いよいよBAJA500がスタートします。日本時間で言うと今日の夜中になるのかな。
JCR/HONDAも準備完了です。JCRの花輪さんより写真をいただきました。
もちろんノグチシートも準備完了です!
工具巻きも準備完了です。
GO!!!JCR/HONDA!!!
いよいよBAJA500がスタートします。日本時間で言うと今日の夜中になるのかな。
JCR/HONDAも準備完了です。JCRの花輪さんより写真をいただきました。
もちろんノグチシートも準備完了です!
工具巻きも準備完了です。
GO!!!JCR/HONDA!!!
6/2にスタートするバハ500 ゼッケン1xを付けるJCR/HONDAのマシンCRF450Xのテストが行われました。サスペンションや細かな部分、そしてなんと言っても気になるのがシート。そのテストの報告をJCR/HONDAの花輪さんからいただいた。
今回はシートウレタン2種類とカバー6種類を送りました。前回サンフェリペ250用に送ったアルカンターラ仕様のシートは「滑る」と言う理由で本番仕様にはなりませんでした。(もちろんアルカンターラが滑る素材ではなく、バハ250で使用するにはというお話)しかし、そのシートはお蔵入りではなくジョニーキャンベルが気に入ってくれてバハで2日間乗ったときは抜群に調子よかったと評価を貰い、プリラン(バハというレースは事前に試走が可能で、それをプリランといいます)では他のみんなも使いたいと言う事でした。
今回は滑り止めに重点を置き、形状にも気を使いました。
そして、テストの結果座面サイド共に滑り止め効果の高いものが評価されて、なんとバハ500の本番で使われるそうです!!!
やったーーーーーーーーーー!ばんざーーーい!って、大きくガッツポーズしちゃいました。
とにかくこれはビッグニュースです。自分でビッグニュースだって言わないほうが言いかと思いつつ、でもこれはビッグニュースなんだから言おう。ゼッケン1x(チャンピオンゼッケンね)がノグチシートを装着して走るんですよ。飛び上がるくらい喜ぶでしょう。だって、マシンの性能を上げるマフラーやサスペンションなどは一般的な改造パーツとして認知されていますが、シートと言うと極端なことを言えば「付いてればいい」程度の認識が、わりと最近まであったと思っています。こうしてJCRのマシンに装着されるということで機能部品としてさらに広くシートの重要性を広めて生きたいと思います。
まだスタートまで時間があるし、ノグチシートが付いたJCR/CRF450Xがトップでゴールするのを願うばかりです。
テントの下に作られたピットには野口製の工具巻き、そしてテストを待つノグチシート。信じられない光景が現実になっている。夢は叶うとよく言うが、夢にも思わなかったことが現実になるとそれまで頭に描かけなかった夢が浮かんできますね。決して欲をかくわけではなくて、ワクワクしたりするけれど緊張でドキドキしたるする夢。益々楽しくなりそうです。
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VFR1200Fのシートはウレタンにビニールレザーが張りこんであるものではなく、真空で型に引っ張られたビニールレザーにウレタンが注入されてできた一体式のシートです。なので写真のように通常の張り込みでは再現できない模様がシートに表現できます。
このような製法のシートで最初だったっだのはBMW F650だったと思います。BMWのK1200SやK1300Sも同じです。KTMも125DUKEがそうです。
通常の張り込みと一体成型のシートではどちらも一長一短があるというところですね。
はっきりいえることは、一体成型のシートは改造する場合元通りになりません。VFR1200Fの場合ですと細い凹のラインやランバー部の凸などです。特にオーバーハングしているところは張り込みをすると生地が浮いてしまうので、埋めて整形しなおします。一度はがしたノーマル表皮は再利用できないので張替は必須となります。
今回の依頼はライダー部座面の形状変更でした。割と大掛かりな形状変更であったため加工途中で確認をしていただきました。完成してから手直しをすると大変な作業となるので、大幅な形状変更の場合は途中での確認をお勧めしています。納期は少し伸びますが確実です。
とにかく先ずは座って感触を確かめます。仮で張り込みがしてあるので試走も可能です。
修正点や張り込みの切り返しをシートに書き込んでいきます。
いろんな方向から眺めて打ち合わせ。
今回のお客様はシートを2個お持ちだったので、バイクで来社いただき確認作業をしました。遠方やシートが1つしかない場合は宅急便で送り確認も可能です。依頼時に申し出ていただければそのように対応させていただきます。
テストは続くよどこまでも・・いや、どこまでもテストが続いていてはいけないんだ。
しかし、ライダーが納得しなければ勝つためのアイテムとして認めるには、まだ足りないものがある。今回のテストはティミーが行った。
結論から言うと以下のとおり。
・シートが凄く固く感じる
・シートの形状はOK、もう少し低くても良いかも
・シートカバーはもっとグリップする素材の方が良い(サイドも上部も)
・もしかしたらシートカバーの折り返しでシートが固く感じるのかもしれない
という事でした。形は良いが、シートが固く感じるのが一番のネガだそうです。カ
バーはもっとグリップする素材があれば良さそうです。
うーーーん・・・今回はシートが1つしかなかったので、思いついたパターンのシートカバーを何種類か同封した。
張替えて試すという面倒をかけてしまうが今回は仕方がない。
先ずは一番グリップ力が高いと自負していたものを張って送った結果が上記の内容だった。ノーマルと比べたらどうなの?と言うくだらない質問をするつもりはない。
ダメならイイ!と言われるまでやるだけである。彼らもプロだし時間も限られている。いつまでも付き合ってられないだろう。しかし、焦って迷った製品を作るわけにも行かない。
連休中に自分でも試してみよう。