スポーツスターで山・・ Sportster is good dirt bike!?

新しい素材を試したくて、極薄のシートを製作して山に出かけた。天気もいいし山の舗装道路は対向車も観光客もいない。まだ山頂の北斜面には雪の塊が残っていた。ここが自宅から30kmの所にあるって言うのがすごいなと思う。

201355 (2)25mmしかない座面のクッションも思った以上に快適。気分が乗ってくると、いわゆるすけべ心も出てきて

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何度もオフロード車で通ったことがある道に入ってみた。

たった数キロのことだし、下りだし、数年前まで車も通ってたし、がけ崩れもするだけした感じで、もし崩れていてもたいしたことないだろう・・上がりきった気分が、まったくマイナス要素を考えず降りて行く。

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全く問題ないです。鼻歌うたいながらトコトコ進んで行きます。

が!

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崩れてます。
ふさがれてます。
岩でかいです。
試しに動かそうとしてみたけど、びくともしない岩多数・・
201355 (8) ここまできて戻れないこと確定。確定と言うか、確定にしてしまった。行ける気がしただけで、全く行けません。ここに辿り着く少し前に、道の真ん中に鹿が倒れていて何かに喰われた跡もありました。多分それにビビッて先を急ぐモード突入になったんだと思います。
とにかく、進むしかありません。進むにしてもスポーツスターは小回りが利きません。リアタイヤ持ち上げて方向転換とかもできません。少しの段差でお腹を当てます。驚くほど走破性ないです。いや、アクセル開けて一気に進むことはできるんだけど、それをやると、ここでバイクが死んでしまう可能性もある。
なので、崩れた岩を綺麗にならす作戦開始。
道具は2本の手のみ。
動かない大きな岩を眺め・・・テコの原理かぁ・・・そんな原理もあったなぁ・・硬くて長い棒落ちてないかなぁ・そんなことを考えつつひたすら作業。
石組み職人のように、大きな岩や小さな岩を組み合わせ組み合わせ・・・・・・
汗をかいてのどが渇くが飲み水なんて持っていない。真夏でなかったのは幸いだった。
ここでまた岩だ崩れてきて、岩に体のどこか挟まって動けなくなったらあの映画のようになってしまう。
能天気にも、この先も崩れていたら・・と言う考えは今の所ない。と言うか、ここ越えたらもうラクショー!とか密かに思ってた。

1時間経過
201355 (9)わりと綺麗な道ができた。

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越えた。
オフロードバイクならこんなところ2秒だね。何にも考えないで超えられるレベル。下見すらいらない。
しかし、車高を下げたスポーツスターだと大きな壁だった。

汗だく。まだ雪が残っていたというのに汗だく。あーーのどが渇いた。

道を作っていて1つ発見した事があった。
201355 (12)このグローブいい!岩作業にはもってこいのグローブです。もし、素手だったりとか、薄い革のグローブだったら、この岩を短時間で攻略できなかったかもと思いました。

さて、道もコンクリートになってるしあと2kmくらいのはず。2km行けば市道に合流するんだ。

しかし!

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まただよ・・・。この写真はだいぶ岩をどけてからの写真です。動画を取って写真を撮り忘れたんですが、路肩ギリギリを通る場所があってそこの高さと言ったら。試しに岩を落としてみた。(ちなみに下に沢などもなく人が入れない場所なので誰かに当る心配はないです)

YouTube Preview Image

フワッと谷川に倒れたらこうなります。見つけてもらうことはないでしょうね。

あと100mだったよな。と思って、次のコーナーを回れば市道が見える。

はずだった!

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ばさーーーっ!って音が聞こえた・・・気がした・・・・木が丸ごと崩れてます・・・

201355 (15)幸運なことに山側は抜けられそうな雰囲気。このくらいの枝なら、いつもバッグに入ってるレザーマンツールのノコギリ・・・・・が無い!!!無い、無い、ない・・忘れた・・・・
そんなものです。いつか使うだろうと10年使わなかった道具を捨てた直ぐに必要になるアレですよ。
そんな法則に感心してる場合じゃなくて、この先の右コーナーでフィニッシュなのは分かってるので、パワー手袋を装着した手で折れる枝からポキポキ折っていく。
しかし、折れるのは直径30mmまでですね。50mmある木は折れません。しかも生木なので粘るんです。
レザーマンを忘れてきて、あんぐり口を開けたままのサイドバッグにタイラップが7本あるのをさっき見つけていた。
そして
201355 (17)縛る!折れない木を持ち上げてタイラップで固定。このときは車高の低いスポーツスターでよかった。
201355 (22)いつもは数十分の山でしたが、今日は大きな山を越えました。

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ダメージはこんな感じ。当てたけど、凹んではいない。まぁ上出来でしょう。
次はオフ車できます。と言うかいい年して調子に乗ると言うことを自重してスポーツスターでは無理しないようにします。

楽しい休日ツーリングでした。
あっ、お尻の実験はちゃんと長距離シッティングで次回試してみようと思います。

 

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ハーレー FXDL シートカスタム

これで3台目のシート改造をいただくお客様からの依頼でした。

今回の車両はHarley-Davidson  FXDLです。新車のようにぴかぴかです。
お客様いわく、シートが気に入らないのでネットで色んな所のカスタムシートを見ていたがいまいち自分がいいと思うものがなかった。
たまたま、以前依頼した当社のページ見たらハーレーのオリジナルシートがあるのを見つけた。
その中のこれを気に入ったけど、このシートはスポーツスター専用。
なので、このデザインに近づけて欲しいと言うことでうち合わせをしました。

               並べたり

             乗っけたり

しかし、幅も長さも角度も厚みも全て違う・・・・・
なので、お客様と十分話し合って落としどころを決めて完成しました。

先端のシャープさがベースの関係上広がってしまったけど、これで車体に乗せればタンクからリアフェンダーにかけてのラインはきれいに出るかなと思います。

 

 

 

HARLEY-DAVIDSON FLH

お客様のシート報告が続きます・・。

HARLEY-DAVIDSON FLH

表皮は本革ではなく、しわの深いヴィンテージ風なビニールレザーを使用。17mmのボタンでしぼりを入れています。しわの出し具合をいろいろ検討して、タックをつまんだりしましたが、今回のシートは単純に絞り込むだけにしました。
それでも、いい感じのもっちり感が出てお客様にも喜んでいただけました。

 

本革のシート H-D

本革での張替の依頼もよく受けます。やはりハーレー系が多いですね。どんなバイクにも革の張り込みは可能ですが、天然素材のため硬化やひび割れ、変色などが合成皮革に比べて早いので使う用途や目的に応じてこちらからアドバイスさせていただいております。

よく見るのがこうしたヌメ革でのシートですね。使うにしたがってあめ色に変色して行きます。

今回ご依頼いただいたシートはエナメルのようにピカピカでですが、時間が経つにつれて早い段階でのひび割れを狙った本革で制作しました。

イメージとしては、やがてひび割れ変色してこのような感じになるのが狙いです。
今回、革はお客様から支給いただきました。何でも早い段階でひび割れが生じる処理がしてあるそうです。

当社でも家具などの本革張りの張替えで出た、表面がひび割れたりすれた革を保管してあります。引き裂き強度が落ちているのでバックコーティングをして作ったシートがこれです。

これはひび割れと言うより、革の模様の凸凹面の凸面が削れた革ですね。裏革と組み合わせて作ってみました。古いけど新しいシートです。試作品ですが、これは販売できますので気になる方は0575-28-2057へどうぞ。

ヌメ革、サドル革、その他いろいろご相談ください。