2013 BAJA500 優勝 JCR/HONDA Win!!!!

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X-Fightersが終わって、その余韻に浸りながら法善寺横町で飲んでいるときに、バハ500はスタートしました。
ホテルに帰ってからも、ベッドの中で速報にクギ付けでした。
JCR 2013 Baja 500 race bike-1
ゼッケン1x 4x 2x・・ いつものことながら序盤に差はあまりつかず、接戦のまま過ぎて行きます。
今回はスタートまでにmicro videoと言って1分程度の動画が何本か現場からリリースされました。
現場の雰囲気がリアルタイムで伝わってきてよかったです。
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いつも通りにマシンは、エリックと花輪さん二人で完璧な完璧な仕上がり。
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こちらもいつものファンサービス。JCR/HONDAのテントには長蛇の列ができて、ポスターにサインを貰います。
今回のポスターはこれ
7139_547270775314948_256787647_nよーーく見てください。なんと       ↑ココ  野口シートのロゴが入りました。
さらに
キャプ2チャジョニーキャンベルの着ているチームシャツにも、野口シートのロゴマークが!!!
嬉しいです。もう一度言う!嬉しいです!!

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給油やタイヤ交換などのサービスピットも万全の体制です。野口シートの工具巻もじわじわと浸透中です。

レース速報はわりとリアルタイムにツイッターやfacebookで現在の順位を知ることができます。
写真 写真4xのロビーベルのカワサキはクラッシュしちゃいました。360マイル地点(576km)1xのJCR/HONDAと2xのKTMとの差は20分という事がわかりますね。しかし、600キロ近く走っても20分の差というのは、何かあったら直ぐに逆転されてしまいます。
写真担当区間を走り終えて一足先にゴール地点に戻ってきたデヴィッドカモも同じようにネットの速報を眺めています。
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キ3ャプチャ

そして 800KM強を10時間を切るスピードで走ったJCR/HONDAは優勝です!!!

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先のサンフェリペ250に続いてバハ500も優勝です。
今回もノグチシートが役に立ったようで嬉しいです。
さぁ次は11月のバハ1000です。
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X-Fighters 大阪  Todd Potter

行ってきましたよ大阪!X-Fighters Osaka
IMG_4957当日の朝刊にもこのイベントのことが大きく掲載されていたし、このショーそのものにも興味があるけれど、前回のブログにも書いたけれどやはり、一番注目したいのはTODD POTTERのシート。自分の作ったものが全世界にLIVE配信されるなかで写るかもという興奮を味わうのも目的のひとつでした。

チケットは友人からVIPの特別席を用意してもらうという贅沢な内容でした。
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先ず入り口がVIPだと違う場所になります。すんなりスムースに入ります。

IMG_4963更にピンクのLEDで飾られた桜に模した木が並ぶ特別エリアに入ります。入り口は厳重なチェックです。
IMG_4964VIPなので赤いじゅうたんが敷いてあります。^^
IMG_4968IMG_4969フリードリンク、フリーフードで始るまでの時間にお腹を満たします。タコヤキがすごく美味しかった。5種類の味全部食べたかったなぁ。
さて会場です。
IMG_4967素晴らしい!思わず嬉しくて自分撮りしてしまいました。しかも指定された席が正面なので隅から墨まで全部見えます。
大阪城も綺麗です。
キャプチャもちろん立ち見も含めて満席。
VIP席には知ってる顔もチラホラいましたね。バイク業界の人やそれ以外の方も。自分の後ろの席には山本寛斎さんもいました。 あっ 今話題の市長もいたよ。
IMG_4974そして、前日行なわれた予選の結果からトーナメント方式で勝ち抜き戦が始ります。
技の内容などいわゆる演技点によって5つの項目で点数が付けられ勝敗をきめます。競技が始まってからは大興奮で、写真なんか撮ってる余裕はありませんでした。はじめて見るバイクの舞に歓声を上げてました。こちらのギャラリーで綺麗な写真をご覧ください。

