バリ島-ロンボク島でバイク遊び

今回で3回目の訪問となるバリ-ロンボクバイクツアー。
コマ図を使ったり、GPS走行したり、思う存分走りまくる5日間のツアーです。
ツアーと言ってもコンボイを組んで走るのではなく、一人ずつスタートして、あとは自分のペースで自由に!と言う感じ。なので、バイクのトラブル、ミスコース、諸々なにかあれば自分で解決して、その日の宿に来ることができる人というのが参加条件。
迎えに来てくれたスタッフは顔なじみで「野口さん久しぶりだね」と言う感じで嬉しい。
お土産のグリップシートも喜んでくれました。
今回の懸念材料だった「雨季」は初日から絶望的な豪雨を見舞ってくれてます。
スタートして竹林の中のトラックを走っていると、竹も大木も大雨で倒れまくって道を塞いでいるんです。
水で洗われたシングルトラックは、深い溝になってたりします。
GPSの指示通りに進めない場合は、GPSの軌跡を見ながら、う回路を探したりします。
どのくらいの雨かって言うと、オンコースがこのありさま。
山に降った雨が集まって、村中を川に変えてました。

コースの所々でこんな寺院にも出くわすのですが、何しろぶん殴られるほどの雨がずっと降ってるので写真撮影すらする気になれません。
雨が降ってると止まるのが億劫になるんです。
ホテルに着くと雨が上がったりと、なかなか手強い雨季。
雨季と言う言葉は小学生で習ったと思うけど、雨季をなめてました。
まさに雨季なんです。毎日雨なんです。それも、すごい雨なんです。
学校で習った雨季と、今回体験した雨季は全く違っていたというか、雨季とは何ぞやと言う時には2月のバリに来ると良いと思います。
笑うほどの大雨の中「あかん、とりあえず休憩しよう」ってバリのコーヒー飲んだり、3日目ともなると、雨を楽しむというより、雨季に逆らわずに受け入れる的な感じで淡々と走ってました。凍えるような寒さではないことが救いでした。

雨が上がったとしても、道路は崩れたり、深い泥道だったりと気が抜けません。
こんな荒れた道でも地元のスクーターはタンデムでトコトコ進んでいきます。

とは言え、参加者全員が持ってるのか持っていないのか、最終日は朝から青空が!

やはり、晴れた時の青空と青い海は最高です。
尾根伝いに走るルートからの眺めが素晴らしい。
見た目がそれほどではないランチパックだけど(半日ディバッグの中に入れてれば中身は偏りこんな見た目になってしまう)、晴れてて景色の良い所で食べると、それはもう美味いに決まってます。実際、良い塩加減とカリッと揚げたチキンとご飯がよく合います。ちなみにこのまま泥が付いた手を使って手掴みで食べるインドネシアスタイル。
こんなランチの日もあった。
明日のランチパックは何がいい?ってスタッフに聞かれて、何があるの?と聞いたら「xx。xx。x ハンバーガー」って最後にそれを出してきたので、迷わずみんなでハンバーガーを注文。
正直、バッサバサの触感のバーガーかと思ったら、これもすごく美味しいランチでした。

スタッフが用意してくれたコーヒーおじさん。
めちゃくちゃ遠い麓から、コーヒーを淹れに歩いて山の上まで来てくれました。
雨が降ってたらこんな場所でランチなんてできないですからね。


今までの天気があったから余計に感動が大きいです。

まさに絶景。バイクでしか行けない山道を通ってたどり着いた岬。

やっぱり天気が良いと良い顔になれます。

ご飯は何を食べても美味しいし、現地スタッフもものすごく良い人たちばかりだし、また機会があれば行きたいなと思います。

ちなみに56と言うゼッケンは、このイベント中に誕生日を迎えて56歳になったので、希望ゼッケンとして56を入れてもらいました。
なんかもう60が見えて来たなぁと思いつつ、40年近くこんな遊びが続けてられるという幸せも感じております。

さぁ次はどこを旅しようかな。