納得しました。
この椅子はクッションのセンター部分で縫製されているのに、縫い代のふくらみや凸凹が皆無なのです。
ばらしてみると、先ず2色の生地を縫い合わせ、ウレタンを縫製した生地に糊付けし、生地とウレタンが一体になったものをシェルに貼り付けという工程を踏んでいます。
ウレタンは2分割され中央で「縫い代を挟んで」接着されていました。
この面倒な作業によって、縫製した時に出る縫い代の厚みを隠していたわけですね。
こういったあたりが古き良き日本の技術かなと思います。
なので、オリジナルに忠実に復元します。
息を止めながら慎重に生地にウレタンを貼り付ける作業をしていたため、生地とウレタンが一体になるまで写真を撮ってませんでした。
既にこの時点で、貼り付けるシェルと同じように立体形状になっています。
長方形の生地を縫い合わせるのではなく、シェルに合わせた形状で立体裁断をするので、曲線の縫い合わせとウレタンの貼り付けで見た目よりも手間がかかる作業です。
接着剤の養生をしているうちに足のプラスチックを取り付け
まぁこんな感じです。可もなく不可もなく。黒い袋カバーに比べたら全然よいです。錆びた脚のメッキも磨いたら、錆びも全て落ちてピカピカです。

そして、シェルに生地とウレタンの複合材を張り込みです。
このツートンに関してはオリジナルに忠実ではないので賛否あるかと思いますが、自分としては気に入ってます。
腰部のオーバーハングしている部分もきれいに張れました。
このピシーーーーーーーッって通った中央のラインが肝です。
ここに歪みがあると気持ち悪くて座ってられません。
上手くいったので自己満足度は高いです。

これでまた10年以上はこのまま使えるでしょう。
久しぶりに良い椅子が手に入って嬉しいです。

 

 

シートの防水 Waterproofing of seat

「社外品の既製品シートを購入したけど、縫い目から水が入り、晴れたにバイクに乗るとウレタンにしみ込んだ水が縫い目から出てきて不快」
と言うご相談を受けることがあります。

当社のシート加工には全て防水加工が含まれております。
(一部ビックスクーターや特殊形状、シートヒーター設置のシートには防水加工が出来ない場合があります)

防水の方法は縫い目に防水加工を施したり、シートカバーを張る前にウレタンにビニールを被せる方法などがありますが、当社ではどれも試しましたが、耐久性や座り心地などに難があり、また防水性も完全ではないためEVAのシートをウレタンに全面接着しています。
ノーマルシートからアンコ抜き、アンコ盛り全てのウレタンに、このように1枚で全体を包みます。
断面図だとこのようになります。
完全にウレタンを包んでしまうので、空気抜きがないシートベースの場合、何カ所かに空気穴を開けさせてもらっています。空気穴が無いと座った時に圧縮された空気の逃げ場が無くなり風船が破裂するようにパンクしてしまいます。また、空気穴が無いと、座った時に抜けた空気が体重移動時に瞬時に戻ってこないので十分なクッション性能が発揮できません。

このように全体をコーティングすることでウレタンの寿命もアップします。

DIY用に防水用のEVAの販売しています。

接着剤やノグチオリジナルウレタンも販売しているのでDIYしたい人はぜひご注文下さい。

ウレタンに水が浸み込むとカバーに包まれたウレタンはなかなか乾きません。
乾かないどころか、水を含むことで劣化が進みクッション性能が落ちます。
当社では防水の加工のみも承っております。

今年も皆様からのご注文をお待ちしております。

宜しくお願いいたします。