IMG_4975X-Fightersの演出も素晴らしかったです。

そして・・
213osakatodd-600x600トッドポッターに送ったこのシートは
キャプ1チャ演技終了に観客の声援にバイクをたおしてお礼をしたときに画面に映りました。
なかなか良い感じ。広告には違いないけれど、今回のこのシート座面に字を書くという企画は面白いなと思いました。今後、フリースタイルモトクロスに置いてのシート座面の利用の仕方に何かヒントを得た気がしました。
とにかく嬉しかったですね。たぶん初でしょ?こんなシート。
野口装美って書いてあるんですもの。笑っちゃうけどね。でもいいんです。初ですから。初は1つしかない。

ほんと楽しかったし、やっぱり現場で本物を見てよかった。
また来年も大阪でやってほしいな。

でね、大阪からの帰り道の高速道路を走っているときに、トッドポッターから「朝ごはん一緒に食べようぜ!」ってメールが来たけど、その気なら前日に言ってくれよぉーー。ごめん、またの機会にねって返事したんで、やっぱり来年も日本ので開催はしてもらいたいな。会って、一言でも良いからお話がしたい。今度は、さらにインパクトあるシート作るからさ

配信録画映像はここから

ベストアクション動画はここから

 

いよいよ明日! X-Fighters in OSAKA TODD POTTER

日本初開催となるフリースタイルモトクロス、エックスファイターズが明日大阪城の特設会場で行われます。レッドブルが主催するこの大会は、世界各国から選ばれたライダーしか出場することができません。
キャプチャYouTube Preview Image
そして今回、アメリカからやってきたトッドポッターJCR/HONDAがマシンのセッティングを担当しています。チーフメカニックのエリックはトッドポッターと一緒にワールドツアーを回っています。今回はバハ500と重なるために来てません。

ちょうど一ヶ月ほど前の事。IMG_4522
メカニックが来れない時は自分で工具を持って行くんだけど、そのために野口の工具巻が使いたいってことで、トットポッターの名前入りで送ったんです。それが届いてから、JCRの花輪さん、いや通称 あくまさんから悪魔のささやきのように(トッドがシートカバーが欲しいと言ってます。座面に大きく漢字で社名入れましょう。日本じゃアレでしょうが、海外では受けます)漢字?!
漢字かぁ
画像 024シートに漢字といったら、天に向かってそそり立つ三段シートの背面に刺繍された仏教用語しか連想できないじゃないか。あーーどうしよう、と返事に困っていると、花輪さ  いや、あくまさんがシートの写真に漢字を載せた絵をどうせやるならと2-3点作り・・・・・

案トッドは一番右が良いと言ってます・・・・という、連絡があくまさんから来た・・。(^^;;;;;)

困った・・・。社員に案を見せたら、いつもはそれほど反対しないのに、一言 「漢字?ダメです」だって。社長でありながら中間管理職のような、それぞれの意見の板挟みに胃が痛くなる。

しかし、大阪大会で野口シートをアピール出来るなんて、こんなチャンスは無い。しかも、シートの座面と言う広いキャンバスが与えられるのはフリースタイルモトクロスならではのことでもある。
いずれにしても何か答えを出さなければ次は無い。結論を出すのは必ず自分なんだけど、結論を出すためには沢山の意見をまとめて判断したい。なので友人に相談。「漢字面白いじゃん」とか、「いや、野口が言うように漢字はアレなところもあるからカタカナでも良いのでは無いか」「漢字なら字としてでは無くその形が重要だから、既存のフォントでは無くて筆で書いたものを使うか」などなどなど さまざまな意見と案を忙しい友人たちが送ってくれた。
まだ悩んでる。と言っても時間はない。
案2 そして、出した結論は

たくさん作って、その中から選んでもらう。

と言う、なんとも軟弱な結論でした。
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レタリングの事ばかり考えていてはいけないので、シートに求められている滑り止めの性能も考えなければならない。なので滑り止めの強度違いを三点用意して、それぞれに数種類のレタリングを施しました。
出来上がりをみると、なかなかどうして、漢字も捨てがたいなと。カタカナもイメージとしては通天閣の看板ぽくてこれもいい。
そしてアメリカへ発送。
トッドがカバーを受け取ったとの報告は受けたけど、その後連絡はなし。
最悪どれもボツかと思っていたらトッドからメールが来て、野口のシートカバーありがとう。大阪では野口のシートカバーをつけて飛ぶよ!って。嬉しいけれど何を選んだのかは聞いていなかった。

