ゴーーール!ダカールラリー2013  DAKAR 2013

・・・・・今日のチェックポイントはみんなで温泉に入ってもらう。と言う事で、各国のライダーとワイワイ言いながら砂漠の中にある温泉に入っている。温泉に入りながら目の前に広がる大砂丘を指差して、あーだこーだ言っているうちに目が覚めた・・・・・どんな夢じゃ・・・

また砂漠を走りたいなと強く思う朝です。

さて、2013ダカールラリーが今日のゴールを迎えました。14日間と言うのは本当に長丁場ですね。ライダーのみならず、それに関わるすべての人、お疲れ様でした。

バイク部門はKTM シリル.デプレの五回目の優勝。やはり強いね。人もバイクも強いわ。毎日見てて、レースの運び方など凄く考えて走ってる。おめでとうございます。
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ホンダは#3ヘルダー・ロドリゲスが7位 #30ハビエル・ピゾリトが8位、#33ジョニーキャンベルは40位と誰一人リタイヤせず完走を果たした。もちろん優勝を狙ってたわけだから悔しさもあるだろうけど、来年に向けて勝てる要素も見えたんではないかと思ってる。ファンとしてね。KTM一色のように見えた最近のダカールも、各ステージのトップをハスクバーナ、ヤマハが獲る日があり、今後も各メーカーのせめぎ合いが楽しみです。

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ジョニーさんは3日目にトラブルで順位を最後尾まで落としたが、途中ステージ2位になったり、100人抜きしたりと、JCRのボスとしてかっこいいところを見せてくれました。

そして、今回のダカールは野口シートにとっては大きなニュースになったレースでした。
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毎日アップされる各メディアの写真やビデオを見ては、各ライダーの座る位置やシートに何か不具合が起こっていないかなど、どんな細かな情報でも取るつもりで見入ってました。
問題があれば報告があるだろうし、なければ良かったと言う事にしておこう。
自分自身で、ここはこうしておけばと言う事はたくさんある。物を作っていれば必ずそうなるんだけど、作り続けると言うことはそういうことなんだと思っている。
MOTORSPORT -  DAKAR 2013 - PART 2座り心地はどうだったんだろう。シート屋としては1点そこが一番気になるところです。
気になるといえば、こっちも。

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工具巻きも毎日の作業に貢献できただろうか・・・

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オリジナル座布団はなにげに好評だったようです(^^)

2014DAKARに向けての話はまだ早いかと思うけど、次があるなら今年以上のシートを作りたいですね。案は色々あるんです。

ワークスマシンに装着されるシートが特別なわけではなく、野口シートが作るシートはすべてが特別であり、オーダーいただくお客様全てに最高の座り心地をこれからも提供していければと思います。
こうして書くのは簡単なことなのですが、実際乗り心地と言うものは感じ方が十人十色。
まぁこんなもんでしょう。と言う「こんなもん」のレベルをいかに上げるか。
そのためには、世界を極めたライダーのインプレであったり、口うるさいベテランであったりします。
私はツーリングライダーなので、トップライダーの仕様は合わないのでは??と思われるかもしれません。
しかし、その道のプロになればなるほど要望は単純で(だから加工するほうはごまかしが効かない)良い悪いがはっきりしている。
正直言うと、めんどくさいこともあるけれど、それをクリアすることでお客様のように対する処方の引き出しが増えるわけです。
その引き出しから、座り心地の改善を要求されるお客様に、期待以上もので応えられるように技術を磨いて行こうと思います。

僕はトップライダーではないけれど、ラリーを走っている数少ないシート屋のライダーだと自負しています。自分で得るデータは一番の自信になりますからね。

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ゴールして栄誉をたたえあう感動の瞬間ってのは、その場に行かないと絶対味わえないですからね。

今年もどこか走りに行かなきゃな(^^)

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