トゥアレグラリー用のシート

今回のラリーはKTM530で走ります。

 

このマシンに13Lのガソリンタンクを取り付け、メーター周りにはナビゲーションに必要な機器を取り付けます。その辺りの改造は、既にドイツで進んでいるので心配することはありません。

そして、今回のラリーで一番重要なパーツ。自分が座るシートですね。これを持っていかないことには意味がありません。常々シートの感触や長距離テストは行ってはいるものの、実際のラリーで自分が試したことはもうはるか昔。もちろん今でもいろんな方から現場でのインプレを貰って(前回のJCRの件もいい例ですね)、それを製品にフィードバックしてはいるのですが、やはり自分で体験してより多くの情報を得てきたいと思っています。

さて、シートの改造内容です。写真に寸法などを記載しました。

私の身長は185cm、体重は75kg(風邪で朝練サボっていたけど体型は維持されてます・・)
ノーマルシートの高さだと足に少し余裕があるのでアンコ盛。一番低いところで15mm程度です。幅は一番狭いところで10程度。厚みを持たせることでクッション性を向上させ、衝撃吸収材T-NETの挿入で長距離の疲労を軽減する。
表皮はアルカンターラ+B-16. トップライダーのように常にスタンディングで走ることはないので、シッティング時にお尻の蒸れを軽減するのと、お尻に対してタッチがソフトなので座面をアルカンターラとしました。B-16はKTMのオレンジに合うので、ロゴを際立たせるためもありアクセントとしてこの切り替えしを入れました。
スタートまで、あと11日。着々と準備は進んでいます。