ファラオラリー

10/4にファラオラリーが始まります。

公式速報サイト

エジプトのピラミッドの前をスタートするラリーで、私も一度は行ってみたいと思っているレースです。
日本からはチームランドクルーザーが出場。

三橋淳のドライバーは2010ダカールのままですが、ナビゲーター2人とドライバー1人は新しくなりました。
ナビゲーターの一人は社内選考から選ばれた田中さん。

今までさまざまなトレーニングを積んできた結果が、先ずこのファラオラリーで試されます。
もちろんこのレースでも、当社のクッションが使用されます。
今回のレースの感触を元に、クッション性を再検討してダカールに望みます。
チームランドクルーザー、第一ドライバー
三橋淳のHP  ここから彼の速報も知ることが出来ます。

展示会など

椅子張りのお手伝いをさせていただいている「TOKOTOWA」さんが展示会を開かれます。

日時:2010.10.8(金)~10.17(日)  10:00~19:00
場所:名古屋市昭和区阿由知通5丁目12番地 恵方ビル3階
    KOKOKARA HAIRギャラリー

当社でも急ピッチで、座張りからソファなど製作しております。
もうひとつ

その名も「chairs」今回で11回目を向かえる展示会。名古屋デザインウイークのオフィシャルイベントとして開催されます。
こちらは、当社の張りこんだ椅子はありませんが、知っている人が参加しているので見に行こうと思っています。
毎回テーマに沿った作品が展示され、今回のテーマは「物語」さてどんな椅子が出てくるのか楽しみです。
会期:10月9日(土)~11日 (月) 10:00~20:00(最終日18:00)
会場:ナディアパーク 2F アトリウム

世界時計

前から世界時計が欲しいなと思っていました。
友人や取引先が世界各国に散らばっているわけではないのですが、ダカールが開催されれば現地時間が気になるし、たまにある海外からの問い合わせも、やはり現地時間が気になる。
小さな物より、ポスターサイズのものがほしくて探していたんです。
ちなみに当事務所の壁に掲げる写真などは、季節ごとに変えたりしています。
衣替えと同じで、壁の絵が変わると気分もいいものです。
壁の衣替えの季節となり、新しい写真を探しているところで、安くこの時計が出ていたので衝動買いしました。


結構気に入ってます。
ちなみに、プラスチックのレンズにこんな傷が入っていましたが、ブルーマジックで磨いたら綺麗に傷も無くなりレンズの艶も増しました。

小さなショルダーバッグ

普段バッグを持って歩くことがありません。
セカンドバッグを小脇に抱えてなんて怖くてできません。
仕事は別として、毎日持ち歩くものと言えば携帯電話と財布ぐらいなものです。
なので、パンツのポケットに入れれば済むのですが、バイクや自転車で出かけるときや少し持ち物が増えたときは、やはりバッグがあると便利ですね。
ずいぶん前に友人から「古いバイクシートや椅子の革を使ってバッグできない?」と言われ、作ったのがこれ。

MVアグスタF4HONDA XRBOSS HOSSKTM 640ADVの4台のシート生地から出来てます。
関係ないけど、車体価格の総額はゆうに1千万円は超えますね。
今でも愛用しています。
それまで、シート表皮の返却の要望があれば返却して、それ以外は廃棄処分していました。
その友人のアイデアをいただいてからは、ロゴが付いたものを中心にシワを伸ばす加工を施して保管しています。
ビニールレザーの硬化や汚れや破れはありますが、それはそれでこのバッグの味となります。
それから、古い本皮で張られた椅子の表皮も保管しています。
人工では出せないひび割れた革、焼けて色あせた革など、これもいい感じです。
友人の依頼ついでに何個か作って、おかげさまでほとんど売れました。
その時製作のバッグはこちら
素材がたまってきたので、新作に取り掛かっています。
携帯と財布とあと少し入ればいい小さなショルダーバッグです。
と言うか、ほかに何かいい呼び方はないものかな。
試作なのか本番なのか、色々組み合わせて実験的に何種類か作ってみました。


1.640ADV

2.XLR

3.OLD CHAIR

4.660RALLY
いくら小さなバッグでも、物を3つ4つ入れると携帯が直ぐに出せないときがあるので携帯専用ポケットをつけました。

フラップはバッグ用のマグネットでとまります。
さらに何個か作ってみようと思います。
もちろん販売もします。
メッセンジャーバッグも、一回り小さなもので日帰りツーリング程度の持ち物を入れる大きさで製作中です。

型紙です。
近いうちにここで発表しますね。

古いカメラ AIRES 35-ⅢB

古くから付き合いのある協力会社で、作業を手伝っていたときの事。
カッターナイフの刃を探して棚を除くと、埃の塊になったこのカメラを見つけた。
埃は付いているが、錆はほとんどない。
各部は動くが、こういったものは触った事がないので、果たしてそれが正常なのかどうかが分からない。
とりあえず、これは使う事もないと言う事なので預かる事にした。

AIRES 35-ⅢB
アイレス??
聞いたことがないメーカーです。
調べてみると・・・
アイレス写真機製作所
へー、このモデルは1957年製なのか。
53年も前のカメラ。
そういえば、僕が子供の頃にも革のケースの入ったこんな感じのカメラがあったな。
とりあえず、外は磨いてみた。
磨いては見たものの、カタカタ音がするし、シャッターの切れも悪そうに思える。
なにより、レンズの内側が汚れているのがどうしても納得いかない。
机の引き出しを開けると、精密ドライバーセットがあるじゃないか。
さて、



向きがありそうな部品は片っ端から撮影。
カタカタ行っていたのは、のぞき窓のガラスの接着剤がはがれでした。
肝心のシャッター部分までは結局たどり着けず・・・
まったく分解の仕方が分かりません。
内部を見れば見るほど、精密なギアの組み合わせや絶妙なクリアランスにワクワクしながらの分解掃除でした。

レンズ部分の分解は、これ以上やると力ずくでの破壊行為になる可能性があるので、ぐっと我慢して再組み立て。
なんだか分からないが、この1枚の紙だけ余りました・・。

偶然、机の中にあった24枚取りのフィルムを装填して、外に出てみた。
シャッターが、カシャッ!では無く
ニィィィーーーーカッッチャ・・
とねばっこい動きです。
やはり分解しなきゃです。
レンズやシャッターは、もう少し調べてから手を出そうと思う。
落ち着いた気持ちで集中してやる時間を作らなければいけません。
こういうときに限って、あれもこれもと忙しかったりするんです。
おそらく30年以上は寝たままだった機械を、力技でいきなり起こせばへそ曲げるのは確かな事ですからね。
少しの時間、このままで眺めていよう。

写真が取れたらまた報告します。