どのカバーを選んだのか分かったのは昨日のことでした。
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くぅぅぅーーーーーーーーーーーーーっ!
漢字だーーーーー!
なかなか良いじゃないか、カッコいーぜ!
悪魔の囁きと言ってすみませんでした、花輪さん。

と言う事で、私もありがたい事に友人から招待してもらえたので、明日トッドポッターと野口シートが大阪城をバックに華麗に舞うところを観に行って来ます。
楽しみーーーーーー!

BAJA500 JCR/HONDA 1x

今週末に迫ったバハ500。ちなみに500というのは走行距離で500マイル(約800km)を一気に突っ走り、一番速いやつの勝ちというレースです。

さて、今年のルートはこれ

13BJ500-PROGAM-MAP-V5-2

まだ私は一度も走ったことがないので、ルートを見てもさっぱりなんだか分かりません。

シートをサポートさせていただいているJCR/HONDAも既にずいぶん前から各ライダーが担当ルートを入念に試走しています。
943793_10151703543122932_88016535_n写真は試走中のティミーとジョニーですね。

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これはカワサキに乗るロビーベルのオンボードカメラ。先に行なわれたサンフェリペ250のレース中の映像。 3:00辺りに右前を走るのがこのレースで優勝したJCR/HONDAのコルトン。このスピード!尋常じゃないですね。というか、このレベルのライディングに耐えうるシートという物を考えさせられる映像でした。
一応自分もオフロード乗りであり、少しばかりレースをかじってはいるけれど、このスピードは未知の世界なので、彼らが求めるシートへの要望を理解するために何度も観ましたね。

そして、JCR/HONDAから届いたバハ500のマシンの写真。
ちゃんとスタジオ撮影されてる。
野口シートの赤がええやん!みたいなコメントが嬉しかったな。
JCR 2013 Baja 500 race bike-1JCR 2013 Baja 500 race bike-2かっこいい・・。覚えたての英語で言うなら  awesome! と叫ぶね。
しかし、恥を忍んでいうなら、ビッグタンクによって少し押されたシートが、シート前部にシワを寄せてしまっているんだな。このビニールレザーは特殊で、滑り止め効果は抜群なんだが、薄く伸びない性質なのでほんの少しの形状変化で簡単にシワが寄ってしまう。
私がこの現場にいれば、シート外して張り直して十数分で直ぐに解消できるんですけどね。こういう時が一番つらいです。でも、どんな状態でもベストなシートであるために、これも大きな課題として解決できるように研究していきます。

サンフェリペ250に続いてバハ500も優勝決めてください。 Go JCR/HONDA

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XR500でバッグ  Original bag

先日珍しいマシンが持ち込まれました。XR500
IMG_4853水入れ付アンダーガードにエキパイやサイレンサー、そしてビックタンク。
1982 パリダカでシリルヌブーがこのマシンに乗って優勝しました。
P1000149まだ製作途中ですが、タンクが出来上がったと言うことでタンクに合わせたシートを作りに持ってきていただいた次第です。
その時に、このオリジナルカバーでバッグをお願いしますと言うオーダーもいただき、先にバッグだけ納品させていただきました。
IMG_4914これと

IMG_4915

 

これです。

私が作るとこんなデザインなのですが、ほかの人が考えると、どんな色使いや切替になるのかなといつも悩みながら作っています。2つとも気に入っていただき安心した次第です。
古いバイクですが、思ったよりビニールレザーの硬化が進んでおらず広い範囲でオリジナルレザーを生かすことができました。
こうして、お客様のオーダーでバッグ製作も可能です。

オリジナルバッグも残り少なくなりましたが販売中です。

キャプチャ

 

XR500のシートがどうなったかはまた後日