アフリカツイン1100 ダカールスペックシート CRF1100Lその後

昨年の3月に作った三橋さんのシート。
それからいろんなモディファイが加えられ、シートを新しくしてからの走行距離は5,000kmを越えたととのこと。
撮影やダート率も多く、一般的なオンロードツーリングに比べて結構激しく使用されてきました。
シートを作った時はこんな感じでしたが
細かいところを見れば本当にキリがないくらい手が入っていますが、サイレンサーくらいかなパッと見て変わりがないところは。
大きな部品は特注アンダーガードがつけられ、よりラリーマシンに近づきました。
デカールをデザインされた方が、シートのデザインも考慮してくれたと思うのですが、それくらいデカールとシートデザインがぴったりとマッチしています。
とにかくかっこいいです。
お披露目に来ていただいたついでに、激しく使われたシートのメンテナンスというか、見えない部分で不具合が出ていないかを確認させていただきました。


パッと見たところウルトラスエード(アルカンターラ)の表面は汚れがあるものの見苦しい痛みはなく、良い状態を保っています。破れれなどもなく縫製にも問題はありませんでした。
そして前後シートを外します。

カバーをはがして防水コーティングを確認します。
60mm盛ったハイシートはそれなりにクッションストロークが出るため、三橋さんのような激しく乗るシチュエーションがある場合は、防水コーティングが剥離するのではないかという懸念もありましたが、これも心配はよそにどこにも問題がない状態でした。
そしてウルトラスエードのカバーを軽くクリーニングして再度張り込み。
今年もこのマシンで全国を回るそうなので、マシンと共にシートもじっくり見ていただければ幸いです。