X-GAMES 2012 [STEP UP] #Todd Potter JCR/HONDA

STEP UPという競技はバイク版高飛びです。誰が一番高く飛ぶか。説明より下の動画をどうぞ。

http://espn.go.com/video/clip?id=espn:8115438

動画にもTodd potter が乗るCRF450Rが出てきます。

昨日からネットのライブ中継をずっと観てます・・。そりゃうれしいですからね。それと、まさか自分のシートがX-GAMESで使われると思っていなかったし、正直X-GEMASでのシートの重要性については何も知らなかったというのも事実。

しかし、今回Toddが使用したシートはCRF450R用の超滑り止めカバーがついたもの。もちろん中身は衝撃吸収材T-NET入り。どう見ても着地の衝撃は半端ないですもんね。ないよりあった方が良いに決まってる。
JCRの花輪さんと少し話をしたところ、この世界も当たり前だけど奥が深く、シートもさることながらマシンのセッティングからして全然別物と言う事でした。
そして、フリースタイル用のシートも是非作って欲しいと言う依頼を受けたので、今まで以上にシートに注目しながらビデオを見てます。

ただ薄いシートではなく、機能性とかっこよさを備えたシート作らなきゃね。

バイクの全てのジャンルで、ライダーが最高のポテンシャルを発揮できるシートを目指しますよ!

 

X-GAMES 2012

今朝ツイッターを眺めていたら、JCR/HONDAのチーフメカニックであるエリックが投稿していた写真が目に止まった。X-GAMES2012の会場から。

工具巻きはいつもエリックと一緒に行動しているようだ。プロが認めてくれると言うのはうれしいね。こちらは縫製や張り込み、もちろんシートのプロ。だけど、お互いの分野でプロ同士のぶつかり合いはある。そこで生み出される製品は誰もが認める完成された物になるんだ。どんどん使って貰ってさらに機能性をアップしていきたい。

そう思いながらもう一枚の写真みると

??????

ノグチシートがついてないか????

このマシンのライダーは写真から推測するにTODD POTTER知る人ぞ知る、X-GAMESのゴールドメダリストだ。
RED BULLのX-FIGHTERSのワールドツアーで現在ランキング1位なんだ。

JCR/HONDAがサポートしているライダーというのは聞いていたけど、彼のためにシートのオーダーがあったわけじゃない。いや、使ってもらえるならこんな嬉しいことはない。
早朝から興奮して、エリックに直接メッセージを送ってみたら直ぐに返事が来た。

ノグチシートを使うよ!!!ちょっと待ってな写真撮ってくる。

って、この写真がアップされた

おぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!

以前CRF450R用にお願いされた超グリップシートだ。シート本体がなくて、カバーだけを何種類か送ってあったんだ。それだね。座面にリブが入っている。

JCRの花輪さんからメッセージが届いた
「 トッドのシートは彼とテストして気に入れば使うと言っていたのです。気に入ったんですね!」
なるほど。テストしてくれてたんだ。そして、気に入ってくれた!

いやーーうれしいね。もう直ぐ始まります。

ノグチシート X-GAMESデビューです。

このシート・・いや、このマシンが華麗に空中で舞う姿がライブで見たい。

青木拓磨のレン耐用シート Minibike endurance race.


レン耐
って聞いたことがあるでしょうか。
青木拓磨さんがプロデュースする、今年で8シーズン目を迎えるミニバイクのレンタル耐久レースのことです。とにかくサーキットを走る装備さえあれば、後はバイクをレンタルして走るだけのお手軽なレース。年間17戦もあり各地のサーキットを回っているので、興味がある方はWEBサイトにて確認ください。

そして先日、青木さんから電話。「レン耐用のバイクのシートがボロボロなんですよ」

ずらり並んだレンタルマシンの写真が送られてきた。ガムテープで補修してあったりして、いくらレンタルといえども破れたシートではかっこ悪いし士気も下がるね。
レンタルマシンはAPE50と100があり、しかも混走なので後ろから一目で分かるように色を変えたい。色も変えて50ccと100ccの表記もしたいと言う事でしたので、こんな感じに仕上げました。

レンタルマシンっぽさ満点ではあるが、これはこれで悪くもないかな。
しかも、ジーッと眺めてたらスライムにも見えてきた・・かわいいぞ!

もちろんサイドには野口シートのエンボスロゴマーク

レンタルだろうがミニバイクだろうがレースはレース。やるからには勝ちにこだわらないといけません。なので、少しでもライダーの役に立てればと、座面には滑り止め効果の高い物を使いました。

レースは2週間おきに開催されるペースなので、数回に分けて破れたシートが新しいシートに変わっていきます。 お楽しみに。

実は私も20年ほど前に鈴鹿などでロードレースを少しかじっていた時期がありました。恥ずかしくてタイムを言うレベルではありませんが、まさにその頃憧れた選手と今こうして話ができるのは嬉しいですね。それと、これを機に一度レン耐出てみようかな・・・当時のつなぎはもう着れないなぁ・・ちょっと考えよう。

レースの模様は上の写真をクリック↑

Baja500 JCR/HONDA レース前のピットの画像 Before the battle

レース前のピットの画像をJCR/HAONDAの花輪さんからいただきましたのでアップします。

工具巻きもこの日のために準備したようなものなのです。

まだ余韻に浸ってる状態です。何度もJCR/HONDAのCRF450Xに取り付いたシートを見てジワジワとこみ上げてくるものがあります。あのスーパースター、ジョニーキャンベルのチームに野口マークがあるわけですから。

それより、調子に乗ると欲も出るものでこの写真がホットパンツだったら完全にアメリカンなイメージで今度の広告に使えたなぁと(^^)
さぁ仕事だ!がんばろう!

 

 

 

 

 

Baja500 JCR/HONDA Finish!

この時間まだレースは続いてはいるが、バイクのトップグループは既にゴールした。結果からいえば1位カワサキ 2位JCR/HONDA 3位KTMの順だった。

応援しているというより、昨年末にいただいたシートのオファーから約半年、テストを繰り返し今回のバハ500でJCR/HONDAのゼッケン1xに初採用となったノグチシート。気分は現場で手伝っている感じに近い。フェースブック上ではかなり細かく途中結果が速報として流されるから目が話せられない。500マイル(800km)もあるのに1位と2位が常に1分とか30秒差のタイムで発表されてくる。アベレージスピードが高いからワンミスが取り返しのつかない差に広がることも容易に分かる。とにかくライダーもサポートメカニックたちも、まさに一瞬たりとも気が抜けない状況である。2位と言う結果は悔しいけど、次はバハ1000。次はJCR/HONDAが美酒に酔う番だな。

この半年でシートの要望やライダーの好み、そして乗り心地のよさとは底付きの解消や尻の痛みだけではないという、とても重要なことが得られた。「勝つ」ためのパーツとしてノグチシートが必要であるために、今まで得られた情報とこれからのテストでさらにそれを確実なものとしていきたい。そして、今もその要望に対して試作の試作の試作・・・。開発にゴールはありません。もっと!しかないのです。さぁいくぜ!