ロゴプリントの耐久性 endurance test

今年のはじめ。と言っても2月後半だけど、ロゴプリントについてブログで書きました。

あれから約半年、毎日数時間私の尻に敷かれ続けた座布団がこちら。
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使用前がこちら
IMG_8925ナイロンタフタにプリントしたところは、手で無理やりはがすと取れてしまった。
それ以外の、ウルトラスエード(アルカンターラ)、ビニールレザー、ナイロンオックス、表面の凸凹が多いビニールレザーなどは、手ではがそうとしても、めくったそばからちぎれてしまうくらいの密着度の高さでした。
摩擦による表面の色落ちはありますが、ここまで毎日お尻でこすられてもこの程度であれば問題ないレベルと判断します。 それと新品デニムによる藍色が少し移行してます。
印刷したプリントはこのような感じですが、印刷前の白のシートは色の移行もめくれもなく安心して今後も使えそうです。

さらに、もう一つの実験。
同じタイミングで、会社の庭にずっとほったらかしにしておいたもの。
23風で飛んでいかないようにバーベキュー用の網を乗せておいたら跡がついてしまった・・。

雨、雪、風、直射日光にさらされていたにもかかわらず、印刷面の写真の光沢は落ちていません。
フィルムの硬化も今のところ確認できません。端面のはがれもなく密着度は高いままです。赤いビニールレザーはさすがに色の飛びがありますが、このビニールレザーに限っては性能重視のため仕方がないです。
色の飛ばない赤も取り扱っておりますのでご心配はいりません。

カタログデータよりも、こうした屋外での暴露試験や、実際の使用の想定以上の負荷をかける試験によるデータを取ることで、製作側もお客様も安心できる製品になるものだと思っております。

印刷による新しいロゴを今後は展開していこうと思います。