CRF450Lシートカバーの張替え

自分のCRF450Lも今年で、もう5年も経ちました。

自分のバイクのシートは何をやってもいい実験の場なので、新素材や実験的な材料の組み合わせなどしています。
去年張り替えたこれは座面にウルトラスエードを使用し、サイドはB-59のホンダ純正ピンクレッド。
サイドのロゴは新しいプリント素材を使用して耐久性を見ていました。
中身は購入後すぐにダカールスペックにしてあり、以来6,000kmほど走行してますがへたりもなく何も不満が無いのでそのままです。
張り替えると中のウレタンや防水コーティングの様子も確認でき、自分のシートは頻繁に張り替えます。問題が発見出来たら直ぐに製作工程にフィードバックできるので、こうしたチェックは重要なんです。
2023モデルのCRF450Rのシートカラーが80年代のXRやCRのように青(今回はネイビーですね)で、久しぶりにホンダの赤/青カラーになったなとみていました。
自分でも試したくなって、春の衣替えの気分で張り替えてみました。
濃紺のビニールレザーが無いので、近そうなB-42で張りました。
良いと思います。ありですね。
新鮮です。欲を言うならデカールに同じネイビーのラインが入るともっと良い気がします。
昨年CRF250Lで同じような組み合わせで作りました。
こちらはデカールの青とマッチしてよりまとまってます。
カバーはウルトラスエードの青です。

これを見てから自分のCRF230Fも青を入れて張りました。

やはりグラフィックで印象は大きく変わりますね。
お客様にカバーの色の相談を受けると「どのような車体色でも黒であれば間違いはないです」と答えているのですが、少し冒険した色を選びたいお客様へのアドバイスをするためには、自分で色々試すしかありません。
それとプロのデザイナーのやることを真似てみるのも良いと思っています。真似て良ければそれも一つの提案になります。