ビモータ bimota db2  シート形状変更と張替

以前にビモータdb2の張替えをさせていただいた方から、シートストッパーの形状変更と張替の依頼がありました。


アルカンターラとパンチングアルカンターラを組み合わせた張替え。
今回はこのシートストッパーを新しく入手されたということで、希望のカットラインをシートに書いていただき送っていただきました。シートベースとなるFRPまでカットすることになるので、事前に写真を何点か送っていただき打ち合わせをしました。



先ずはこのラインに沿ってカットをして、一旦返送して装着確認をしていただきます。
大きく形状変更する場合などは、こうして作業途中で確認いただくことが可能です。
完成してからだと手直しができない場合や、余計なコストがかかってしまいます。


お客様から確認のメールと写真が届きました。要望事項も記載されています。
細かな指示をいただくと、その分作業の間違いも起きづらいので、作業者も依頼されるお客様も安心です。

かなり薄くなったので、ご希望されていたデザインで張りこむと、縫いしろが邪魔をして凸凹する部分が出るのため見苦しいと判断したので、1枚貼りのイメージもつけて再度確認いただきました。
再度の確認をいただき完成しました。


お客様からのメール
『完成品シート、無事に受取を致しました。
 相変わらずの素晴らしい仕上がり具合で、実走行でのテストでも狙った通りの効果が得られて大変満足をしております。色々と細かい注文にも応えて頂きまして、ありがとうございました』
こうして満足いただけるシートを作ることができて、当社も同じようにうれしい限りです。
シートの形状確認をしていただく場合、お客様の送料の負担は増えますが、理想の形がある場合などはこうした確認をしたいと事前に申し出ていただければ対応いたします。お気軽に問い合わせください。
野口装美 0575-28-2057

CB1100カスタムシート  販売先

バイクショップ様とショップオリジナルのシートを作っていることは以前にもお話したことがあります。
今回はCB1100のシートを作りますと言う事で、何回かに分けてこのブログでお話をしてきました。
最終決定したシートは、現在製作中のためまだ写真が出せませんが、その前に今日は販売先のご紹介をします。

ロゴクリックでパッセージのWEBサイトにいけます。

知っている人は多いかと思いますが、ホンダの逆輸入車販売といえばここです。
オンオフ問わず、逆輸入車販売実績では国内最大手です。

こちらのそれぞれの店舗にて、CB1100オリジナルカスタムシートの展示&販売をします。
また、野口シートのカラーサンプル帳も置いてありますので、現在乗られているお客様のバイクシートの相談にも乗っていただけます。
パッセージ埼玉の店長ブログに当社のことが書いてありましたので、リンクさせていただきます。
その1
その2
最近ではこんなシートの依頼もありました。


CB1000Rのシートです。シートに№12の刺繍で誰のバイクか分かる方はいますか?かなり有名な方ですね。
2011早々には店頭にデモシートが行きますので、気になる皆さんはパッセージへお問い合わせください。

ジョギングと山歩き

これは体質なんでしょうが、早起きに苦痛を感じたことは今までありません。
冬の寒いときはさすがに、布団から出るのが辛いなと思うことがありますが、1年を通して5時前後には会社に出ています。朝の静かな時間にメールの返事をしたり、書類の整理をしたり、試作の案を練ったり・・・いろいろ。この時間は、電話もかかってこないし、他人の言葉もない自分だけの世界なので、すごく集中して仕事ができます。
一通りの仕事をし終わると、今の季節だと明るくなるのが6時半ごろなので、その辺りから走り始めます。ほぼ毎日走ります。

携帯電話でこうしたログを取って置けるので、後から毎日のデータを比較すると楽しいです。
たいして早く走らないけれど、毎日4-5kmを走ると、ナイスな体ができないかなと期待してやっています。
休みの日は山ですね。
こちらは相変わらず、金華山やその近くの山を登ってます。

金華山は登り始めて、もう丸二年経ちます。ゆうに100回以上は登ってますね。
朝登る山はこんな景色が見れるので好きです。

これは今朝の百々ヶ峰からの眺め。
今日は山頂に誰もいなかったので「やーーーーーっほーーーーーーー」って出せるだけ大きな声で叫んでみました。
大声出すのって普段は中々しないので、叫んでいるとなにか毒も一緒に抜けていく気がしました。
スカーーーっとしますよ。
正月はどこの山に登ろうかな。

アントニオ・ガウディ

友人から1冊の本を借りた。

見てるうちに色々思い出してきた。
2005DAKARはバルセロナがスタートだった。
もう6年も経ったのか。
友人のシートのサポートで単身バルセロナにシートのクッション材料を持って乗り込んだ。
到着したのが深夜。レンタカーを借りて、予約しておいたホテルを確認するがよく分からず・・。
しかも雨。中心地までは先ず高速道路に乗らなければならず、冷や冷やドキドキ。
迷いに迷って、走っているうちに目の前にいきなりサグラダファミリア!
薄暗いけどライトアップされたそれは、今まで本で見て想像していたスケールとはまるで違っていた。
早くホテルに行きたかったけど、しばらく車を止めて眺めていた。
結局滞在中にはエレベーターで昇ったり、階段で登ったり、行ったりきたりで何回も行ったなぁ。


レースのサポートが優先ではあるけれど、レンタカーという素晴らしい移動手段があるおかげでグエル邸、グエル公園、カザミラ、カザバトリョなどなどなど
訪れる場所場所で、ほぉー、とか、はぁーとかスゲーーーって言ってたなぁ。
6年前のちょうど今頃だな。
街はダカールの旗がそこかしこに立っているし、チームジャケット来た人たちが沢山歩いていた。
友人から貰ったチームジャケットのおかげで、滞在していたホテルでは、ほんのちょっとサービスがよかったりした。

スタート前日の広場の風景。
この位置から右と左にもズラーーーっと車両が並んでいた風景は圧巻だったなぁ。
バルセロナはまた行きたい街です。

ソファ製作

おかげさまで年末まで沢山仕事をいただいております。
その中の一つに特注ソファの製作もあります。
別々のお客様から、仕様用途がそれぞれ違うソファの依頼を受けました。

写真を見て分かるように、大きさも違えば座り心地も違います。
硬いウレタンで構成して、かっちりしたすわり心地。
薄いけど、適度な沈み込みと底付き感のないすわり心地。
座った瞬間にフワーーーっと沈んで包まれるようなすわり心地。
使用する材料は、数種類のウレタンであったり、樹脂の綿であったり、スモールフェザーだったりします。
作る前に依頼者に実際座ってもらって座り心地決めたり、コンセプトを伝えてもらってこちらで材料を決めることもあります。
張りこむ布地でも感触が大きく変わりますので、ビニールレザー、布、革などで完成時の座り心地がイメージできるような提案をしないと、「打ち合わせとなんか違う物」になってしまうので注意が必要です。

当社は張り込みの会社ではありますが、信頼の置ける確かな技術を持った木工職人さんや金属加工職人さん、FRPなどの樹脂加工職人さんが沢山協力してくれます。なので、ゼロから完成品まで請け負いますので、気軽にご相談ください。